不動産投資信託J-リート(J-REIT)に興味を持ったけど、どこの証券会社がいいのかな?
ネット証券は検索すると、とてもたくさんあるし、どれが良いかさっぱりよくわからない。という人も多いのでは?
そんな疑問にお答えします。
今回は、不動産投資信託J-リート(J-REIT)、NISA、ジュニアNISA、海外ETF投資、国内株式をやるのに最適なネット証券を探している人向けです。
先に回答を示します。
本記事の内容
不動産投資信託J-リート、NISA、ジュニアNISA、海外ETF投資、国内株式をはじめるのに最適な証券会社として、今回はネット証券を中心に解説します。手数料、サービスなどで、各社の独自の特徴があります。私の体験も含めてお伝えします。
建築設計を頼むクライアントの中には、不動産投資信託J-リート(J-REIT)を積極的に行っている人もいて、証券会社の話も出てきます。老舗の証券会社(野村証券や大和証券)との差別化を図るため、ネット証券会社には多くの利点があります。また、いままでの既存取引システムに引っ張られていない分だけ、シンプルでわかりやすい売買アプリも特徴です。(老舗の証券会社は既存のシステムと、最近のインターネット取引のシステムを融合していて結構複雑だったりするのです。そして、ネット証券は口座を作るのも結構簡単です。
今回は、不動産投資信託J-リート(J-REIT)を中心に、NISA、ジュニアNISA、海外ETF投資、国内株式も含めて、最適な証券会社をお伝えします。
目次
1.不動産投資信託J-リート(J-REIT)とはなんですか?
J-リート(J-REIT)は基本的には投資信託の仲間
J-リート(J-REIT)は、基本的には投資信託という金融商品になります。
もともと、REITという不動産に投資する投資商品が米国で開発されました。多くの投資家から資金をあつめて、土地、オフィスビル、商業施設、マンションなどに投資します。
複数の不動産を購入して、土地、オフィスビル、商業施設、マンションなどからの賃貸収入や売買益を、資金を投入した投資家に分配します。
その日本版としてJ-リート(J-REIT)ができました。
J-リート(J-REIT)はETFとして上場しているので、株式と同様の取引可能
J-リート(J-REIT) は、上場ETFとして株式市場に上場しています。このため、株式と同様の鳥比ができるので、取引が非常に容易です。まさにこれがJ-リート(J-REIT)の最も良いところです。
特に、ネットから取引をすることで、投資家の投資方法に合わせて長期保有からDAYトレードまで様々な取引に対応できます。
J-リート(J-REIT)の利回り
Jリートの分配金利回りは、実際どれくらいなのでしょうか。
日本取引所グループは、月間で「月間REIT(リート)レポート」を発表しています。
このレポートはとても良いので要チェックです!
日本取引所グループ REITレポート・ガイドブック
ちなみに、2020年10月版によれば、2020年10月末時点のREIT分配金利回りは4.37%です。
2.オススメのJ-リート(J-REIT)ネット証券会社6選
不動産投資信託J-リート(J-REIT)だけでなく、NISA、ジュニアNISA、海外ETF投資、国内株式ももちろんできます!)
ここでは、不動産投資信託J-リート(J-REIT)だけでなく、NISA、ジュニアNISA、海外ETF投資、国内株式を扱える総合的なネット証券についてご紹介します。
松井証券 100年近い歴史をもつ老舗
松井証券は、100年近い歴史をもつ老舗の証券会社です。松井証券は「個人のお客様のために」を基本としているので手数料の安さが特徴です。手数料は取引額によって変わってきます。
例えば、上場リートを取引した場合松井証券では1日の約定代金の合計が10万円以下の場合、手数料は無料です。
なんと、松井証券では1日の約定代金の合計が50万円以下の場合、手数料は無料となりました。これで通常の積立購入の場合には手数料がかからないと見て良いです。(2020年11月22日追記)
また、複数口座の一つとして、松井証券を使ってい人は多いです!
- リート取扱数:64銘柄 ★★★★★
- 手数料:0円〜
口座開設:松井証券
2020/4/1(木)~2020/12/31(木・祝)まで、松井証券では、「総額1億円キャンペーン」というのをやっています。かなり、大盤振る舞いですね。詳細は松井証券のWEBでご確認ください。
SBI証券 やはり安心感抜群&海外ETFも充実!
SBI証券は、日本における代表的なネット証券で口座数もネット証券の中でも一番多い(2018年で426万口座)ので、安心して使えるネット証券会社といえます。
私も証券口座をもっています。
またJ-リート(J-REIT)だけでなく、海外ETFも扱っています。また、まだ使う人は少ないのかもしれませんが、実は日本以外の国のリートETF(REIT ETF)へも投資が可能です。
SBI証券は海外のETFについては、とても積極的に扱っており、現在もどんどん取扱銘柄が増えています。
ちなみに私は、NYダウやS&P500などの指数に連動するETFを保有しています。ETFは上場しているので、値動きが分かりやすいのも特徴ですね!
