「中古マンション購入完全ガイド」連載中!

資産性を考慮すると小学校入学前にマンションを購入するべきか?

子どもが生まれて、あと少しで小学生。マンションを買うなら、小学校に上る前が良いかな。でも今は価格が高騰しているし、マンションを買おうかどうしようか悩んでいる。もし買うならどんなマンションがいいのだろう?

こうしたことを思っている人多いのでは?こんな悩みに答えます。

本記事の内容

子供のことを考えてのマンションの買い方。

目次

  1. 資産性から考える(経済)
  2. 小学生と中学生の子育てを考える(教育)
  3. ずっと住みたいどうか考える(生活)
  4. 買わない選択肢を考える
  5. まとめ

 

✔POINT

子供のことを考えてのマンション購入ですが、マンションは何千万円もする大きな買い物なので、わかりやすく3つに切り分けて説明します。


僕は結果としては、中古で仕事場に比較的行きやすい所にマンションを買いました。中古で、しかもリノベ前です。そして、子供の小学校の場所は変えませんでした。多くの人と同じようにかなり長い間悩んだ結果、現在の子育て状況を考えて仕事場に近いことを実現しつつ、子供が転校するのもないようにという選択肢を選びました。


もちろんその分、捨てたものもあります。それは、マンションの新しさと広さです。これを、子供の生活と仕事の両立に天秤にかけました。


1.資産性から考える

  • まずは、問題の切り分けをしましょう。マンションを買うという行為と、子どものことは、まず切り分けるべきですね!

あたり前のことかもしれませんが、マンションを買うことは、多くの人にとって人生で最大の買い物です。大抵の人がローンを組んで買いますよね。それも25年とか、35年ローンだと思います。そのため、一度買ったらもう、ローンの支払いループから抜けられないような気がします。

そんな大きな大きな買い物ですから、まずはマンションの資産性を考えるのが最も重要です。中古マンションでももちろん良いです。

もちろんお金がたくさんあって、大丈夫!という人も中にはいるかも知れませんが、そういう方は少ないですよね。そこにずっと住むのだとすると、、、、たくさん考えること(子供の育て方、教育、安全など)が出てきてしまいますが、ここでは資産性のみに着目します。

結論から言うと、子供のことを考えてのマンション購入ですが、当然資産性のないマンションであれば買う必要はなし!子供のf小学校の入学前でも後でも、買ってはだめです!

マンションを買うならば、間違いなく資産性重視です。それは、以下に示すように子供の今後のことを考えてもかなり重要です。売ろうと思って、今すぐにもでも買い手が付きそうな(少なくとも買い手がつくと自信の持てる)マンションだったら買っても良いでしょう。

どんなマンションの資産性が高いの?

1.都心、主要駅への交通アクセスがよい
東京23区の上位は、都心の主要駅にアクセスしやすい駅、複数路線が使える駅が多い。一方、近郊エリアでは、主要駅に近接し価格に割安感がある駅が目立っている。
2.生活利便性が高く職住近接も実現
商業・文化施設などが整った街は資産価値が落ちにくい。近郊エリアのオフィスが集まる駅も、職住近接を求める地元のニーズがあり、RVが高い傾向が見られる。
3.再開発で商業施設ができ、住環境が向上
駅周辺の再開発により大規模商業施設が登場したり、駅前広場などが整備されてイメージが刷新された街は、新築時の価格より中古の価格が上がるケースも見られる。
4.将来性が見込める開発計画がある
交通アクセスが向上する鉄道延伸や新駅開業の計画がある街は、その将来性を見込んでニーズが増える傾向がある。駅周辺で大規模な再開発が計画されている街も同様だ。

https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/ms_shinchiku/ms_money/shisankachi_shutoken_2019/

資産価値ランキング

首都圏資産価値ランキング 1位~20位
順位 駅名 沿線名 都県市区名 リセールバリュー(%)
1位 原宿 山手線ほか 東京都渋谷区 163.2
2位 馬喰横山 都営新宿線ほか 東京都中央区 148.5
3位 みなとみらい みなとみらい線 神奈川県横浜市西区 147.5
4位 恵比寿 山手線ほか 東京都渋谷区 140.9
5位 東神奈川 京浜東北線ほか 神奈川県横浜市神奈川区 140.2
6位 目黒 山手線ほか 東京都品川区 139.9
7位 代官山 東急東横線 東京都渋谷区 134.7
8位 神谷町 日比谷線 東京都港区 134.2
9位 明治神宮前 千代田線ほか 東京都渋谷区 133.8
10位 品川 山手線ほか 東京都港区 133.4

https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/ms_shinchiku/ms_money/shisankachi_shutoken_2019/

これは、東京カンテイ調べによりますが、2006年7月~2009年6月に新規分譲され、2017年7月~2018年6月に中古流通した分譲マンションを対象としています。なので、ちょっと前ですね。それにしても、いい場所が多くて、そりゃ資産性高いでしょ!って感じです。ここにはちょっと手が出ない感じかもしれません。

