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AI新旧交代論と医薬品の激震【深掘り分析】ジム・クレイマーの最新ニューズレター注目10選 その10(2025年11月25日)

皆さん、こんにちは、優良な投資情報の収集に勤しむ「投資家Kこと管理人シミズ」です。

ジムの10 things to watchから「なぜジムはこの銘柄を推すのか?」と「私たちが考えたほうが良い警戒すべきリスク(逆指標・ボラティリティ)」を深掘りします。

短縮取引となる感謝祭の週が始まりました。先週末のNY連銀総裁による「ハト派的」(利下げ示唆)な発言が市場のムードを一変させ、今週は上昇でスタートしています。しかし、11月は現時点でマイナスで推移しており、市場がこのまま反発できるかが焦点です。

そんな中、ジムの最新メールは、AI分野での「Gemini 3 vs. ChatGPT」という大激震と、Novo Nordiskの治験失敗という医薬品セクターの大きなニュースに焦点を当てています。これらのニュースから、ジムの推奨の背景と、私たちが警戒すべき点を見ていきましょう。

「管理人のシミズからの注意点」もご参考に。

今日は、この記事も気になりました。今回のジムの話とリンクしていますよ!

日経の記事です。Google、生成AIの新モデル「Gemini 3」発表 検索に搭載https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN183M80Y5A111C2000000/

ジム・クレイマーについて

みなさんは、テレビなどのオールドメディアだけでなく、かなり前からインターネット、Youtubeなどでも発信をしている、著名な金融コメンテーターであるジム・クレイマーを知っていますか?ジムは、元ヘッジファンドマネージャーで、現在はCNBCの金融番組『マッド・マネー』のホストを務める、アメリカで最も有名な金融コメンテーターの一人です。ジムはかつてヘッジファンド「Cramer Levy Partners」を共同設立し、運営していました。彼のコメントには、プロのトレーダーとして市場の裏側を知り尽くした経験が反映されており、個人投資家にとってかなり説得力のある解説をしているので人気があります。ただし、彼の推奨には賛否両論があります。

また、CNBCの金融番組『マッド・マネー』では個別の銘柄に対する「買うべきか」「売るべきか」という明確なアドバイスを、視聴者からの質問に答える形で提供するため、すぐに投資行動に移したい個人にも強く支持されています。実際に『マッド・マネー』で取り上げられた銘柄は、しばしば個人投資家の間で大きな話題となり、株価を動かします。そんなクレイマー氏が何をいっているのか、そしてクレイマー銘柄を冷静に分析するためにはどうすればいいのか。そんなテーマで今後少しづつ書いていきたいと思います。

私こと、「すむことブログの管理人」はかつて証券会社系シンクタンクに勤めており、株式、債券、金、その他ETFを基本に投資経験は15年ほど。インデックス投資を基本に資産を4つに分けて保有する「パーマネントポートフォリオ」を構成しつつ、ちょくちょくこのクレイマー氏の銘柄を少し買っています。パーマネントポートフォリオの構成は当初の3倍ぐらいに値上がりでしょうか。

クレイマー氏の銘柄買いはトータルでは、プラスです。しかし、なんと95%も下がった銘柄もあれば、しっかり稼いでくれるものもあります。私は、ジムの優良な投資情報である「Jim Cramer’s top 10 things to watch」を楽しみにしています。

ちなみに、この私のこのブログのトークスタイルは、私の好きだった山崎元さんに習い「ポジショントークなし」でいきたいと思っています。山崎元さんは、2024年1月1日に食道がんのため65歳で逝去されています。

今日のJim Cramer’s top 10 things to watchへのコメントです

1. S&P 500 / Nasdaq (市場全体) 📈

【ジムの推奨の背景】 市場が下落傾向にあった11月を締めくくるにあたり、NY連銀のウィリアムズ総裁のハト派的な発言12月利下げへの期待を高めました。彼の推奨の背景は、金利動向が市場のやはり最大の上昇ドライバーであり、このマクロな追い風が株価の回復(リバウンド)を牽引しているという現状を示すことにあります。

【管理人のシミズからの注意点】 利下げ期待はポジティブですが、今週は小売売上高や生産者物価指数といった重要な経済指標の発表が控えており、これらのデータ次第で利下げ期待が後退するリスクもあります。市場が「利下げありき」で動いているため、ニュースに過敏に反応し、S&P 500に関してはボラティリティが高い一週間になる可能性を警戒すべきです。


2. Salesforce (CRM) & Alphabet (GOOGL) 💬

【ジムの推奨の背景】 SalesforceのCEO、マーク・ベニオフ氏が、Googleの「Gemini 3」をOpenAIの「ChatGPT」よりも遥かに優れていると絶賛したニュースを取り上げています。彼の推奨は、この発言がAI分野における「新旧交代」の可能性を示唆し、GoogleのAIリーダーシップを確固たるものにするという見方を強調しています。ジムは、彼の投資Club保有銘柄のSalesforceの動向を通じて、AIの進化がテック株の勢力図を塗り替えつつあることを示唆しています。

