立花隆は、日本を代表するジャーナリストであり知の巨人とよばれる作家・評論家です。
立花隆は本日(本記事を執筆している2021年6月23日)に亡くなっていたことが報道されました。
4月30日午後11時38分、急性冠症候群のため死去していたとのことでした。
ご冥福をお祈りいたします。
私は最近はあまり読まなくなってしまいましたが、かつては立花隆に結構ハマって読んでいました。
政治的な話ではなく、私が入ったのは脳死、宇宙といったテーマからです。
そこから、もともと立花隆が得意としていた政治的なテーマの作品を読んでいきました。
立花隆は10万冊の本を読み、百冊を超える書籍を執筆しています。
その膨大な作業量をどこでこなしていたのか、まったくもって不思議です。
本当にすごいです。
立花隆は長崎生まれで、東京大学の仏文科を1964年に卒業します。その後、文芸春秋に入社しますが、3年ほどで退社します。
その後は、1967年には東京大学哲学科に学士入学して、フリーのジャーナリストとなります。
「立花隆」というジャーナリストが大きく知られることになったのは、「田中角栄研究 その金脈と人脈」という記事からですね。
古巣の「文芸春秋」で発表されました。
この記事は、田中角栄の複雑な人脈と金脈を明快に可視化しました。
そして、この記事は田中角栄の退陣の契機となりました。
私は、それよりも脳死、宇宙といったテーマが好きだったのですが。。。。
幅広い分野を網羅して、徹底的に調べて記事を書くことから、立花隆は「知の巨人」と言われます。
というわけで、今回はジャーナリスト・知の巨人 立花隆を知るための厳選書籍のご紹介です。
本記事の内容
本記事では、ジャーナリスト・知の巨人 立花隆を知るための厳選書籍を紹介します。立花隆は、幅広い知識を総動員して的確な文章にまとめています。ジャーナリストとしては当たり前のスキルようですが、文章がかなり読ませる文章なのです。特に、宇宙のテーマは、かなり噛み砕いて説明しているので、素人でも読みやすいのです。こういうジェネラリスト的な知識人はなかなか出てこないので、分野横断型の人はやっぱり面白いですね。
目次
- 田中角栄研究―全記録 (講談社文庫)【ベストセラー】
- サピエンスの未来 伝説の東大講義 (講談社現代新書)
- 武満徹・音楽創造への旅【ベストセラー】
- 宇宙からの帰還-新版 (中公文庫)
- 青春漂流 (講談社文庫)
- 自分史の書き方 (講談社学術文庫)【ベストセラー】
- 合本 臨死体験【文春e-Books】
- 日本共産党の研究 (講談社文庫)【ベストセラー】
- 分子生物学はどこまで生命の謎を解けるか 精神と物質 (文春文庫)
- 合本 天皇と東大【文春e-Books】
- 新装版-思考の技術-エコロジー的発想のすすめ (中公新書ラクレ (696))
- 読書脳 ぼくの深読み300冊の記録
- ぼくの血となり肉となった五〇〇冊 そして血にも肉にもならなかった一〇〇冊
- 中核VS革マル(講談社文庫)
- 知の旅は終わらない 僕が3万冊を読み100冊を書いて考えてきたこと (文春新書)【ベストセラー】
- がんと闘った科学者の記録 (文春文庫)
- 読む力・聴く力 (岩波現代文庫)
- エーゲ 永遠回帰の海 (ちくま文庫)
- 死はこわくない (文春文庫)
- 立花隆の書棚
1. 田中角栄研究―全記録 (講談社文庫)
立花隆を世の中に知らしめた金字塔です。
田中角栄の金脈と人脈を膨大な資料によって明らかにしています。
まずは、立花隆を知るための必読書です。
きのうまで田中角栄は日本の英雄であった。日中国交回復と列島改造を叫んで華やかに登場してきた男が、実はいま金権政治の元凶として裁かれている。首相の座が金で買われ、政治が金で動かされていった戦後保守支配体制下最大の構造的腐敗の暗部を、厖大な取材データの分析で実証する著者執念の記録。
2. サピエンスの未来 伝説の東大講義 (講談社現代新書)
こちらは、最新刊ですね。
あらゆる分野を超えて活躍する立花人間学に関する東大講義集です。
