皆さん、こんにちは、投資情報の収集に勤しむ「管理人シミズ」です。
今日は、この記事も気になりました。今回のジムの話とリンクしていますよ!
日経の記事です。NVIDIA株、時間外で一時6%高 予想上回る好決算で https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN200570Q5A121C2000000/
ジム・クレイマーについて
みなさんは、テレビなどのオールドメディアだけでなく、かなり前からインターネット、Youtubeなどでも発信をしている、著名な金融コメンテーターであるジム・クレイマーを知っていますか?ジムは、元ヘッジファンドマネージャーで、現在はCNBCの金融番組『マッド・マネー』のホストを務める、アメリカで最も有名な金融コメンテーターの一人です。
ジムはかつてヘッジファンド「Cramer Levy Partners」を共同設立し、運営していました。彼のコメントには、プロのトレーダーとして市場の裏側を知り尽くした経験が反映されており、個人投資家にとってかなり説得力のある解説をしているので人気があります。ただし、彼の推奨には賛否両論があります。
また、CNBCの金融番組『マッド・マネー』では個別の銘柄に対する「買うべきか」「売るべきか」という明確なアドバイスを、視聴者からの質問に答える形で提供するため、すぐに投資行動に移したい個人にも強く支持されています。実際に『マッド・マネー』で取り上げられた銘柄は、しばしば個人投資家の間で大きな話題となり、株価を動かします。
そんなクレイマー氏が何をいっているのか、そしてクレイマー銘柄を冷静に分析するためにはどうすればいいのか。そんなテーマで今後少しづつ書いていきたいと思います。
私こと、「すむことブログの管理人」はかつて証券会社系シンクタンクに勤めており、投資経験は15年ほど。基本的なポジションは、インデックス投資を基本に15年程度。資産を4つに分けて保有する「パーマネントポートフォリオ」を基本としつつ、ちょくちょくこのクレイマー氏の銘柄を少し買っています。資産管理は、「パーマネントポートフォリオ」、こちらは当初の3倍ぐらいでしょうか。
クレイマー氏の銘柄買いはトータルでは、プラスです。しかし、なんと95%も下がった銘柄もあれば、しっかり稼いでくれるものもあります。そんな私は、ジムの「Jim Cramer’s top 10 things to watch」を楽しみにしています。
ちなみに、この私のこのブログのトークスタイルは、私の好きだった山崎元さんに習い「ポジショントークなし」でいきたいと思っています。山崎元さんは、2024年1月1日に食道がんのため65歳で逝去されています。
山崎元氏の関連本
今日のJim Cramer’s top 10 things to watchへのコメントです
ジムの10 things to watchから「なぜジムはこの銘柄を推すのか?」と「私たちが考えたほうがいいかなぁと思う警戒すべきリスク(逆指標・ボラティリティ)」を深掘りします。
皆さん、こんにちは!管理人のシミズです。
S&P 500が4日連続の下落、ナスダックが過去6営業日で5回下落という厳しい週明けを経て、市場の焦点は今夜のNvidia決算に集中していますよね。しかも、予想上回る好決算が発表されました!
このジムのメールはこの決算が発表されるちょっと前のものです。AIバリュエーションへの懸念が続く中で、ジムがどの銘柄の「買い」に自信を持っているのか、そして私の視点から見た注意点を詳細に分析していきます。
1. S&P 500 / Nasdaq (市場全体) 📈
【ジムの推奨の背景】 市場がS&P 500の4連敗、ナスダックの6日中5回の下落という長い連敗記録を止めようとしているタイミングについてジムは指摘しています。彼は、センチメントが底を打ち、反発の期待が高まっていることを投資家に伝えています。特に今夜のNvidiaの決算が市場のムードを変える可能性を強調しています。
【管理人のシミズからの注意点】 連敗が続く市場での反発期待は強いですが、市場全体がAIバリュエーションへの懸念という根本的な問題から脱したわけではありません。Nvidia決算という単一の巨大イベントに市場の方向性が委ねられている状態は、極めてボラティリティが高いことを示しています。期待外れの場合、売りが加速するリスクがあります。お気をつけてください。
2. Nvidia (NVDA) ⚔️
【ジムの推奨の背景】 決算を前にNvidiaへの懸念が集中している状況に対し、ジムは「皆が心配しているとき、それはサプライズではない」と述べ、過度な悲観論について牽制しています。彼は、NvidiaがAI市場で「唯一の勝者」と見なされている現状を認めつつも、CEOのフアン氏がチップ購入企業がいかに利益を上げているかを説明することで、AIエコシステム全体の健全性を示すだろうという期待を強調しています。
【管理人のシミズからの注意点】 ジムのコメントは、「期待はすでに織り込まれている」という過去の推奨における「逆指標」のリスクを再び示唆しています。市場がNvidiaに求めるのは「素晴らしい決算」ではなく、「サプライズ」です。もしガイダンスが少しでも弱ければ、市場の熱狂は一気に冷め、極端なボラティリティを伴う急落に見舞われる可能性があります。
実際には、すばらしい決算でしたね!!次のジムのコメントが楽しみです!
