皆さん、こんにちは、投資情報の収集に勤しむ「すむことブログの管理人」です。その5の配信をします!
今日は、この記事も気になりました。今回のジムの話とリンクしていますよ!
テック懐疑派の経済学者が「AIは多くの労働者に恩恵がある」と語る理由 | 「AI失業」論は本当か? https://newspicks.com/news/9898087/
みなさんは、テレビなどのオールドメディアだけでなく、かなり前からインターネット、Youtubeなどでも発信をしている、著名な金融コメンテーターであるジム・クレイマーを知っていますか?ジムは、元ヘッジファンドマネージャーで、現在はCNBCの金融番組『マッド・マネー』のホストを務める、アメリカで最も有名な金融コメンテーターの一人です。
ジムはかつてヘッジファンド「クレイマー・ベスターナ・パートナーズ」を共同設立し、運営していました。彼のコメントには、プロのトレーダーとして市場の裏側を知り尽くした経験が反映されており、個人投資家にとってかなり説得力のある解説をしているので人気があります。ただし、彼の推奨には賛否両論があります。
また、CNBCの金融番組『マッド・マネー』では個別の銘柄に対する「買うべきか」「売るべきか」という明確なアドバイスを、視聴者からの質問に答える形で提供するため、すぐに投資行動に移したい個人にも強く支持されています。実際に『マッド・マネー』で取り上げられた銘柄は、しばしば個人投資家の間で大きな話題となり、株価を動かします。
そんなクレイマー氏が何をいっているのか、そしてクレイマー銘柄を冷静に分析するためにはどうすればいいのか。そんなテーマで今後少しづつ書いていきたいと思います。
私こと、「すむことブログの管理人」はかつて証券会社系シンクタンクに勤めており、投資経験は15年ほど。基本的なポジションは、インデックス投資を基本に15年程度。資産を4つに分けて保有する「パーマネントポートフォリオ」を基本としつつ、ちょくちょくこのクレイマー氏の銘柄を少し買っています。資産管理は、「パーマネントポートフォリオ」、こちらは当初の3倍ぐらいでしょうか。クレイマー銘柄買いは、完全に趣味ですね。ハハハハハ。
クレイマー氏の銘柄買いはトータルでは、プラスです。しかし、なんと95%も下がった銘柄もあれば、しっかり稼いでくれるものもあります。うーん、悩ましい。そんな私は、ジムの「Jim Cramer’s top 10 things to watch」を楽しみにしています。
ちなみに、この私のこのブログのトークスタイルは、私の好きだった山崎元さんに習い「ポジショントークなし」でいきたいと思っています。山崎元さんは、2024年1月1日に食道がんのため65歳で逝去されています。
山崎元氏の関連本
それでは今日のJim Cramer’s top 10 things to watchへのコメントです。
彼のWatchから「なぜジムはこの銘柄を推すのか?」と「私たちが考えたほうがいいかなぁと思う警戒すべきリスク(逆指標・ボラティリティ)」を深掘りします。
AI支出の持続可能性への疑問や、12月の利下げの可能性を巡る議論が市場を揺るがし、ボラティリティの高い週末を経て、ジムの「Top 10 Things to Watch」が発表されました。市場のムードが慎重になる中で、ジムが注目するニュース、そして私たちがどこに警戒すべきかを分析します。
1. Market Outlook (市場全体) 📊
【ジムの推奨の背景】 市場全体がAI支出の持続性への疑問や利下げ時期を巡る不確実性によって不安定な(ジムはvolatileと表現しています)状態にあると現状を認識しています。ジムの意図は、市場の「ムード」がかなり慎重であり、大きな方向性を見定めるのが難しい状況にあることを投資家に伝え、リスク管理の重要性を促すことにあります。
【すむことブログからの注意点】 ボラティリティが高い状況での個別銘柄の推奨は、短期的な急変動に巻き込まれやすいですね。彼の推奨に乗る場合でも、マクロな不確実性が続く限り、リスクのあるものはポジションサイズを抑えるなど、リスクを管理することが不可欠ですね。
2. Dell & HP Inc. & Hewlett Packard Enterprise (PC/ITインフラ) 📉
【ジムの推奨の背景】 Morgan StanleyがなんとDellを「売り」にダブル・ダウングレードし、他のPC/ITインフラ関連銘柄も格下げしたことを報じています。ジムは、この背景にあるメモリ価格のサイクルが利益率をかなる圧迫するのでは?という懸念というアナリストの見解を紹介しています。ジムの意図は、AIへの投資が盛んな一方で、伝統的なITハードウェア市場では利益率の圧迫という構造的な問題が起きていることを警告しています。