【管理人のシミズからの注意点】 これは極めて重要で信頼性が高いニュースですね!!「ChatGPTはもう終わりか?」という問いは過度にセンセーショナルです。ベニオフ氏のコメントはAlphabetにとって強烈な追い風ですが、Salesforce自身のAI戦略の優位性も同時に示している可能性があります。よって両銘柄のボラティリティが今後高まることが予測されます。


3. Novo Nordisk (NVO) 📉

【ジムの推奨の背景】 肥満治療薬で知られるNovo Nordiskが、アルツハイマー病の治験で目標を達成できなかったというニュースにより、株価が10%以上急落し4年ぶりの安値をつけたことを報じています。彼の推奨の背景は、医薬品開発のリスク、特にGLP-1薬のsemaglutide(セマグルチド)の肥満以外の適用拡大への期待が後退したという市場の懸念を伝えることにあります。

【管理人のシミズからの注意点】 治験失敗は非常に信頼性が高いネガティブ要因です。この下落は、「肥満薬」以外の成長期待が期待できないことを意味します。このニュースは、ライバルであるジムのClub保有銘柄のEli Lillyにとって短期的な追い風となりますが、GLP-1薬の他の疾患への適用拡大の可能性に市場が過度に期待していたことのサインでもあるでしょう。よってこの医療品セクター全体のボラティリティに注意が必要です。


4. Eli Lilly (LLY) 📈

【ジムの推奨の背景】 上記で述べたNovo Nordiskの治験失敗の直後に、BernsteinがEli Lillyの目標株価を大幅に引き上げたことを報じています。彼の推奨の背景は、ライバル企業のリスクが顕在化した中で、Eli Lillyには経口GLP-1薬「Orforglipron」という明確な成長ドライバーがある点、そして海外展開やGLP-1薬の価格設定に関するポジティブな要因を強調し、同社の優位性が揺るがないという確信を投資家に伝えることにあります。

【管理人のシミズからの注意点】 目標株価引き上げのタイミングは非常に強気です。しかし、既に株価が高水準にある中で、「Orforglipron」という将来の期待に大きく依存した推奨です。彼の推奨に乗る場合は、短期的な急騰後の調整というボラティリティを考慮し、リスクを分散すべきです。私もEli Lilly株はやはり興味があります。もう少し注視するつもりです。


5. Merck (MRK) 💉

【ジムの推奨の背景】 Wells FargoがMerckを「買い」に格上げし、目標株価を引き上げたことを報じています。彼の推奨の背景は、新薬開発パイプラインの進展によって、予想以上の収益増加が見込まれるというアナリストの見解を強調することにあります。ジムは、Merckを含む製薬セクター全体が予想以上に好調であるという認識が市場に広がり始めていることを示唆しています。

【管理人のシミズからの注意点】 開発パイプラインの進展という材料は信頼性が高いです。しかし、製薬株は臨床試験の結果によって株価が大きく変動する高いボラティリティを伴います。これは、先ほどのNVOとLLYと若干矛盾する新薬開発セクター全体への期待論に基づきますが、投資家はMerckの個別の新薬開発リスクを理解しておく必要があります。


6. Carvana (CVNA) 🚗

【ジムの推奨の背景】 WedbushがCarvanaを「中古車業界のキング」と呼び、最近の株価低迷はチャンスであるとして「買い」に格上げし、目標株価を引き上げたことを報じています。彼の推奨の背景は、中古車市場における同社の支配力(市場所有の可能性)を評価することにあります。ジムは、Carvanaをもっと強調すべきだったとしており、その強い確信を投資家に伝えています。

【管理人のシミズからの注意点】 「中古車業界のキング」というジムの強い表現は、高いリターンへの期待を示しますが、同時に高いボラティリティを伴います。中古車市場は金利高の影響を受けやすく、株価低迷が一時的なものか、構造的なものかを見極める必要があります。「逆指標」として見れば、ジムがここまで感情的に推奨することは、短期的な過熱につながるリスクがあります。


7. Iren (IREN) ⛏️

【ジムの推奨の背景】 JPMorganがIrenの目標株価を大幅に引き上げたものの、「売り」評価を維持したことを報じています。彼の推奨の背景は、同社株が年初来330%以上急騰しているという事実を挙げ、アナリストが株価の上昇トレンドを過小評価し、売り推奨のタイミングを誤ったことを指摘することにあります。ジムは、ビットコインマイニングとAIクラウドサービスの両方に利用されるデータセンターというビジネスモデルのモメンタムの強さを強調しています。

【管理人のシミズからの注意点】 目標株価引き上げと「売り」評価の維持というアナリストの行動は、「バリュエーションは行き過ぎているが、モメンタム(勢い)は止められない」という市場の分裂を示していますね。ジムのコメントはこのモメンタムの強さを評価していますが、「売り」評価を維持している事実は、高いボラティリティ調整リスクという「逆指標」の警告として受け止めるべきと思います。


