皆さん、こんにちは、投資情報の収集に勤しむ「管理人シミズ」です。
今日は、この記事も気になりました。今回のジムの話とリンクしていますよ!
日経の記事です。NY株4日続落で計2100ドル安、4月関税ショック以来 AI過熱警戒続く https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFL1900Z0Z11C25A1000000/
ジム・クレイマーについて
みなさんは、テレビなどのオールドメディアだけでなく、かなり前からインターネット、Youtubeなどでも発信をしている、著名な金融コメンテーターであるジム・クレイマーを知っていますか?ジムは、元ヘッジファンドマネージャーで、現在はCNBCの金融番組『マッド・マネー』のホストを務める、アメリカで最も有名な金融コメンテーターの一人です。
ジムはかつてヘッジファンド「Cramer Levy Partners」を共同設立し、運営していました。彼のコメントには、プロのトレーダーとして市場の裏側を知り尽くした経験が反映されており、個人投資家にとってかなり説得力のある解説をしているので人気があります。ただし、彼の推奨には賛否両論があります。
また、CNBCの金融番組『マッド・マネー』では個別の銘柄に対する「買うべきか」「売るべきか」という明確なアドバイスを、視聴者からの質問に答える形で提供するため、すぐに投資行動に移したい個人にも強く支持されています。実際に『マッド・マネー』で取り上げられた銘柄は、しばしば個人投資家の間で大きな話題となり、株価を動かします。
そんなクレイマー氏が何をいっているのか、そしてクレイマー銘柄を冷静に分析するためにはどうすればいいのか。そんなテーマで今後少しづつ書いていきたいと思います。
私こと、「すむことブログの管理人」はかつて証券会社系シンクタンクに勤めており、投資経験は15年ほど。基本的なポジションは、インデックス投資を基本に15年程度。資産を4つに分けて保有する「パーマネントポートフォリオ」を基本としつつ、ちょくちょくこのクレイマー氏の銘柄を少し買っています。資産管理は、「パーマネントポートフォリオ」、こちらは当初の3倍ぐらいでしょうか。
クレイマー氏の銘柄買いはトータルでは、プラスです。しかし、なんと95%も下がった銘柄もあれば、しっかり稼いでくれるものもあります。そんな私は、ジムの「Jim Cramer’s top 10 things to watch」を楽しみにしています。
ちなみに、この私のこのブログのトークスタイルは、私の好きだった山崎元さんに習い「ポジショントークなし」でいきたいと思っています。山崎元さんは、2024年1月1日に食道がんのため65歳で逝去されています。
山崎元氏の関連本
今日のJim Cramer’s top 10 things to watchへのコメントです
ジムの10 things to watchから「なぜジムはこの銘柄を推すのか?」と「私たちが考えたほうがいいかなぁと思う警戒すべきリスク(逆指標・ボラティリティ)」を深掘りします。
皆さん、こんにちは!管理人のシミズです。
S&P 500が4日連続の下落に向かい、8月以来の長期下落トレンドに直面する中で、ジムの「Top 10 Things to Watch」が発表されました。市場全体にAIバリュエーションへの懐疑論が広がる中、ジムがどこに「買い」の機会を見出し、どこに不信感を示しているのかを徹底分析します。
1. S&P 500 / Nvidia (NVDA) 📉
【ジムの推奨の背景】 市場全体が4日連続の下落傾向にあることを伝え、この下落を牽引しているのが、明日決算発表を控えるClub保有銘柄のNvidiaであると指摘しています。彼は、市場のセンチメントが極めて脆弱であり、AIリーダーの決算を前にリスク回避の動きが強まっている現状を投資家に警告しています。
【管理人のシミズからの注意点】 S&P 500が長期連敗中という事実は、マクロな警戒信号ですね。彼の推奨銘柄が下落を主導しているため、ジムの過去の推奨が市場の「熱狂のピーク」を示す言わば「逆指標」となっている可能性を強く警戒すべきです。特に決算直前の下落は、期待値が高すぎることの裏返しとも言えます。
2. Bitcoin (BTC) 📉