今考えるならば、これから資産価値が上昇しそう!あるいは少なくとも資産価値が落ちないところですね。それには、こんな調査があります。

資産価値が落ちない、マンションを探せ!
5年後のマンション価格を、AIはどう予測したか――。
弊誌は「おたに」の不動産価格予測サービス「GEEO」を使って、全国のマンション価格を予測した。「GEEO」は、過去の取引実績や人口動態、地域特性など1000種類以上のビッグデータを基に、独自のアルゴリズムによって不動産価格を予測するシステムだ。

https://president.jp/articles/-/27337

これは、プレジデントの調査です。この中で使われいる、GEEO、ちょっと気になりますね。これは、不動産価格の予測サービスです。

https://geeo.otani.co/

興味のある方はどうぞ。

資産性の高いマンションであれば、当たり前ですが、いざとなったときに、売ることができるから。その安心感はかなり大きいです。売る理由は、ローンが支払えなくなった、離婚することになったというような緊急の理由もあるかもしれません。

2.小学生と中学生の子育てを考える

小学校と中学校の教育は、子供にとって非常の大きな影響を持っていますよね。だから親も真剣です。私立に行くのか、効率に行くのかという点も重要です。公立でも市立でも、子供が小学校に行きやすい場所に引っ越したりするのも良くわかります。私も、そう思ってそれほど遠くないギリギリの所に中古マンションを買いました。

子供は、お家から、はじめて一人で学校に通うことになります。まだ6歳の子供が自分の背中より大きなランドセルを背負って通う姿をイメージすると、もちろん学校の近くに住むのに越したことはありません。(親心的ですね!)

しかし、そのためにマンションを買うことを急いだりする必要がありません。なぜなら、もしかしたら子供の通う小学校が変わってしまうこともあるからなのです。

子どものいじめ問題

  • 意外とある子どものいじめによっての転校

 平成29年度(2017年度)の小中学校、高校、特別支援学校におけるいじめの認知件数は前年度より9万1,235件増の41万4,378件で、過去最多を更新した。

平成29年度(2017年度)児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査

実は、わたしのこどももいじめの被害にあいました。もろもろ学校と話し合いましたが、その中で転校についても選択肢に入りました。結果的には転校しないですんだのですが、ここは非常に大きな問題でした。

子供が小学校の方針に合わないなど

これは、私立の小学校や中学校でもよく聞く話です。頑張ってお受験をして入ったのに、校風が合わなかった。勉強についていけなかった。

その時思ったのが、賃貸の優位性ですね。賃貸ならば、隣の学区へ行くことも容易です。中古マンションを購入していて、本当にいざというときは、買ったばっかりなのに売る?と言うことも真剣に考えざるを得なかったです。

なので、いざというときに売れることは、もしマンションを買うときは本当に大事です。

3.ずっと住みたいどうか考える

あと、僕が考えたのは、「ここでずっと住んでも良いと思えるほど気に入ったのか?」と自問しました。

街の雰囲気はどうか。僕は歩いて回れる場所が好きなので(車はないし)、今も歳をとってもここなら楽しいかなと。

家の雰囲気は、このままでもそこそこ気に入っていますが、リノベを考えているので、そのリノベをすれば住居としては住みやすいかどうか。

など、、、、。コンマリ風に言えば「ときめきがあるかどうか」です。

4.買わない選択肢を考える

そして、もう一度買わない選択肢を考えてみましょう。買わないことは、色な場所に引っ越しできるということです。ローンを抱えなくて住むということです。万が一子供にいじめがあっても、引っ越しできるということです。親が歳をとってしまっても、親元に引っ越しやすいです。

家を買うか賃貸か?は、永遠の課題ですが、ちなみに僕は家の購入にはどちらかと言うと肯定的です。それは、投資の家ではなく住む家だからです。気に入って買える範囲であればというスタンスです。でもね。。。。リスクはあります。そのために、「売れる家」は、安心感を含めて必須なのです。

5.まとめ

  • こどものことと、マンション購入は切り離そう。
  • マンション購入は、とにかく資産性重視で行うこと。
  • こどものことで、引っ越しを余儀なくされることもあるので、長期で見た場合の資産性が同じならば、賃貸のほうが移動できるので良い。
  • マンションが本当に気に入ったのならば買うのはOK。なぜなら、投資ではなく居住用だから。売らなければ、上がったのも下がったのも関係ないです。

最後に

小学校前だからといって、急いでマンションを買う必要はないというのが私の結論です。でも気に入ったなら買ってもOKです。買うなら必ず売ることを念頭に入れて、今すぐにでも売れるマンションを購入してくださいね。

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すむことコム管理人 シミズ
本ブログは、主コンテンツとして住居×投資×生活、副コンテンツとしてペット・パソコン&アプリ関係など、専門分野と娯楽の情報を発信しています。生活を楽しむために、お役に立てれば幸いです。