皆さん、こんにちは、優良な投資情報の収集に勤しむ「投資家K」こと管理人シミズです。
ジムの10 things to watchから「なぜジムはこの銘柄を推すのか?」と「私たちが考えたほうが良い警戒すべきリスク(逆指標・ボラティリティ)」を深掘りします。
米国市場はトランプ大統領によるグリーンランド関税の脅しを受け、過去3ヶ月で最大の売りを経験しています。しかし、こうした混乱の影で、大手企業の決算やAIがもたらす構造変化が着実に進んでいます。
ジムの最新メールでは、好決算でも売られる製薬株や、大型買収に動く動画配信大手、そしてAIによる破壊的な影響を受けるソフトウェア業界への鋭い警鐘が鳴らされています。
それでは、各項目の分析を通じて、この荒れ相場をどう乗り切るべきか見ていきましょう。
「管理人のシミズからの注意点」もご参考に。
みなさんは、テレビなどのオールドメディアだけでなく、かなり前からインターネット、Youtubeなどでも発信をしている、著名な金融コメンテーターであるジム・クレイマーを知っていますか?ジムは、元ヘッジファンドマネージャーで、現在はCNBCの金融番組『マッド・マネー』のホストを務める、アメリカで最も有名な金融コメンテーターの一人です。ジムはかつてヘッジファンド「Cramer Levy Partners」を共同設立し、運営していました。彼のコメントには、プロのトレーダーとして市場の裏側を知り尽くした経験が反映されており、個人投資家にとってかなり説得力のある解説をしているので人気があります。ただし、彼の推奨には賛否両論があります。
また、CNBCの金融番組『マッド・マネー』では個別の銘柄に対する「買うべきか」「売るべきか」という明確なアドバイスを、視聴者からの質問に答える形で提供するため、すぐに投資行動に移したい個人にも強く支持されています。実際に『マッド・マネー』で取り上げられた銘柄は、しばしば個人投資家の間で大きな話題となり、株価を動かします。そんなクレイマー氏が何をいっているのか、そしてクレイマー銘柄を冷静に分析するためにはどうすればいいのか。そんなテーマで今後少しづつ書いていきたいと思います。
私こと、「すむことブログの管理人」はかつて証券会社系シンクタンクに勤めており、株式、債券、金、その他ETFを基本に投資経験は15年ほど。インデックス投資を基本に資産を4つに分けて保有する「パーマネントポートフォリオ」を構成しつつ、ちょくちょくこのクレイマー氏の銘柄を少し買っています。パーマネントポートフォリオの構成は当初の3倍ぐらいに値上がりでしょうか。
クレイマー氏の銘柄買いはトータルでは、プラスです。しかし、なんと95%も下がった銘柄もあれば、しっかり稼いでくれるものもあります。私は、ジムの優良な投資情報である「Jim Cramer’s top 10 things to watch」を楽しみにしています。
ちなみに、この私のこのブログのトークスタイルは、私の好きだった山崎元さんに習い「ポジショントークなし」でいきたいと思っています。山崎元さんは、2024年1月1日に食道がんのため65歳で逝去されています。
【ジム・クレイマーの推奨の背景】トランプ大統領がグリーンランド買収交渉に関連して関税を武器にしたことで、市場がパニック的な売りを浴びていると分析しています。S&P 500とナスダックが2026年の上昇分を吐き出した現状を、政治リスクの顕在化として捉えています。
【管理人のシミズからの注意点】ジムは政治的なニュースを相場の起点として重視しますが、これらは突発的で予測不可能です。今回の急落が「買い場」なのか、さらなる混乱の序章なのかは慎重に見極める必要があります。ジムが悲観的なトーンを強める時は、感情に流されず、キャッシュの温存を優先すべきです。
【ジム・クレイマーの推奨の背景】ダボスでのトランプ大統領の演説が、米国の経済力誇示と他国への圧力の両面を持っていると見ています。ジムは、大統領の強気な姿勢がエネルギーや移民政策にどう影響するかを注視しており、これがセクター別のボラティリティを生む要因になると考えています。