【すむことブログからの注意点】 格下げは、市場が短期的な利益率悪化を織り込み始めるサインであり、「売り」推奨が出た銘柄はさらなる下落圧力を受ける可能性が高いです。彼のコメントは、ITセクター全体がAIの恩恵だけを受けているわけではないという冷静な視点を提供しています。ハードのソフトを見極める目が重要ですね。
3. Apple (AAPL) 🍎
【ジムの推奨の背景】 CEOのティム・クック氏が来年退任する可能性があるという報道と、後継者候補の噂を伝えています。ジムは、このニュースを受けて株価が下落している事実を指摘しています。彼の意図は、Appleのような巨大企業であっても、カリスマ経営者の退任というニュースは市場の不確実性を高める要因となり、株価に影響を与えることを示しています。
【すむことブログからの注意点】 この下落は、「トップ人事の不透明性」という定性的なリスクに対する市場の反応です。ジムの過去の推奨銘柄を見てみても、経営陣の交代は大きなボラティリティを生んでいます。長期保有者は経営戦略の継続性について注視すべきであり、短期的な下落が即座に「買い」の機会になるとは限りません。
4. Gap (GPS) 🛍️
【ジムの推奨の背景】 BarclaysがGapを「買い」に格上げしたことを報じています。アナリストは、関税圧力を吸収する能力と、好調な新学期(Back-to-school)シーズンを評価しています。やはりGapは若者の味方ですね。ジムの意図は、アパレル小売セクターの中でも、コスト管理能力と「特定の販売シーズン」の強さというファンダメンタルズが改善している銘柄があることを示すことです。
【すむことブログからの注意点】 小売業は競争が激しく、関税圧力吸収などの一時的な好材料だけで長期的な成功が保証されるわけではありません。彼の推奨は改善の兆しを示しますが、「逆指標」として、好調なシーズンが終わり、再び競争の激化が始まるリスクにも目を向けるべきですね。
5. Yum! Brands (YUM) 🍔
【ジムの推奨の背景】 TD CowenがYum! Brandsを「買い」に格上げし、目標株価を引き上げたことを報じています。アナリストは、不振のPizza Hutの売却が実現すれば、成長プロファイルが改善するという見解を示しています。ジムの意図は、企業が事業ポートフォリオの最適化を図ることで、投資家にとって大きな価値を生み出すという構造改革への期待を強調することです。
【すむことブログからの注意点】 Pizza Hut売却という「可能性」に依存した推奨であり、売却が実現しない、あるいは売却価格が低すぎるといった実行リスクがあります。ここは注意すべきです!彼の推奨は期待先行になりやすく、ニュースが現実になるまでのボラティリティに注意が必要です。つまり、自分の目で確かめることが重要ですね。
6. Boeing (BA) ✈️
【ジムの推奨の背景】 ジムの投資Club保有銘柄であるBoeingが、Emirates航空から380億ドル相当の777Xの受注を獲得したことを報じています。ジムの意図は、一時的に問題を抱えている米国航空機メーカーであっても、長期的な需要が堅調であり、この巨大な受注が需要回復の明確なサインであることを強調することです。つまり、保有継続への信頼性へと繋がるものです。
【すむことブログからの注意点】 この巨大受注はかなりポジティブですが、Boeingは過去にも生産遅延や安全性の問題でサプライチェーンや信頼性のリスクを抱えています。彼の推奨は需要回復の側面を強調していますが、実行リスクや規制リスクといった、株価のボラティリティの源泉となるネガティブ要素も考慮すべきです。長期的保有には適していると私は判断しています。
7. Palo Alto Networks (PANW) 🛡️
【ジムの推奨の背景】 BMO Capitalが決算発表を前に目標株価を引き上げたことを報じています。アナリストは、サイバーセキュリティ分野が「依然として魅力的な投資領域」であると主張しています。ジムの意図は、ジムの投資Club保有銘柄である同社が、構造的な成長トレンド(サイバーセキュリティ需要)に乗っており、決算に向けて期待が高まっていることを示すことです。
【すむことブログからの注意点】 この銘柄は、こうしたメーリングリストからじゃないとなかなか得られない情報です。この決算前の目標株価引き上げは、期待感による株価上昇(モメンタム)を生みますが、「材料出尽くし」で決算発表後に株価が下落する「逆指標」となるリスクがあります。特に彼の推奨銘柄は全米でいつも注目度が高いため、少しでも期待に届かないと、ボラティリティを伴う急落に見舞われる可能性があります。ご注意を!