【ジムの推奨の背景】 ビットコインが一時9万ドルを下回り、年初来の利益を帳消しにしたことを報じています。また、ハイテク株の売りの影響が仮想通貨に波及しているという市場の連動性についても指摘しています。彼は、ビットコイン価格が下落すると、それが「20銘柄」もの株価に影響を与えるという市場の依存度の高さを警告しています。
【管理人のシミズからの注意点】 「多くの株がビットコインに依存している」というジムの指摘は、市場のボラティリティの源泉を理解する上で重要です。彼の推奨銘柄の中に、ビットコイン価格に敏感な銘柄が含まれている場合、ハイテク株全体の調整が続く限り、連鎖的な下落リスクは続くような気がします。
3. AI Valuations (市場全体) 💬
【ジムの推奨の背景】 JPMorganのCOOやGoogleのCEOなど、金融界とテック界のトップがAIバリュエーションの「再評価」や「バブル崩壊」のリスクについて公に語り始めたことを伝えています。ジムの意図は、AIへの投資はコストに見合っているのかという「費用対効果」の疑問を呈し、AIブームに対して非常に慎重なスタンスを取るべきだと促すことです。
【管理人のシミズからの注意点】 主要な市場関係者が「バブル」という言葉を使い始めたことは、彼の過去の推奨銘柄(Nvidiaなど)の過熱感がピークに達しているという強いシグナルです。彼の推奨が市場の熱狂に乗る傾向があるため、このマクロな警告は「逆指標」が作用する可能性を高めています。つまり・・・AI関連は気を付ける!!ということですよ。
4. Home Depot (HD) 🏠
【ジムの推奨の背景】 Home Depotが3四半期連続で予想を下回り、通期利益見通しを引き下げたことを報じています。しかし、ジムは株価が4%下落したことを「金利に連動する最高品質の企業を買うチャンスだ」と断じています。彼の推奨の意図は、一時的な業績の不振(金利高による住宅市場の冷え込み)にもかかわらず、長期的なブランド力と経営の質を評価し、株価下落を絶好の買い場と捉えるという、彼の王道的な投資哲学を示すことにあります。
【管理人のシミズからの注意点】 彼の推奨は「最高品質」という定性的な評価に大きく依存しています。しかし、3四半期連続の下落は、ファンダメンタルズの回復には時間がかかることを示しています。この彼の推奨は、過去にも底値までの長期戦が強いられたケースと類似しており、短期的なボラティリティと長期的な金利リスクを考慮すべきです。
5. Barrick (GOLD) ⛏️
【ジムの推奨の背景】 アクティビスト投資家のElliottが金鉱株Barrickに大規模な株式を取得したことを報じています。ジムは、経営陣が改善し、金価格もすでに高騰している「今、なぜアクティビストが必要なのか?」という疑問を呈しています。彼の意図は、「Elliottの動きがタイミングとして遅い」、あるいは「企業の価値向上には経営陣の努力で十分だ」という、アクティビスト投資家Elliottの介入に対する懐疑的な姿勢を示すことにあります。
【管理人のシミズからの注意点】 アクティビストの介入は通常株価を押し上げますが、ジムが懐疑的であることは、既に株価が「アクティビスト期待」を織り込みすぎている可能性を示唆します。金価格の高騰後のこのニュースは、熱狂的なトレンドの終焉となる「逆指標」として捉えることもできます。
6. Microsoft (MSFT) & Amazon (AMZN) 📉
【ジムの推奨の背景】 Rothschildが、Microsoftを「ホールド」に格下げし、Amazonも「ホールド」を維持したことを報じています。アナリストがより慎重な姿勢を取ると主張している点を強調し、AIバリュエーションへの懸念がテック大手全体に及んでいることを示しています。
【管理人のシミズからの注意点】 大手アナリストによる格下げは、市場のコンセンサスが変わりつつあるサインでしょう。彼の過去の推奨銘柄であってもリスク回避の動きが強まることを示しています。これら大手の格下げは、AIバリュエーションの懸念が「現実の株価調整」につながるボラティリティの高さを警告しています。
7. Honeywell (HON) ✂️
【ジムの推奨の背景】 Bank of AmericaがHoneywellを「売り」にダブル・ダウングレードしたことを報じていますが、ジムはこのコールを「クレイジーだ」と強く否定しています。彼は、Solsticeのスピンオフや、将来的な航空宇宙と自動化への分割が大きな価値を創造すると信じており、ファンダメンタルズの確固たる強さを強調し、アナリストの判断ミスだと断じています。