3. Big Tech & AI (AAPL, GOOGL, AMZN, META) 🎯
【ジムの推奨の背景】 ジムは、AIにおけるメガ企業の立場をNvidiaの使用状況に基づいて分析しています。AlphabetやXai(イーロン・マスク氏の会社)はNvidia利用を「止められない」、AmazonはNvidia利用不足で「止められる」のではないか、MetaはOpenAIの攻撃で「脆弱」と評価しています。その上で、AppleについてはAIの明確な戦略がないにもかかわらず、膨大なユーザーベースへのアクセスという切り札を持っているため、「勝者」だと断じています。
【管理人のシミズからの注意点】 この分析は、AI戦略の明暗を浮き彫りにしますが、Appleが「勝者」であるという評価は、最も楽観的な見方に基づいています。Appleの戦略の不透明性は、大きなリスクであり、「ユーザーベース」という定性的な優位性が、AI競争の遅れを補えるかは不確実です。彼の推奨は、Appleのブランド力への強い信念を示していますが、戦略的なボラティリティに注意すべきです。
4. Home Depot (HD) 🏠
【ジムの推奨の背景】 Wells Fargoが目標株価を引き下げたことを報じています。ジム自身は、Home Depotが3四半期連続で予想を下回ったにもかかわらず、株価下落を「買い増しのチャンス」と捉えています。彼は、企業の品質が極めて高いこと、そしてFRBの利下げによって住宅販売とリノベーション需要が再燃し、株価が回復するというマクロな逆張り戦略を強調しています。
【管理人のシミズからの注意点】 ジムの推奨は、彼の得意な「高品質銘柄の押し目買い」の哲学に基づいています。この基本路線は、管理人シミズも賛成です。しかし、利下げ時期は依然として不透明であり、ファンダメンタルズの回復には時間がかかるリスクがあります。過去の推奨でも、彼の「押し目」はさらに下落することがあります。長期的な資金と忍耐が必要です。
5. Lowe’s (LOW) 📈
【ジムの推奨の背景】 ライバルであるHome DepotよりもLowe’sの方が「優れている」と断言し、売上が前年比増を達成し、通期売上高のガイダンスを引き上げた点を評価しています。株価が4%以上急騰している事実は、Lowe’sの堅調な業績と市場へのポジティブなサプライズを強調しています。
【管理人のシミズからの注意点】 売上ガイダンスの引き上げはポジティブですが、Lowe’sは通期利益の見通しは引き下げている点を見逃してはいけません。彼の推奨は「トップライン(売上)の強さ」を評価していますが、利益率の低下は質の低い成長である可能性を示唆します。株価急騰後のこの推奨は、短期的な天井を示す「逆指標」となるリスクがあると判断しています。
6. TJX Companies (TJX) 🛍️
【ジムの推奨の背景】 ジムのClub保有銘柄のTJXが強い第3四半期決算を発表しました。売上・利益ともに予想を上回り、ガイダンスも引き上げたことをジムは報じています。彼の推奨の意図は、オフプライス小売というビジネスモデルの強さ(インフレや経済不安下でも強い)と、企業の実行力の高さを強調し、保有継続への信頼性を高めることです。
【管理人のシミズからの注意点】 好決算による株価の上昇は当然の反応であり、信頼性は高い推奨です。ただし、このニュースは既に市場に織り込まれ、株価に反映されています。彼の推奨に乗って高値掴みをするよりも、市場の調整局面を待つなど、エントリーのタイミングには慎重になるべきかもしれません。
7. Target (TGT) 🛒
【ジムの推奨の背景】 Targetが売上未達により通期EPS見通しの上限を引き下げたことを報じる一方で、株価が下落している状況で「フォワードPER 11.5倍」という割安なバリュエーションを提示しています。彼は、ライバルのWalmart(35倍)との比較を通じて、売上不振にもかかわらず株価が過度に売られすぎている可能性を示唆しています。
フォワードPERは、企業の将来の予測利益をもとに計算される株価収益率(PER)です。株価を将来の1株当たり利益の予想値で割り、企業の現在価値を future growth (将来の成長性) を考慮して評価する指標です。
【管理人のシミズからの注意点】 ジムの推奨は「バリュエーションの歪み」という、彼の得意な論点に基づいています。しかし、売上不振とガイダンスの引き下げは、消費者の需要低迷という構造的な問題を示しています。つまり割安に見えても「バリュートラップ(割安の罠)」となるリスクがあります。PERだけではなく、利益率のトレンドを注視する必要があるでしょう。