人類は、分断と災厄を超えて、さらなる高みへと進化する――。 壮大なスケールで描かれるサピエンスの全史。 コロナ禍の暗い時代の前途を照らす知の光明。 現代の困難を乗り越える鍵はここにあった! 伝説の東大講義、遂に成る。 * * * すべてを進化の相の下に見よ! 物質・生命・脳・宇宙……あらゆるテーマを綜合する立花人間学の集大成。 ○すべてを進化の相の下に見よ。人間の現在地をつかみ、未来に備えよ。 ○人類の未来を語るなら、数万年のスケールを視野に入れるべし。 ○進化の矢の尖端は、すでに新しいステージに突入している。 ○来るべき人類は、地球全体をケアするプラネタリーな意識を共有すべし。 ○「広さ・深さ・数・比率・質・運動・関係」の7つの感覚を身につけよ。 ○べき乗でものを考えよ。 ○未来のさらなる進歩を実現するために、必要な準備に汗水を流せ。 ○ローカルな迷いからの抜け出したければ、グローバルな情報をつかめ。 ○新しいものを真に見るために必要なのは、アルゴリズムを変えること。 ○世界の解釈の正しさなしに、世界の変革は不可能である。
3. 武満徹・音楽創造への旅
武満徹との対談です。
ここでしかみられない、武満徹の考え方がよく分かります。
- 27ジョン・ケージ・ショック
- 29芸術と美を求めて
- 60クセナキスと、バリ島で
- 63日本的引き算のアプローチ
- 64ジャスパー・ジョーンズのこと
ここが結構面白くて好きです!
クセナキスは、コルビジェのところで働いていた建築家でもあり、その後音楽家になった人です!
現代音楽の巨星・武満徹の幻の肉声が甦る!「ぼくはあの人にだったら、全部しゃべってしまおうと思っているんです」。立花隆による伝説の超ロングインタビューがついに書籍化。
4. 宇宙からの帰還-新版 (中公文庫)
「宇宙からの帰還」は、立花隆が科学系の本を書いた最初のものです。
私は、この本から立花隆に興味を持ったのです。
宇宙から地球を見る。この極めて特異な体験をした人間の内面には、いかなる変化がもたらされるのか。十二名の宇宙飛行士の衝撃に満ちた内的体験を、卓越したインタビューにより鮮やかに描き出した著者の代表作。宇宙とは、地球とは、神とは、人間とは――。知的興奮と感動を呼ぶ、壮大な精神のドラマ。〈巻末対談〉野口聡一×立花隆〈巻末エッセイ〉毛利衛
5. 青春漂流 (講談社文庫)
こういった青春ものが結構面白くて、元気になります。
みんな大変だったのだなぁー。
一度は挫折し、方向転換した若者たち。その大胆な選択が成功だったかどうかを、語ることはまだ出来ない。何しろ彼らは、迷いや惑いの青春の真っただ中にいるのだから。自らも不安や悩みの放浪の旅から、自己確立をしたという著者は、職業も種々な11人の若者たちと、夜を徹して語り合う。鮮烈な人間ドキュメント。……あらゆる失敗の可能性を見すえつつ、大胆に生きた人こそ、よく青春を生きたと、言うべきだろう。
6. 自分史の書き方 (講談社学術文庫)
こちらは、2008年に立教大学でシニア向けコースとして開講された「立教セカンドステージ大学」の内容をまとめたものです。
「現代史の中の自分史」は大人気コースで、その内容を一般向けに書き直したものです。
これからの人生(セカンドステージ)をデザインするためになにより必要なのは、これまでの人生(ファーストステージ)を見つめ直すことである。そして、そのための最良の方法は自分史を書くことである。2008年、シニア向けコースとして開講された「立教セカンドステージ大学」。著者が受け持った「現代史の中の自分史」には数十人のシニア世代の受講生が集まった。自分史を書かないと自分という人間がよくわからないはずだという信念に基づく本書は、自分の年表を作ること、なにを書くべきか、長い文章を書き続けるコツなど、自分史にまとめるための実践理論を軸に、それに応えた受講生たちの自分史を引用しながら、世の中の広い読者に向けた1冊。
7. 合本 臨死体験【文春e-Books】
死ぬとは?究極の問いに「臨死体験」からアプローチしています。
ここが、科学的でもあり文化的でもある立花隆流のアプローチで興味深いです。
まばゆい光、暗いトンネル、亡き人々との再会――死に臨んで人が体験する不思議なイメージの世界を極限まで追究した、著者渾身の大著。※この電子書籍は、『臨死体験』(文春文庫)上・下巻を一冊にまとめた合本です。
8. 日本共産党の研究 (講談社文庫)
田中角栄研究とともに進められた研究ですね。
この本の衝撃たるや、すさまじいものがありました!