安心感抜群のネット証券会社です。また、J-リート(J-REIT)の取り扱いも、他の召喚会社と同様に最も多いですね。また、手数料は以前は50円からとなっていましたが、アクティブプランなら 10万円以下の現物取引・信用取引ともに『手数料0円』となっています。
- J-リート取扱数:64銘柄 ★★★★★
- 手数料:50円(税抜)〜
口座開設:SBI証券
2020/10/1(木)~2020/12/31(木・祝)まで、SBI証券では、「総額百万円キャンペーン」というのをやっているようです。詳細はSBI証券のWEBでご確認ください。
楽天証券 抜群の情報量
楽天証券は、SBI証券と比較されることが多いネット証券会社です。口座開設数は2018年で261万口座となっています。
楽天証券の特徴は、親会社が楽天という最大規模のネットショップを持っているということから、楽天スーパーポイントへの加算があります。特に超割コースでは手数料の1パーセント分がポイントバックされることから、大きな取引をしている人ほどお得です。
取引ソフト「MARKET SPEED Ⅱ」
MARKET SPEED Ⅱは楽天証券が提供している、株式の取引ソフトです。まだWindows版しかないですが、MacでもPlayOnMacを利用することでWindowsソフトも利用できるので、おすすめです。抜群の情報量を元にして取引することが可能です。
- リート取扱数:64銘柄
- 手数料:50円(税抜)〜
ライブスター証券 業界最安値水準の手数料
ライブスター証券 は、設立から70年以上の歴史を持つのですがインターネット専業とすることでコスト削減をして収益を顧客サービスの向上にあげています。その特徴としては、各デバイスごとに株式取引ツールが充実していることでしょう。取引のツールはブラウザ版、ダウンロード版、iPhone版、Android版など各種あります。あと、取引手数料が常に最安値レベルとなることも特徴です。
iPhone版、Android版アプリの「livestar S2」は、カスタマイズすることができるので、自分のお気に入りを600銘柄まで登録できます。
- リート取扱数:64銘柄 ★★★★★
- 手数料:80円(税抜)〜
口座開設:ライブスター証券
GMOクリック証券 FX取引ツールを生かしたアプリ
GMOクリック証券は、FXで有名ですね。CMで知っている人も多いと思います。FXは短期のやりとりも多いので、金融商品取引ツールが充実していることはとても重要です。そのため、GMOの取引ツールは投資家からの評価が高いといえます。
- リート取扱数:64銘柄 ★★★★★
- 手数料:88円(税抜)〜
DMM.com証券 手数料が業界最安値水準
DMM.com証券は、FX(外国為替証拠金取引)やデリバティブ取引を主に扱ってきており、株式(上場リートを含む)は提供していませんでした。しかし、2018年4月からDMM株として、株式の取引サービスを開始しました。
後発組なので、手数料は業界最安値水準に設定されています。FX取引で培った扱いやすいツールのノウハウを生かしたアプリで、先発のネット証券に対抗しています!
- リート取扱数:64銘柄 ★★★★★
- 手数料:50円(税抜)〜
マネックス証券 海外に豊富な商品が強み
マネックス証券は、1999年に設立されたネット証券の中では老舗です。2005年に日興ビーンズ証券、2010年にはオリックス証券と合併しました。
マネックス証券の特徴は、海外の投資商品の種類が他のネット証券と比較しても多く、特に米国株の商品が豊富です。また、不動産投資信託(リート)についても、
- J-リート取扱数:64銘柄 ★★★★★
- 手数料:100円(税抜)〜
3.まとめ J-リート(J-REIT)はネット証券が楽と思います!
今回は、不動産投資信託J-リートを始めるのに最適なネット証券会社を考えてみました。
ご紹介した証券会社は、どれも安心して取引できる大手のネット証券会社です。ネット証券会社は、取引手数料が格安なのが特徴です。そのため、差別化がなかなか難しいといえます。
取引手数料で松井証券が一歩リード、そして海外へ積極的に展開している点でSBI証券も捨てがたいです。
各社は、口座開設数などによる安心感、取引ツールの使いやすさ、ポイント還元、上場会社に関する情報量の提供など、さまざまな工夫をしています。
複数口座を持つのメリット
開設する証券会社は、どれかひとつに決める必要はありません。ちなみにですが、私はネット証券会社を3社契約しています。
「えっ!なんで・・・!」
と思われるかもしれませんが、複数口座をもつと、実は以下のようなメリットがあります。
- 取引商品によって手数料が最も安い証券会社で取引できる
- 口座を持っていると、メルマガやツールから同じ商品でも異なる情報を得られるので比較検討しやすい
- リートとは関係ないですが、新規公開株(IPO)のときに当選確率が上がるに対応できる
よって、異なるサービスを提供するネット証券を複数選ぶのもひとつの手なのです。
私は、3番目の新規公開株(IPO)のときにお目当ての新規公開株式に外れた経験から、複数口座を持つことにしました。
おかげで、基本的には常に最安値の手数料で取引ができています。
ただし管理が若干大変ですが、それと手数料がトレードオフですね!
是非とも、自分にあった証券会社を見つけてみてください。そして、まず少額からはじめてみましょう。
4.最後に
本記事では、不動産投資信託J-リート(J-REIT)、NISA、ジュニアNISA、海外ETF投資、国内株式をやるのに最適なネット証券について考えました。各社の手数料は一定ではなく、景気や他の証券会社の動向によっても変化します。日々にかかるコストをできるだけ少なくして、自分にあった取引ができる会社を見つけてください。
不動産投資信託J-リート(J-REIT)、NISA、ジュニアNISA、海外ETF投資、国内株式をやるのに最適なネット証券はどこですか?