【管理人のシミズからの注意点】ジムは常に最新のニュースを追っていますが、ダボスでの発言が即座に長期的な株価形成につながるわけではありません。ジムの分析を参考にしつつも、発言一つでポジションを大きく変えるのは、2026年の高いボラティリティの中では非常に危険です。
【ジム・クレイマーの推奨の背景】J&Jを製薬業界におけるアルファベット(グーグルの親会社)と例え、その多角的な事業構造を高く評価しています。決算自体は良好で2026年のガイダンスも強気でしたが、株価が下落したことを「期待が先行しすぎた結果」として捉えています。
【管理人のシミズからの注意点】好決算で売られる「材料出尽くし」の動きは、現在の相場が非常に神経質であることを示しています。ジムは同社を長期的な勝者と見ていますが、短期的には3.5%以上の下落を見せたように、ディフェンシブ株であっても高い期待値がリスクになるという逆指標的な側面に注意が必要です。
【ジム・クレイマーの推奨の背景】ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)への全現金買収提案に伴う自社株買いの停止と、利益率ガイダンスの弱さを株価急落の要因として挙げています。ジムは大型買収が財務に与える影響を重く見ており、アナリストの目標株価引き下げに同調しています。
【管理人のシミズからの注意点】買収発表直後の下落はジムの得意とする予測範囲内ですが、7.5%という下げ幅は非常に大きいです。買収が成功した後の相乗効果をジムはまだ完全には織り込んでいないため、ここからの売りが過剰であれば、逆にチャンスになる可能性もあります。ただし、買収が完了するまでは重い展開が続くでしょう。
【ジム・クレイマーの推奨の背景】バンク・オブ・アメリカによる原子力発電ベンチャー、オクロの格上げを無謀であると一蹴しています。ジムは、実用化が遠い新技術よりも、データセンターの電力需要を今すぐ満たせるGEベルノバのガスタービンを推奨しています。ジムの推奨は常に「今、稼いでいるかどうか」に基づいています。
【管理人のシミズからの注意点】ジムは実利主義的なため、夢を追うテック株には非常に厳しいです。GEベルノバへの推奨は理にかなっていますが、オクロのような銘柄を「無謀」と断じるジムの姿勢が、将来の爆発的な成長機会を見逃す要因になることもあります。ボラティリティを許容できるかどうかで判断を分けるべきです。
【ジム・クレイマーの推奨の背景】みずほ証券が目標株価を引き下げた背景に、AIの導入自体は強力なものの、企業予算の執行が通常より緩やかであるという現状分析があります。ジムはマイクロソフトの長期的な支配力は認めていますが、短期的には成長の「溜め」の時期に入っていると見ています。
【管理人のシミズからの注意点】ジムがハイテク大手の弱気なニュースを伝える時は、セクター全体が調整に入るシグナルであることが多いです。AI需要が期待ほど利益に結びつくペースが遅い場合、マイクロソフトであっても現在の高いバリュエーションを維持するのが難しくなるリスクがあります。
【ジム・クレイマーの推奨の背景】AIによる破壊的な影響がソフトウェア企業のマルチプル(株価収益率)を大幅に下げているという事実に、ジムは危機感を持っています。セールスフォースが年初から13%も下落している現状を挙げ、投資家がこれらソフトウェア銘柄をどう評価すべきか迷っていると指摘しています。
【管理人のシミズからの注意点】かつてジムが推奨していたSaaS銘柄が、今や「AIによる脅威」の対象となっている点は、大きな潮目の変化を感じさせます。ジムの推奨がこれまで強気一辺倒だっただけに、彼が迷いを見せる時は、ソフトウェアセクターの底打ちがまだ先であることを示唆している可能性があります。
【ジム・クレイマーの推奨の背景】バンク・オブ・アメリカが目標株価を114ドルに引き上げたことに触れていますが、ジムは利益成長(EPS)の具体的な裏付けがレポートに欠けていることを冷静に指摘しています。ジムはこの引き上げに対して、やや懐疑的なスタンスを崩していません。