戦前の共産党の実態はどうだったか。その成立のいきさつ、コミンテルンによる支配、資金の出所、組織、相次ぐ転向者など──戦時下の弾圧による党崩壊までの激動の歴史を実証的に追い、当時の関係者の証言を記録する。理論や主張としてではなく、生きた人間研究としての初の本格的な通史。全3冊。
9. 分子生物学はどこまで生命の謎を解けるか 精神と物質 (文春文庫)
ノーベル生理・医学賞受賞の利根川進とのインタービューです。
最先端の難しい議論をわかりやすくまとめています。
立花隆だからこそ書ける本ですね!
ノーベル生理・医学賞受賞の利根川進氏との20時間に及ぶ徹底インタビューを通して、生命科学の最先端の現状をわかり易く解説する
10. 合本 天皇と東大【文春e-Books】
戦前の日本の動きについて、立花隆流の解釈がわかります。
「東大は勝海舟が作った/慶応は東大より偉かった/早大の自立精神」の下りは、なかなか興味深いです。
なぜ日本人は、あのバカげたとしかいいようがない戦争を行ったのか。 日本が大破局への道を歩き始めた昭和戦前期、日本の歴史の大転換を中心的に動かしたのは、天皇という存在だった。 その大転換が起きた主たる舞台は東大だった。 天皇イデオロギーと反天皇イデオロギーとの相克が最も激しく起きた舞台も東大だった。 「東大という覗き窓」を通して、近代国家成立の前史から、大日本帝国の終わりまでを見渡した著者、畢生の大作が一冊に! <主な内容> 東大は勝海舟が作った/慶応は東大より偉かった/早大の自立精神、東大の点数主義/「不敬事件」内村鑑三を脅した一高生/日露開戦を煽った七博士/元白虎隊総長・山川健次郎の奔走/東大経済は一橋にかなわない/大逆事件と森戸辰男/大正デモクラシーの旗手・吉野作造/”右翼イデオローグ”上杉慎吉と大物元老/東大新右翼のホープ・岸信介/新人会きっての武闘派・田中清玄/河上肇とスパイM/血盟団と安岡正篤/血盟団事件 幻の”紀元節テロ計画”/共産党「赤化運動」激化と「一人一殺」/日本中を右傾化させた五・一五事件と神兵隊事件/狂信右翼・蓑田胸喜と滝川事件/美濃部達吉、統帥権干犯問題を撃つ/ゾルゲ・昭和天皇・平沼騏一郎/天皇機関説論争が招いた二・二六事件/昭和天皇と満州事変/東条が心酔した平泉澄の皇国史観/「太った豚」による矢内原忠雄追放劇/「大逆」と攻撃された津田左右吉の受難/戦時経済の寵児・土方成美 絶頂からの転落/粛学の立役者、田中耕太郎の四面楚歌/反ファッショ人民戦線と河合栄治郎/平賀東大 戦時体制下の大繁栄/南原繁総長と昭和天皇退位論/天皇に達した東大七教授の終戦工作
11. 新装版-思考の技術-エコロジー的発想のすすめ (中公新書ラクレ (696))
立花隆の思考法がよく分かります。
なんと立花隆のデビュー作の50年目の復刊です。
ここから、立花隆がスタートしたと思うと、やっぱり初期からすごかったのが分かります。
佐藤優氏 推薦! 「立花隆思考法の根幹をなす名著」 知の巨人のデビュー作、50年目復刊 仕事上の知恵と技法が満載 自然の「知」は最強の武器である ・組織内の食物連鎖 ・部下の「なわばり根性」を尊重せよ ・「寄生者と宿主」という生存戦略 ・集団の秩序を維持する方法 ・破滅は中心部から始まる ・人間の「悪徳の天性」を忘れるな ・「清濁あわせ呑む」大人物が出世する 新興感染症の流行と相次ぐ異常気象。生態系への介入が引き起こす「自然の逆襲」が加速化している。自然と折り合いをつけるために我々が学ぶべきものは、生態学(エコロジー)の思考技術だ。自然の「知」は仕事上の武器にもなる。「知の巨人」立花隆の思考法の根幹をなすデビュー作、50年目復刊! 「知の怪物」佐藤優氏による解説「エコロジー的思考で捉える人間社会の現実」を収録。
12. 読書脳 ぼくの深読み300冊の記録
立花隆の「読書日記」6年分がとにかく面白い!
