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セクターローテーションの荒波を読み解く【深掘り分析】ジム・クレイマーの最新ニューズレター注目10選 その23(2025年12月13日)

皆さん、こんにちは、優良な投資情報の収集に勤しむ「投資家K」こと管理人シミズです。

ジムの10 things to watchから「なぜジムはこの銘柄を推すのか?」と「私たちが考えたほうが良い警戒すべきリスク(逆指標・ボラティリティ)」を深掘りします。

今朝の株式市場では、投資家がハイテク株からバリュー株へと資金を移動させるセクターローテーションが続いています。 ダウ平均が昨日の史上最高値に続いて続伸を目指す一方で、ナスダックは安寄りの気配です。 S&P 500先物は、昨日の記録的な終値の後、比較的落ち着いた動きを見せています。

ジムのメールは、この市場構造の変化とともに、BroadcomやCostcoといった主要銘柄の決算後の反応、そしてCEO交代が発表されたLululemonの劇的な展開に焦点を当てています。

これらのニュースから、ジムの推奨の背景と、私たちが警戒すべき点を見ていきましょう。

「管理人のシミズからの注意点」もご参考に。

今日は、この記事も気になりました。今回のジムの話とリンクしていますよ!

ディズニー、OpenAIの動画サービスにキャラクター提供-10億ドル出資https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2025-12-11/T73ZROKJH6V500

ジム・クレイマーについて

みなさんは、テレビなどのオールドメディアだけでなく、かなり前からインターネット、Youtubeなどでも発信をしている、著名な金融コメンテーターであるジム・クレイマーを知っていますか?ジムは、元ヘッジファンドマネージャーで、現在はCNBCの金融番組『マッド・マネー』のホストを務める、アメリカで最も有名な金融コメンテーターの一人です。ジムはかつてヘッジファンド「Cramer Levy Partners」を共同設立し、運営していました。彼のコメントには、プロのトレーダーとして市場の裏側を知り尽くした経験が反映されており、個人投資家にとってかなり説得力のある解説をしているので人気があります。ただし、彼の推奨には賛否両論があります。

また、CNBCの金融番組『マッド・マネー』では個別の銘柄に対する「買うべきか」「売るべきか」という明確なアドバイスを、視聴者からの質問に答える形で提供するため、すぐに投資行動に移したい個人にも強く支持されています。実際に『マッド・マネー』で取り上げられた銘柄は、しばしば個人投資家の間で大きな話題となり、株価を動かします。そんなクレイマー氏が何をいっているのか、そしてクレイマー銘柄を冷静に分析するためにはどうすればいいのか。そんなテーマで今後少しづつ書いていきたいと思います。

私こと、「すむことブログの管理人」はかつて証券会社系シンクタンクに勤めており、株式、債券、金、その他ETFを基本に投資経験は15年ほど。インデックス投資を基本に資産を4つに分けて保有する「パーマネントポートフォリオ」を構成しつつ、ちょくちょくこのクレイマー氏の銘柄を少し買っています。パーマネントポートフォリオの構成は当初の3倍ぐらいに値上がりでしょうか。

クレイマー氏の銘柄買いはトータルでは、プラスです。しかし、なんと95%も下がった銘柄もあれば、しっかり稼いでくれるものもあります。私は、ジムの優良な投資情報である「Jim Cramer’s top 10 things to watch」を楽しみにしています。

ちなみに、この私のこのブログのトークスタイルは、私の好きだった山崎元さんに習い「ポジショントークなし」でいきたいと思っています。山崎元さんは、2024年1月1日に食道がんのため65歳で逝去されています。

今日のJim Cramer’s top 10 things to watchへのコメントです

1. 市場全体(ダウ・ナスダック・S&P 500)⚖️

【ジム・クレイマーの推奨の背景】 投資家がハイテク銘柄を売り、バリュー銘柄を買うセクターローテーションが起きていることを指摘しています。 ダウが史上最高値を更新し続ける一方で、ナスダックが軟調なのは、金利見通しや景気敏感株への期待が交錯しているためです。 ジムの背景には、市場の広がりをポジティブに捉えつつも、主力のハイテク株の調整を注視する姿勢があります。

【管理人のシミズからの注意点】 バリュー株へのシフトは短期的にはダウを押し上げますが、市場全体の牽引役であるハイテク株が冷え込むと、指数全体の重荷になります。 急激な資金移動はボラティリティを高めるため、ポートフォリオのバランスに注意が必要です。