8. Lemonade (LMND) 🍋

【ジムの推奨の背景】 Citizens JMPがLemonadeの目標株価を引き上げ、「買い」を維持したことを報じています。アナリストは、デジタル保険プロバイダーである同社が長期的に市場シェアを獲得している点を評価しています。ジムは、年初来80%以上の上昇、特に好決算後の株価急騰を強調し、デジタル化トレンドに乗る成長株の強さを投資家に示しています。

【管理人のシミズからの注意点】 好決算後の株価急騰は信頼性が高いですが、保険セクターは規制や自然災害リスクが大きく、ボラティリティが高いです。また、目標株価の引き上げは、既に市場に織り込まれつつある情報であり、彼の推奨に乗って高値掴みをするリスクに注意すべきです。


9. Waste Management (WM) ♻️

【ジムの推奨の背景】 Goldman SachsがWaste Managementのカバレッジを開始し、「買い」と目標株価$256を設定したことを報じています。彼の推奨の背景は、同社が良好な成長確固たる実績を持ち、ライバルよりも割安に取引されているというアナリストの評価を強調することにあります。ジムは、ディフェンシブな特性を持つ高品質株が、現在の市場で機能すると見ています。

【管理人のシミズからの注意点】 大手証券会社による「買い」のカバレッジ開始は、信頼性が高い情報です。この推奨は、AIやGLP-1といった高ボラティリティなテーマから一歩離れ、安定したディフェンシブ株に資金を分散する上で有用です。ただし、短期間での大幅な株価上昇は期待しにくく、安定性とのトレードオフになります。


10. Cadence Design (CDNS) 💡

【ジムの推奨の背景】 CitiがCadence Designのカバレッジを開始し、「買い」と目標株価$385を設定したことを報じています。彼の推奨の背景は、同社がチップ設計および検証ソフトウェアを提供しており、「AIの次の成長段階のバックボーン」であるというアナリストの評価を強調することにあります。ジムは、Taiwan SemiやNvidiaといった主要企業とのパートナーシップに言及し、AIインフラにおける同社の不可欠な役割を投資家に示しています。

【管理人のシミズからの注意点】 AIの「バックボーン」であるという評価は非常に信頼性が高いです。しかし、AI関連株の例に漏れず、高いバリュエーションで取引されている可能性がありますね。ジムの推奨はこのAIブームの継続を前提としており、Nvidiaとの連動性から高いボラティリティを伴うと思います。

過去の推奨との比較と最終的な心得

過去のジムのメールとの比較:今回の案件の信頼性はどうか?

今回のリストは、市場全体のリスク回避が高まった結果、テーマ株への強い推奨が多く見られます。

  • 信頼性が高い推奨: Novo Nordiskの治験失敗(ネガティブ)やEli Lilly、Cadence Designのように、明確なファンダメンタルズAIにおける戦略的な位置づけに裏打ちされた推奨です。
  • 「逆指標」リスクが高い推奨: Carvanaのジムのある意味での感情的な「キング」認定や、Irenのモメンタム(勢い)頼みの推奨は、短期的な過熱高いボラティリティを示す「逆指標」となるリスクがあるため、最も警戒すべきです。

管理人シミズからの補足コメント

今回のジムのコメントは、「AIブームの新展開」「医薬品セクターの新たなリスク」という二大テーマを捉えています。

  • AIの新旧交代: Gemini 3とChatGPTの議論は、AI戦争がまだ初期段階であり、AlphabetやCadence Designのような関連企業に新たな機会があることを示唆しています。ここはチュウしていかなくてはなりません!
  • リスク分散の重要性: Novo Nordiskの事例は、単一の治験結果が巨大企業の株価を一気に崩壊させる医薬品セクター特有のボラティリティを教えてくれます。よってWaste Managementのような安定株への推奨は、リスク分散の重要性を教えてくれます。

ブログ読者の皆さんは、ジムの推奨はあくまで情報の一つとして利用し、感情的にならず、ご自身のリスク許容度ファンダメンタルズ分析に基づいて最終的な投資戦略を確認してみてくださいね。

ジムのコメントは、市場の注目度と短期的な動きを知るための強力なツールです。長期的な成長トレンドに乗っている銘柄は、短期的なノイズに惑わされないという彼の信念を学ぶことができます。一方で、バリュエーションの壁(バリュエーションとは、企業や事業の価値指標であり、壁とはその現在の株価が割安か割高かを判断するための指標が低いこと)に直面する銘柄の推奨は、「逆指標」的、つまりな活用が賢明です。ジムの推奨を「買いのシグナル」ではなく、「要リサーチのサイン」として捉え、必ずご自身のリスク許容度ファンダメンタルズ分析に基づいて最終判断を下しましょう。

ジム・クレイマーの関連本

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