何を読めばいいかわからない人は、まずはここからスタートすると良いと思います。
電子書籍と紙の本では脳の働き方が違う!本のデジタル化によって「読む」という行為が、そして「知」の世界が、大変貌しつつある。ソーシャル・リーディング、ヴァーチャル図書館……石田英敬東大図書館副館長と「読書の未来」を語り尽くした対談と、「読書日記」6年分を収録。
13. ぼくの血となり肉となった五〇〇冊 そして血にも肉にもならなかった一〇〇冊
立花隆が語る良書と悪書について。
良書が解るためには、悪書を知らなければなりません。
やっぱり、いろいろ読んでみることが大事ですね!
あらゆる知的領域を踏破し、血となり肉となった500冊をはじめて一挙に語りおろす。立花隆の無限大の知的宇宙を大公開する!
14. 中核VS革マル(講談社文庫)
中核VS革マル??って今の人は思うことでしょう。
学生運動の時代を理解するのにとても重要です。
「人間の性」といいますか「人間の業」がよく分かります。
血で血を洗う殺戮戦争を続ける学生や労働者たち。その覆面の下には、どんな素顔が隠されていたのか。高い理想と正義感から生まれたはずの“革命”運動が、両党派間の内ゲバ殺人に転化していった悲惨な歴史の逆説。いま困難な時代の転換期にあって、先行世代の軌跡を見詰めなおす綿密なドキュメント。
15. 知の旅は終わらない 僕が3万冊を読み100冊を書いて考えてきたこと (文春新書)
立花隆に興味を持った人にはぜひとも読んでもらいたいです。
北京での育ちから、青年時代、壮年期、がんを罹患した現在までの立花隆が分かります。
立花隆を要約するのは非常に困難である。まさに万夫不当にして前人未踏の仕事の山だからだ。時の最高権力者を退陣に追い込んだ74年の「田中角栄研究ーその金脈と人脈」は氏の業績の筆頭として常に語られるが、ほぼ同時進行していた『日本共産党の研究』で左翼陣営に与えた激震はそれ以上のものがある。 『宇宙からの帰還』にはじまるサイエンスものでは、『サル学の現在』でサルと人間に細かく分け入り、『精神と物質 分子生物学はどこまで生命の謎を解けるか』でノーベル賞科学者の利根川進に綿密な取材を施し、『脳死』では安易な脳死判定基準に鋭く切り込んだ。科学を立花ほど非科学者の下に届けてくれた書き手はいない。浩瀚な書物である『ロッキード裁判とその時代』『巨悪vs言論』『天皇と東大』『武満徹・音楽創造への旅』は余人の及ばない仕事であり、また旅を語っても、哲学、キリスト教、書物を論じても冠絶しておもしろい。 立花隆はどのようにして出来上がったのか、そして何をしてきたのかーー。それに迫るべくして、彼の記憶の原初の北京時代から、悩み多き青春期、中東や地中海の旅に明け暮れた青年期、膀胱がんを罹患し、死がこわくなくなった現在までを縦横無尽に語りつくしたのが本書である。彼が成し遂げた広範な仕事の足跡をたどることは、同時代人として必須なのではないだろうか。
16. がんと闘った科学者の記録 (文春文庫)
こちらは、立花隆の編集です。
立花隆の癌へのさまざまな分析アプローチと、物理学者・戸塚洋二の記録は、やっぱり重なるところがあります。
科学者の冷静な視点が、通奏低音のように冷徹に流れています。
恥ずかしい死に方をしたくない。私の体験ががん患者へのアドバイスとなれば――ニュートリノ観測によりノーベル賞が確実視されていた物理学者・故戸塚洋二氏が、科学者ならではの冷徹な視線で綴っていた最期の日々。
17. 読む力・聴く力 (岩波現代文庫)