8. Constellation Energy & Solstice (CEG & SOL) ⚛️
【ジムの推奨の背景】 Constellation Energyが原子力発電所再稼働のために10億ドルの政府融資を獲得したニュースを紹介し、原子力関連セクター全体(特にOklo)の株価を動かしていることを指摘しています。その上で、ジムは彼のClub保有銘柄であり、HoneywellからスピンオフしたSolsticeが「唯一本物だ」と断言し、原子力関連セクター内のトップピックであることを強調しています。
【管理人のシミズからの注意点】 政府融資はポジティブですが、彼が使った「魔法の投資」という言葉はバブル的な熱狂を連想させますね。一方で、彼の推奨は、エネルギー安全保障という長期的なトレンドに乗っています。Solsticeが「唯一本物」であるという断言は、彼の強い信念に基づきすぎており少し心配です。
9. DoorDash (DASH) 🛵
【ジムの推奨の背景】 JefferiesがDoorDashを「買い」に格上げし、目標株価を大幅に引き上げたことを報じています。アナリストが、「強力な実行力と成長アルゴリズムが過小評価されている」と指摘している点に焦点を当てています。彼の推奨の意図は、株価が年初来26%以上下落している現状は、株価が成長企業としての価値を反映していないという見解を支持することにあります。
【管理人のシミズからの注意点】 格上げと目標株価の引き上げはポジティブですが、株価が既に2%以上上昇しています。フードデリバリー市場の競争激化と収益性への懸念は依然として存在します。彼の推奨は「成長性の過小評価」という点でかなり説得力がありますが、急騰後の追随買いは、短期的なボラティリティに巻き込まれるリスクが高いと思います。
10. Medtronic (MDT) 🏥
【ジムの推奨の背景】 Medtronicが予想を大きく上回る好決算を発表し、特に5.5%という「オーガニック成長率」が予想を超えた点を強調しています。株価が前日4.5%以上上昇したことを伝えています。彼は、医療機器セクターのリーダーである同社が、構造的な需要と安定的な成長を達成し、投資家からの信頼を取り戻していることを示しています。
【管理人のシミズからの注意点】 好決算と安定成長は、信頼性の高い推奨材料です。ただし、株価は既に大きく上昇しており、彼の推奨はある意味で「ニュースの確認」としての役割として捉えた方が良いです。彼の推奨に乗る場合は、前日4.5%以上上昇しており出遅れ感があるため、他の高ボラティリティ銘柄よりも安定していますが、大きなキャピタルゲインは期待しにくいと思います。短期の売買はちょっと厳しいですね。
過去の推奨との比較と最終的な心得
過去のジムのメールとの比較:今回の案件の信頼性はどうか?
今回のリストは、「Nvidiaの決算の前」という不確実性の中で、「ジムの信念に基づく逆張り」(Home Depot, Solstice)と「アナリスト評価の追認」(DoorDash, Medtronic)が混在しています。
- 信頼性: Medtronicのように、数字に裏打ちされた推奨は信頼性が高いと思います。
- 「逆指標」リスク: NvidiaやExpediaの事例から見て、Home Depotの押し目買い推奨は長期戦リスクがあるように思います。一方で、Lowe’sやDoorDashのような急騰後の推奨は短期的な天井を示す「逆指標」となる可能性もあります。待ちでしょうかね・・・。
ブログ読者の皆さんは、この分析を踏まえて、ご自身の投資戦略を再確認してみてくださいね。
ジムのコメントは、市場の注目度と短期的な動きを知るための強力なツールです。長期的な成長トレンドに乗っている銘柄は、短期的なノイズに惑わされないという彼の信念を学ぶことができます。一方で、バリュエーションの壁(バリュエーションとは、企業や事業の価値指標であり、壁とはその現在の株価が割安か割高かを判断するための指標が低いこと)に直面する銘柄の推奨は、「逆指標」的、つまりな活用が賢明です。ジムの推奨を「買いのシグナル」ではなく、「要リサーチのサイン」として捉え、必ずご自身のリスク許容度とファンダメンタルズ分析に基づいて最終判断を下しましょう。
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