8. Snowflake (SNOW) ❄️
【ジムの推奨の背景】 Bank of Americaが12月の決算を前に目標株価を引き上げたことを報じています。ジムの意図は、データウェアハウス分野のリーダーである同社が、AIブームの根幹を支えるデータインフラ企業として、長期的な成長余地を持つというアナリストの評価を共有することにあります。
【すむことブログからの注意点】 Nvidiaと同様、AIブームに乗る成長株であり、目標株価引き上げは期待感のピークを示している可能性があります。彼の推奨は成長性を強調しますが、高いバリュエーションが正当化されるかどうかは、今後の収益性の改善にかかっています。こうしたAI関係の銘柄は、当たればでかいが、陶器的な側面もありますね。ちょっと私は手が出せない・・・!株価の上下にフリマわさえれる銘柄を避けるのが私のやり方です。
9. Johnson & Johnson (JNJ) 💉
【ジムの推奨の背景】 J&Jががん治療薬開発のHalda Therapeuticsを30.5億ドルで買収する計画を発表したことを報じています。ジムは、これをバイオテック分野におけるM&A活動の加熱を示す「また一つのサイン」として捉えています。彼の意図は、大型医薬品企業のパイプライン強化という業界トレンドを強調し、M&Aによる成長戦略を評価することにあります。
【すむことブログからの注意点】 M&Aは、パイプライン強化というポジティブな側面がある一方で、買収額の妥当性や、買収後の統合リスク(シナジー効果の不確実性)というリスクも伴います。彼の推奨はセクターの勢いを示しますが、投資家は買収案件の長期的な収益貢献を冷静に判断すべきです。私は、ちょっと医療機器業界にもすこし詳しいことがあって、こうしたM&Aはよく行われることを知っています。長期的な視点が本当の重要です。
10. Novo Nordisk (NVO) 💊
【ジムの推奨の背景】 Novo Nordiskが、現金払い患者向けの肥満治療薬の価格を引き下げているというニュースを報じています。その上で、ジムの投資Club保有の「Eli Lillyの薬よりも優れている」ため、この「プレミアム価格を維持できるはずだ」という意見を述べています。彼の意図は、価格競争が起きる中で、「優れた医薬品はブランド力と効能で価格優位性を保てる」という信念を投資家に示すことです。
【すむことブログからの注意点】 ライバル(Eli Lilly)も強力であり、価格競争が実際に起きているというニュースは無視できません。彼の推奨は製品力を強調していますが、価格引き下げは利益率の圧迫に直結するリスクがあります。彼の楽観的な見通しは、「逆指標」として、市場の厳しい現実(価格競争の激化)を覆い隠していないか警戒すべきです。価格競争がどこまでいくのかを注視しましょう!
過去の推奨との比較と最終的な心得
過去のトラックレコードとの比較:今回の案件の信頼性はどうか?
今回のリストでは、BoeingやJ&JのM&Aのように、企業固有のビッグニュースに焦点を当てた推奨が多いですが、過去のトラックレコードから見ても、これらのニュースは短期的な株価の急騰(モメンタム)を生みやすいです。
一方で、AppleのCEO退任報道やDellの格下げといったネガティブなニュースにも触れており、市場のリスク要因を投資家に見せるというバランスも取っています。
しかし、以前のExpediaの事例でも見たように、GapやPalo Alto Networksのような期待先行の推奨は、短期的な天井を示す「逆指標」となるリスクが高いため、特に警戒が必要です。
ブログ読者の皆さんは、この分析を踏まえて、ご自身の投資戦略を再確認してみてくださいね。
ジム・クレイマー氏のコメントは、市場の注目度と短期的な動きを知るための強力なツールです。長期的な成長トレンドに乗っている銘柄は、短期的なノイズに惑わされないという彼の信念を学ぶことができます。一方で、バリュエーションの壁(バリュエーションとは、企業や事業の価値指標であり、壁とはその現在の株価が割安か割高かを判断するための指標が低いこと)に直面する銘柄の推奨は、「逆指標」的、つまりな活用が賢明です。ジムの推奨を「買いのシグナル」ではなく、「要リサーチのサイン」として捉え、必ずご自身のリスク許容度とファンダメンタルズ分析に基づいて最終判断を下しましょう。
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