2. Lululemon Athletica (LULU) 🧘

【ジム・クレイマーの推奨の背景】 決算内容は平凡でしたが、7年以上同社を率いたカルビン・マクドナルドCEOの退任が発表されました。 これを受けてJefferiesが評価を売りからホールドへ引き上げたことを報じています。 ジムの背景には、経営陣の刷新が、関税問題などの課題に直面する同社の再建のきっかけになるとの期待があります。

【管理人のシミズからの注意点】 CEO交代による期待感で株価は上昇していますが、実態の業績改善はこれからです。 ジムの過去の傾向からも、経営陣刷新直後の銘柄はボラティリティが非常に高く、期待外れに終わる際の反動も大きいため注意が必要です。

3. Broadcom (AVGO) 🛰️

【ジム・クレイマーの推奨の背景】 決算は予想を上回り、ガイダンスも引き上げられたにもかかわらず、株価が5%下落した状況を市場の誤解と表現しています。 投資家は顧客のチップ内製化を懸念しましたが、ジムの背景には、ホック・タンCEOの手腕を信じており、今回の下落はファンダメンタルズを無視した過剰反応だという確信があります。

【管理人のシミズからの注意点】 ジムは強気ですが、市場が内製化リスクを意識し始めた点は無視できません。 好材料が出尽くした後の下落局面では、ジムの強気が逆指標となり、底打ちまでに時間がかかるケースも想定すべきです。

4. Costco (COST) 🛒

【ジム・クレイマーの推奨の背景】 会費収入の増加や粗利益率の改善により、予想を上回る決算を発表しました。 株価は一時的に下落しましたが、ジムの背景には、これが一時的な弱含みであり、リバウンドの可能性が高いという見方があります。 目標株価をわずかに引き下げたものの、依然として強気な評価を維持しています。

【管理人のシミズからの注意点】 コストコのような優良株はバリュエーションが常に高いため、完璧な決算でも売られることがあります。 ジムの推奨が逆指標というよりは、市場全体の利益確定のターゲットになりやすい銘柄であることを理解しておくべきです。

5. Linde (LIN) 💨

【ジム・クレイマーの推奨の背景】 シティがLindeをセクターのトップピックに指名しました。 最近の株価は低迷していますが、ジムの背景には、この押し目は過剰反応であり、同社が持つ高品質なプロジェクトのバックログが将来の収益を保証しているという分析があります。

【管理人のシミズからの注意点】 バリュー株へのシフトの中で注目されますが、景気減速懸念が強まると需要への疑念から再び売られるリスクがあります。 ジムが低迷期に推奨する銘柄は、回復まで一定のスパンを要することが多いため、短期的な利益期待は禁物です。

6. RH (RH) 🛋️

【ジム・クレイマーの推奨の背景】 最悪の住宅市場環境にありながら、パリ出店などの攻めの姿勢を見せました。 しかし、利益が予想を下回り、弱いガイダンスによりアナリストが格下げを行いました。 ジムの背景には、同社のブランド力には注目しつつも、現状の苦境を投資家に伝える狙いがあります。

【管理人のシミズからの注意点】 ジムは経営陣の派手な戦略を評価しがちですが、現実は利益が追いついておらず格下げが相次いでいます。 このような局面でのジムの注目は、往々にして下落トレンドの入り口になることがあり、冷静に数字を見る必要があります。

7. Bristol Myers Squibb (BMY) 💊

【ジム・クレイマーの推奨の背景】 グッゲンハイムが評価を買いに引き上げました。 ジムの背景には、株価の割安感と、統合失調症治療薬Cobenfyをはじめとするパイプラインの進展によるリスク・リターンの改善への期待があります。

【管理人のシミズからの注意点】 製薬セクターの推奨は、治験結果や規制当局の判断一つで逆指標化するリスクが極めて高いです。 過去のトラックレコードを見ても、バイオ・製薬系はボラティリティが激しいため、ポートフォリオの一部に留めるべきです。

8. Fermi (FERM) ⚡

【ジム・クレイマーの推奨の背景】 資金提供契約の解除という衝撃的なニュースで株価が44%暴落しました。 ジムはこの銘柄を推奨しているわけではなく、IPO直後の熱狂がいかに短命に終わるか、および実害を伴うニュースの前では政治的背景も無力であるという教訓として取り上げています。

