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その70  イラン情勢の泥沼化によるAIの労働代替は60兆ドルのチャンスか?(2026年3月7日)

皆さん、こんにちは、優良な投資情報の収集に勤しむ「投資家K」こと管理人シミズです。

ジムの10 things to watchから「なぜジムはこの銘柄を推すのか?」と「私たちが考えたほうが良い警戒すべきリスク(逆指標・ボラティリティ)」を深掘りします。

皆さん、こんにちは。管理人シミズです。

今日のマーケットは、まさに暗雲が立ち込めています。イラン情勢の泥沼化によって原油価格が跳ね上がり、ダウ先物は500ドルを超える下落。2022年のウクライナ侵攻を彷彿とさせる緊張感の中、ジムはどのようにこの荒波を乗りこなそうとしているのでしょうか。

エネルギー、銀行、そしてAI。混乱の中に潜むリスクとチャンスを、ジムの視点と私の冷徹な分析で解剖していきます。

「管理人のシミズからの注意点」もご参考に。

今日のJim Cramer’s top 10 things to watchへのコメントです

1. イラン紛争の長期化と原油価格の動向

【ジム・クレイマーの推奨の背景】イラン紛争に終わりが見えず、WTI原油とブレント原油は一時119ドルを突破しました。ジムは、G7による戦略石油備蓄(SPR)の放出検討が、昨晩の異常な高値から価格を押し戻す唯一の材料になると見ています。

【管理人のシミズからの注意点】ジムは備蓄放出の効果を期待していますが、これはあくまで一時的な止血剤に過ぎません。紛争が長引けば、ジムの楽観的な「短期緩和シナリオ」が裏目に出る可能性があり、エネルギー価格の動向には最大限の警戒が必要です。

2. 下落する市場と「ロシア・アナログ」の教訓

【ジム・クレイマーの推奨の背景】株価先物が大幅に下落する中、ジムは2022年のロシアによるウクライナ侵攻時の市場の動きを「アナログ(類似事例)」として分析しています。どんなに悲惨なニュースがあっても、投資家は冷静さを失わず、嵐が過ぎ去るのを待つべきだというアドバイスです。

【管理人のシミズからの注意点】ジムは「パニックになるな」と言いますが、過去の類似事例が常に通用するとは限りません。今回はホルムズ海峡の閉鎖という物理的断絶が伴っており、回復までの時間は当時より長引くリスクがあります。ボラティリティに耐えられない資金でのホールドは禁物です。

3. ホルムズ海峡閉鎖という物理的危機

【ジム・クレイマーの推奨の背景】バレーンの淡水化プラントやイランの燃料デポへの攻撃により、ホルムズ海峡が実質的に閉鎖状態に陥りました。ジムは、米海軍の護衛や保険制度でもこの交通網を再開させるには不十分なほど、事態が悪化していることを強調しています。

【管理人のシミズからの注意点】物流の遮断は企業のコストを直接的に押し上げます。ジムは状況を冷静に伝えていますが、これは単なるニュースではなく、サプライチェーン全体の崩壊を意味しかねません。ジムが推奨する「製造業」の利益率が急激に悪化する可能性を考慮しておくべきです。

4. 戦略石油備蓄(SPR)の放出と経済への影響

【ジム・クレイマーの推奨の背景】G7諸国がSPRを放出することで、短期的な供給不足を補う動きに期待しています。ジムは、2022年のバイデン政権下の放出が価格を抑制した成功体験を根拠としており、現在の備蓄量(約4億1500万バレル)が一定の防波堤になると見ています。

【管理人のシミズからの注意点】2022年当時に比べ、現在の備蓄量は半分程度にまで減少しています。ジムは「過去の成功」を語りますが、今回の弾薬(備蓄)不足が露呈すれば、市場は逆に失望し、エネルギー価格が一段と跳ね上がるリスクがある点に注意してください。

5. オラクル(ORCL)の決算とAI投資への不信

【ジム・クレイマーの推奨の背景】明日の夜に控えたオラクルの決算に注目しています。ジムは、巨大なAIデータセンター構築に向けた投資を市場がまだ評価しきれていないと分析。ドイツ銀行による目標株価引き下げも、今の株価(153ドル)と乖離しすぎていると指摘しています。

【管理人のシミズからの注意点】ジムは「チャートは最悪だが期待できる」といった姿勢ですが、市場はAI投資がいつ利益に結びつくかに懐疑的になっています。ジムが「最悪のチャート」と呼ぶ時は、さらなる下掘りがあることが多いため、決算ギャンブルは避けるのが賢明です。

6. ハンティントン・バンクシェアーズ(HBAN)への警戒

【ジム・クレイマーの推奨の背景】ベアードがHBANを「フレッシュ・ピック」として推奨しましたが、ジムはこれに真っ向から反対しています。ジムは現在、銀行セクターが最も脆弱であると考えており、プライベートクレジットへの懸念や経済の不透明感が重荷になると見ています。

【管理人のシミズからの注意点】銀行株に関しては、ジムの「脆弱だ」という直感は過去のトラックレコードでも鋭いものがあります。アナリストの買い推奨に乗るよりも、今の地政学リスク下では、ジムの言う通り銀行セクターには近づかない方が無難かもしれません。