【管理人のシミズからの注意点】アナリストの格上げをそのまま信じず、利益成長の不在を見抜くジムの視点は非常に有用です。スターバックスは回復の兆しを期待されていますが、ジムが慎重である以上、今回の目標株価引き上げを鵜呑みにして飛びつくのはボラティリティに翻弄される元になります。
【ジム・クレイマーの推奨の背景】工業用ガス大手のリンデに対し、為替や販売環境の改善を理由に目標株価が引き上げられたことをポジティブに紹介しています。ジムは、データセンター需要以外でも成長できる循環株として注目しています。
【管理人のシミズからの注意点】シティのアナリストが警告している通り、トランプ政権の「新たな関税リスク」がこうしたグローバル企業には直撃します。ジムは企業の基礎体力を評価していますが、関税の影響が不透明なうちは、株価の乱高下に巻き込まれる可能性が高いことを覚悟しておくべきです。
【ジム・クレイマーの推奨の背景】デュポンを、データセンターに依存しない景気循環株の遊び場として推奨しています。また、半導体パッケージング分野で足場を固めるスピンオフ会社のQnityについても、ハイテク需要の恩恵を受けられる存在として肯定的な見方を示しています。
【管理人のシミズからの注意点】ジムはポートフォリオの分散のためにこうした循環株を好みますが、市場全体のセンチメントが冷え込む局面では、これらも連れ安します。Qnityのような半導体関連は、親会社以上にボラティリティが高くなる傾向があるため、ジムの推奨に乗る際もポジションサイズには注意が必要です。
今回のジムの分析で最も信頼性が高いと感じるのは、GEベルノバとオクロの対比に見られる「実需の重視」です。過去、ジムが地に足の着いたインフラ株を推奨した際の的中率は非常に高いです。
逆に、ネットフリックスの買収劇や、AIによるソフトウェア株への打撃については、まだ市場全体が答えを出せていない混乱期にあり、ジムの発言が後追いになる可能性もあります。過去のトラックレコードに照らすと、今はハイテクよりもジムが注目する「データセンター以外の景気循環株」への関心を高める時期かもしれません。
2026年の市場は、もはや「良い決算を出せば上がる」という単純なものではなくなっています。J&Jのように内容が良くても売られ、トランプ大統領の発言一つで指数全体がマイナスに沈む。まさに「政治と期待値」の板挟みにあっています。
ジムがソフトウェア銘柄に対して「人々はどう扱っていいか分からない」と述べたのは、AIの恩恵を最も受けるはずのセクターが、実はAIに仕事を奪われる(内製化される)という皮肉な現実に直面しているからです。
今はジムの特定の銘柄推奨を鵜呑みにするのではなく、彼がなぜオクロを否定しGEベルノバを推すのか、なぜリンデに関税リスクを指摘するのかという、その「論理の裏側」を理解することが、ご自身の資産を守ることに繋がります。
この記事が皆さんの判断の助けになれば幸いです。
ブログ読者の皆さんは、ジムの推奨はあくまで情報の一つとして利用し、感情的にならず、ご自身のリスク許容度とファンダメンタルズ分析に基づいて最終的な投資戦略を確認してみてくださいね。
ジムのコメントは、市場の注目度と短期的な動きを知るための強力なツールです。長期的な成長トレンドに乗っている銘柄は、短期的なノイズに惑わされないという彼の信念を学ぶことができます。一方で、バリュエーションの壁(バリュエーションとは、企業や事業の価値指標であり、壁とはその現在の株価が割安か割高かを判断するための指標が低いこと)に直面する銘柄の推奨は、「逆指標」的、つまりな活用が賢明です。ジムの推奨を「買いのシグナル」ではなく、「要リサーチのサイン」として捉え、必ずご自身のリスク許容度とファンダメンタルズ分析に基づいて最終判断を下しましょう。
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