【管理人のシミズからの注意点】 一度信頼を失った新興企業の回復は困難です。 ジムがニュースとして扱うことで注目度は上がりますが、投機的な動きに巻き込まれないよう、冷静に距離を置くべき案件と言えます。

9. Alphabet (GOOGL) 🔍

【ジム・クレイマーの推奨の背景】 JPMorganが目標株価を385ドルへ大幅に引き上げたことを受けています。 ジムの背景には、Googleが広告事業の強さとAIへの取り組みで、来年に向けて依然としてトップクラスの成長期待を維持しているという評価があります。

【管理人のシミズからの注意点】 マグニフィセント・セブンの中では割安感がありますが、独占禁止法関連の訴訟リスクが常に重石となります。 ジムが推奨し続ける中で、法的なネガティブニュースが出た際の急落リスクは常に考慮しておく必要があります。

10. Ciena (CIEN) 🌐

【ジム・クレイマーの推奨の背景】 完璧なビート&レイズの決算と素晴らしいガイダンスを絶賛しています。 バークレイズが目標株価を倍増させたことに触れ、ジムの背景には、高速接続需要の爆発が同社を新たなステージへ押し上げると確信している点があります。

【管理人のシミズからの注意点】 株価が今年すでに3倍近くになっているため、期待値は最高潮に達しており、ボラティリティを伴います。 ジムが絶賛する局面は、短期的には材料出尽くしの天井になりやすく、激しい利食い売りに注意が必要です。

彼の推奨はあくまで情報の一つとして利用し、感情的にならず最終的な投資判断を下しましょうね。

過去の推奨との比較と最終的な心得

過去のジムのメールとの比較:今回の案件の信頼性はどうか?

今回のリストは、実力はあるが誤解されている銘柄と、構造的な変化に賭ける銘柄が混在しています。

  • 信頼性が高い推奨: CienaやBroadcomのような、AIインフラの需要に直結している銘柄は、四半期ごとの数字の裏付けがあるため、過去のジムの推奨と比較しても信頼性は高いと言えます。
  • 逆指標リスクが高い推奨: LululemonのCEO交代による急騰は感情的な反応が大きく、今後の実体経済の影響を無視できません。また、ハイテクからバリューへの急激なシフト自体が市場の過熱感を示す逆指標となる可能性も考慮すべきです。

ジムのコメントは、市場が単なるAIブームから実益を伴う企業への選別へ移行していることを示唆しています。

管理人シミズからの補足コメント

今回のマーケットの動きを俯瞰すると、非常に難解な局面に来ていると感じます。特にBroadcomやCostcoのように、好決算を出しても売られてしまう現象は、現在の市場の期待値がいかに高すぎるかを物語っています。

私たちが学ぶべきは、ジムが熱弁するストーリーだけでなく、その裏にある市場の需給関係です。現在のようなセクターローテーションが起きている時は、個別株のファンダメンタルズが良くても、資金の流れという大きな波に逆らうことは困難です。

特に新興のFermiのような銘柄の急落は、現在の市場が流動性の欠如や契約リスクに対して非常にシビアであることを示しています。 今は無理に高いボラティリティを追いかけるのではなく、LindeやAlphabetのように、しっかりとしたキャッシュフローやバックログを持つ銘柄に目を向け、市場が落ち着くのを待つ忍耐が必要な時期かもしれません。

ブログ読者の皆さんは、ジムの推奨はあくまで情報の一つとして利用し、感情的にならず、ご自身のリスク許容度ファンダメンタルズ分析に基づいて最終的な投資戦略を確認してみてくださいね。

ジムのコメントは、市場の注目度と短期的な動きを知るための強力なツールです。長期的な成長トレンドに乗っている銘柄は、短期的なノイズに惑わされないという彼の信念を学ぶことができます。一方で、バリュエーションの壁(バリュエーションとは、企業や事業の価値指標であり、壁とはその現在の株価が割安か割高かを判断するための指標が低いこと)に直面する銘柄の推奨は、「逆指標」的、つまりな活用が賢明です。ジムの推奨を「買いのシグナル」ではなく、「要リサーチのサイン」として捉え、必ずご自身のリスク許容度ファンダメンタルズ分析に基づいて最終判断を下しましょう。

ジム・クレイマーの関連本

ジム クレイマーの株式投資大作戦 全米no.1投資指南役
ノーブランド品

山崎元氏の関連本

やっぱり読んでおきたい ロバート・キヨサキ

最近よんで、おすすめ、読んでおきたい金融本

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すむことコム管理人 シミズ
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