【管理人のシミズからの注意点】 ジムが強く反論する銘柄は、市場で意見が二分されていることを示していますね。これは極めて高いボラティリティを生みます。彼の推奨は強い信念に基づいていますが、アナリストが指摘する「挑戦的な道筋」というリスクも無視できません。彼の推奨は「逆張り」と言えるように思います。しかし、株価は短期的にはアナリストの格下げに引きずられる可能性が高いです。下がっても持ち続けることが重要かもしれません。
8. Akzo Nobel (AKZO) & Axalta Coating Systems (AXTA) 🎨
【ジムの推奨の背景】 Akzo NobelがAxalta Coating Systemsを250億ドルで買収し、巨大な塗料企業が誕生するというニュースを報じています。ジムは、Axaltaがかつての自動車塗装会社から多角的なコーティング企業に変化したことを強調し、このM&Aが業界再編と規模のメリットを生むというポジティブな側面を評価しています。
【管理人のシミズからの注意点】 買収発表は、通常、買収される側(Axalta)の株価を押し上げますが、買収する側(Akzo)の株価は下落する傾向があります(2.5%下落)。これは通常通りですね!彼の推奨は業界再編のトレンドに乗っていますが、買収額の妥当性や買収後の統合リスクという、M&A特有のボラティリティとリスクを考慮すべきです。
9. Blue Owl (OWL) 🦉
【ジムの推奨の背景】 Blue OwlがAIデータセンター向け融資に関連するリーダーである一方、大きな損失を抱えるプライベートファンドを上場ファンドと合併させたという報道があったために、株価が下落したことを報じています。ジムは、「この内容が明確になるまで投資できない」と述べ、不透明性とリスクの高さを警告しています。
【管理人のシミズからの注意点】 ジムが「不透明」として投資を避けるべきだと明確に警告していることは、極めて強いリスクシグナルです。彼の推奨は通常「買い」を促しますが、このケースは「手を出してはいけない」という強力な注意喚起です。皆さんやめておきましょう!
10. Illinois Tool Works (ITW) 🛠️
【ジムの推奨の背景】 Bank of AmericaがIllinois Tool Worksを「ホールド」に格上げし、目標株価を引き上げたことを報じています。アナリストが2026年の強力なマージン拡大を期待し、それがEPS成長を牽引すると見ています。彼は、製造業セクターの中でも、利益率改善という明確な成長ドライバーを持つ銘柄に注目しています。
【管理人のシミズからの注意点】 「売り」から「ホールド」への格上げはポジティブですが、「買い」ではない点に注意が必要ですよ。2026年という遠い将来の期待が現在の株価に織り込まれている可能性があり、短期的な上昇の限界が見えて、高いボラティリティを伴う可能性があります。
過去の推奨との比較と最終的な心得
過去のジムのメールとの比較:今回の案件の信頼性はどうか?
今回のリストは、AIバブル論が市場を覆う中で、ジムの推奨が二極化している点が特徴的です。
- 信頼性が高い推奨: Home Depot(品質による押し目買い)、Honeywell(アナリストへの強烈な反論と信念)のように、ジムの投資哲学に基づいた明確な「買い」の信念が示されている銘柄があります。
- 「逆指標」リスクが高い推奨: 一方で、Nvidiaの決算直前の期待感や、Amazon/Microsoftの格下げ後の追随的な動きは、市場の過熱感とボラティリティの高さを反映しており、注意が必要との指摘です。
ブログ読者の皆さんは、この分析を踏まえて、ご自身の投資戦略を再確認してみてくださいね。
ジムのコメントは、市場の注目度と短期的な動きを知るための強力なツールです。長期的な成長トレンドに乗っている銘柄は、短期的なノイズに惑わされないという彼の信念を学ぶことができます。一方で、バリュエーションの壁(バリュエーションとは、企業や事業の価値指標であり、壁とはその現在の株価が割安か割高かを判断するための指標が低いこと)に直面する銘柄の推奨は、「逆指標」的、つまりな活用が賢明です。ジムの推奨を「買いのシグナル」ではなく、「要リサーチのサイン」として捉え、必ずご自身のリスク許容度とファンダメンタルズ分析に基づいて最終判断を下しましょう。
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