7. Hims & Hers(HIMS)とノボ・ノルディスクの提携

【ジム・クレイマーの推奨の背景】ノボ・ノルディスクが肥満症治療薬「ウゴービ」をHims & Hersのプラットフォームで販売する計画を発表しました。ジムは、これがコピー版GLP-1を販売してきたHIMSにとって強力な追い風になり、逆にジムのお気に入りであるイーライリリー(LLY)にとっての脅威になると分析しています。

【管理人のシミズからの注意点】HIMSの株価は既に50%近く暴騰しており、ここからの参戦は高値掴みの典型です。ジムが「イーライリリーを傷つける」と言う時は、セクター内の勢力図が変わるサインですが、ボラティリティの高さは異常値に達しています。

8. ネットフリックス(NFLX)の格下げ

【ジム・クレイマーの推奨の背景】ウェルズ・ファーゴによる「ホールド」への格下げを受け、ジムも慎重な姿勢を見せています。収益成長の減速とコンテンツ投資の増大が懸念材料です。ジムは、過去の輝かしい成長モデルが限界に達しつつあるという市場の声を代弁しています。

【管理人のシミズからの注意点】ネットフリックスは、ジムが何度も「底だ」と言ってからさらに下がった歴史がある銘柄です。今回、アナリストの保守的な見方にジムも同意している点は、逆に言えば今の株価でもまだ割高である可能性を示唆しています。

9. スターバックス(SBUX)とダッチ・ブロス(BROS)の対比

【ジム・クレイマーの推奨の背景】スターバックスがウォルフ・リサーチによって格下げされました。ブライアン・ニコル新CEOの下での再建は評価しつつも、競合相手であるダッチ・ブロスの台頭をジムは注視しています。ジムの背景には、消費者の嗜好が変わりつつあるという危機感があります。

【管理人のシミズからの注意点】ジムはこれまでスターバックスの再建を強く支持してきましたが、ここに来て競合への「浮気」が見られます。ジムが推奨を迷い始めた時は、既存のポジションを整理するタイミングかもしれません。ダッチ・ブロスの勢いは本物ですが、急成長株特有の乱高下には注意です。

10. エヌビディア(NVDA)と「60兆ドルの労働市場」

【ジム・クレイマーの推奨の背景】来週のGTCカンファレンスを控え、ジムはAIの潜在的な市場規模(TAM)が全世界の労働市場(60兆ドル)そのものであるという強烈な見解を支持しています。先週の弱い雇用統計が、ホワイトカラーの衰退とAI置換の始まりを象徴しているという見方です。

【管理人のシミズからの注意点】ジムはエヌビディアに対して常に「教祖」のような熱狂を持っています。労働市場を全てAIが代替するというシナリオは壮大ですが、短期的な株価はGTCでの期待値を超えられるかどうかにかかっています。ジムが「これこそが未来だ」と叫ぶ時こそ、利益確定の売りが降ってくるリスクを忘れずに。

結論として、今のジムはエネルギー危機の深刻さを訴えつつ、AIによるパラダイムシフトへの期待を捨てていません。しかし、戦略石油備蓄の限界や、銀行セクターへの不安など、足元の地盤は非常に脆いと言えます。

ジムが「教祖」として君臨するエヌビディアのカンファレンス。このイベントが、暗いニュースばかりの市場にとって「救いの神」となるのか、それとも「期待外れの天井」となるのか。詳細なカンファレンス予想や、AIによって具体的にどの職種が最も早くリプレイスされるのか、さらに深掘りしてみましょうか?

今回のジムの推奨について

過去との比較と信頼性の評価

今回のジムは、過去のウクライナ侵攻時などの危機対応と比較して、非常にリアリストな姿勢を見せています。かつてはどんな時も買いを煽るスタイルが目立ちましたが、今回は銀行セクターへの拒絶やスターバックスへの懸念など、ダメなものはダメとはっきり口にしています。

特にエヌビディアのようなAI中核銘柄と、マクロの影響を直撃する銀行や消費財を峻別している点は、過去の推奨スタイルよりも精緻であり、信頼性は一定程度高いと言えます。

ただし、エネルギー危機に対する石油備蓄への期待は、かつての成功体験に基づいた過去の栄光に縋っている側面があり、ここが今回の判断の最大の懸念材料です。

管理人シミズからの補足コメント

マーケットは、地政学という不確実な暴力がすべてを支配しています。ジムが歴史のアナロジーを持ち出すのは、それだけ今の状況に明確な答えがないことの裏返しでもあります。

私が最も懸念しているのは、ジムがAIの労働代替を60兆ドルのチャンスと呼んでいる一方で、その代替が進む過程で起きる経済的摩擦や消費の冷え込みが無視されている点です。

原油高と不況が同時に進むリスクを、ジムはAIへの熱狂で覆い隠そうとしているようにも見えます。私たちは、ジムの情熱的な語り口に惑わされず、手元のキャッシュ比率をしっかりと守りながら、冷静に嵐が過ぎ去るのを待つべきです。

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すむことコム管理人 シミズ
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