「見ること!」が重要視される今、「読むこと」「聴くこと」の重要性をこの本から知るのはとても重要ではないでしょうか。
「読むこと」「聴くこと」の体験とは、どのようなものなのでしょう。
河合隼雄と谷川俊太郎の意見と一緒にみると、本当に面白いです。
人間の精神活動の基本である「読むこと」「聴くこと」は、高度情報社会のいま、どれだけ人間の生き方や社会のあり方に関わる深い体験になっているのか。本書では臨床心理・詩・ノンフィクションの分野で日本を代表する三人が、それぞれの「読むこと」「聴くこと」についての体験を語り、現代におけるその意味を問い直す。
18. エーゲ 永遠回帰の海 (ちくま文庫)
こちらは、西洋思想についての立花隆の論考です。
西洋文明の核心であるギリシャ・ローマ文明とキリスト教思想について、エーゲ海とその沿岸にある無数の遺跡をめぐってその答えを探します。
なんと、レンタカーで8000kmを駆けめぐってその真髄を見にいきます。
この本を片手に、行きたくなります!
『宇宙からの帰還』の姉妹編。伝説の名著、待望の文庫化「多年にわたって、本を書く仕事をしてきたが、本書は、自分が書いた本の中でいちばん気に入っている本である。先日読み直してみて、よくぞこれだけの連載をこの年齢(四十三歳)でしたものだと思った。しかし、考えてみると、それは第一稿にすぎず、それから、それを完成稿するまでに二二年かかったという言い方もできる。別の言い方をするなら、連載を終えてから、それを完成稿にするために、ほぼ半生を私はかけたことになる。」(「文庫版あとがき」より)
19. 死はこわくない (文春文庫)
これを読むと、「死」に関する向き合い方がよく分かります。
立花隆流の、「死」の理解と向かい方ですね。
それが、すごくポジティブで冷静で、うん!おもしろい!
「死ぬというのは夢の世界に入っていくのに近い体験だから、いい夢を見ようという気持ちで人間は自然に死んでいくことができるんじゃないか」。 自殺、安楽死、脳死、臨死体験研究…。長きにわたり、人の「死」とは何かをいうテーマを追い続けてきた「知の巨人」、75歳。がん、心臓手術を乗り越え、到達した心境とは? 〈目次〉 第一章 死はこわくない 1「死」を怖れていた若き日 失恋で自殺? 安楽死についてどう考えるか 「死後の世界」は存在するか 2ここまでわかった「死の瞬間」 心停止後も脳は動き続ける 体外離脱の謎 「神秘体験」はなぜ起こるのか 人生の目的は心の平安 3がんと心臓手術を乗り越えて 理想の死に方 延命治療はいらない 生命の大いなる環の中へ
20. 立花隆の書棚
こちらは、立花隆自身に興味がある人におすすめです。
立花隆の蔵書を見ると、どんな本を読んできたのか、そして本同士にどのような関係性を持たせたのかも想像できます。
いやー、すごい。
知の巨人、立花隆驚異の蔵書を書棚ごと撮影して紹介。どんな本がどのように並べられているのか。蔵書にまつわる興味深い話も満載。
最後に
如何でしたか?今回は、ジャーナリスト・知の巨人 立花隆を知るための厳選書籍を紹介しました。立花隆は、やはり「田中角栄研究」から入るのが良いでしょう!また、医療や宇宙など科学系の書籍もおすすめです。「脳死」といったテーマは、文系と理系の両方から議論する必要がある分野で、そういったところでは立花隆のようなジェネラリスト的な人が必要です。ぜひとも興味のある分野から読んでみると面白いと思います。
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