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雇用統計の波乱とAIインフラの底力【深掘り分析】ジム・クレイマーの最新ニューズレター注目10選 その25(2025年12月16日)

皆さん、こんにちは、優良な投資情報の収集に勤しむ「投資家K」こと管理人シミズです。

ジムの10 things to watchから「なぜジムはこの銘柄を推すのか?」と「私たちが考えたほうが良い警戒すべきリスク(逆指標・ボラティリティ)」を深掘りします。

本日の米国市場は、政府閉鎖の影響で遅れていた11月の雇用統計発表を受け、やや軟調なスタートとなりました。非農業部門雇用者数は予想を上回る6万4000人の増加となりましたが、失業率が4.6%に予期せず上昇したことが投資家の心理を冷やしています。S&P 500が本日も続落すれば、3日連続の下落となります。昨日に続き、AI関連銘柄の売りが市場の重石となっている状況です。

ジムのメールでは、データセンター需要を背景にしたGE Vernovaの目標株価引き上げや、消費財・金融セクターでの経営陣刷新、戦略変更に伴う格上げが目立っています。

これらのニュースから、ジムの推奨の背景と、私たちが警戒すべき点を見ていきましょう。

「管理人のシミズからの注意点」もご参考に。

今日は、この記事も気になりました。今回のジムの話とリンクしていますよ!

米国株に経済指標リスク S&P500続落 雇用統計とCPIで波乱もhttps://www.ig.com/jp/news-and-trade-ideas/sp500-waits-for-jobs-report-and-cpi-data-with-anxious-investors-251216

ジム・クレイマーについて

みなさんは、テレビなどのオールドメディアだけでなく、かなり前からインターネット、Youtubeなどでも発信をしている、著名な金融コメンテーターであるジム・クレイマーを知っていますか?ジムは、元ヘッジファンドマネージャーで、現在はCNBCの金融番組『マッド・マネー』のホストを務める、アメリカで最も有名な金融コメンテーターの一人です。ジムはかつてヘッジファンド「Cramer Levy Partners」を共同設立し、運営していました。彼のコメントには、プロのトレーダーとして市場の裏側を知り尽くした経験が反映されており、個人投資家にとってかなり説得力のある解説をしているので人気があります。ただし、彼の推奨には賛否両論があります。

また、CNBCの金融番組『マッド・マネー』では個別の銘柄に対する「買うべきか」「売るべきか」という明確なアドバイスを、視聴者からの質問に答える形で提供するため、すぐに投資行動に移したい個人にも強く支持されています。実際に『マッド・マネー』で取り上げられた銘柄は、しばしば個人投資家の間で大きな話題となり、株価を動かします。そんなクレイマー氏が何をいっているのか、そしてクレイマー銘柄を冷静に分析するためにはどうすればいいのか。そんなテーマで今後少しづつ書いていきたいと思います。

私こと、「すむことブログの管理人」はかつて証券会社系シンクタンクに勤めており、株式、債券、金、その他ETFを基本に投資経験は15年ほど。インデックス投資を基本に資産を4つに分けて保有する「パーマネントポートフォリオ」を構成しつつ、ちょくちょくこのクレイマー氏の銘柄を少し買っています。パーマネントポートフォリオの構成は当初の3倍ぐらいに値上がりでしょうか。

クレイマー氏の銘柄買いはトータルでは、プラスです。しかし、なんと95%も下がった銘柄もあれば、しっかり稼いでくれるものもあります。私は、ジムの優良な投資情報である「Jim Cramer’s top 10 things to watch」を楽しみにしています。

ちなみに、この私のこのブログのトークスタイルは、私の好きだった山崎元さんに習い「ポジショントークなし」でいきたいと思っています。山崎元さんは、2024年1月1日に食道がんのため65歳で逝去されています。

今日のJim Cramer’s top 10 things to watchへのコメントです

1. 市場全体(雇用統計とS&P 500)⚖️

【ジム・クレイマーの推奨の背景】 雇用統計の数字が強弱入り混じる結果となり、市場が明確な反応を示せていない現状を分析しています。ジムの背景には、昨今の市場下落の主犯がAI銘柄の調整にあるという認識があり、マクロ経済指標よりもテクノロジーセクターの需給が相場全体を左右しているという見方があります。

【管理人のシミズからの注意点】 失業率の上昇は景気後退の予兆と捉えられることもあり、AI銘柄の売りと重なると市場全体のボラティリティが急増します。ジムがAI銘柄の調整を指摘している時は、市場のセンチメントが極めて脆くなっている「逆指標」となりやすいため、慎重な見極めが必要です。

2. GE Vernova (GEV) 💡

【ジム・クレイマーの推奨の背景】 モルガン・スタンレーが目標株価を822ドルへ、ウェルズ・ファーゴが831ドルへ引き上げたことを高く評価しています。ジムの背景には、同社の大型タービンがAIデータセンター建設に不可欠な電力を供給するという、AIインフラの「真の受益者」としての側面があります。

【管理人のシミズからの注意点】 目標株価の引き上げが相次いでおり、信頼性は高い案件です。しかし、ジムが絶賛する銘柄は既に期待値が株価に織り込まれすぎていることが多く、AIセクター全体の調整に巻き込まれた際の下げ幅も大きくなるため注意が必要です。

3. サイバーセキュリティ関連(PANW, CRWD, NET)🛡️

【ジム・クレイマーの推奨の背景】 ジェフリーズが2026年のサイバーセキュリティセクターについて、ファンダメンタルズは強いものの株価は停滞すると予測したことを受けています。ジムの背景には、Cloudflareの目標株価は引き下げられたものの、Club保有銘柄であるPalo Alto NetworksやCrowdStrikeの評価は維持されたことに安堵し、質の高い銘柄を選別する姿勢があります。

【管理人のシミズからの注意点】 セクター全体への弱気な見通しが出た際は、個別株がどれほど優秀でも資金が抜けやすくなります。ジムが保有を続けているからといって安心せず、セクター全体が「逆指標」化する可能性を考慮しておくべきです。

4. Kraft Heinz (KHC) 🍅

【ジム・クレイマーの推奨の背景】 2026年の分社化を前に、元ケラノバCEOのスティーブ・カヒレイン氏を招聘したことを「素晴らしい一手」と評価しています。ジムの背景には、カヒレイン氏が過去にケロッグの分離を成功させた実績があり、クラフト・ハインツの構造改革にもその経験が活きるとの強い期待があります。

【管理人のシミズからの注意点】 経営陣刷新はポジティブな材料ですが、実際の分社化までには時間がかかります。ジムの推奨は長期的なターンアラウンドを期待するものですが、短期的には消費財セクター特有の動きの鈍さがボラティリティとして現れるリスクがあります。

5. First Horizon (FHN) 🏦

【ジム・クレイマーの推奨の背景】 JPMorganが目標株価を27ドルに引き上げました。ジムの背景には、今後の追加利下げとローン成長により、2026年にかけて地銀セクターに大きな上昇余地があるというシナリオがあります。彼はGoldman SachsやWells Fargoといった大型銀と並んで金融株に強気な姿勢を維持しています。

【管理人のシミズからの注意点】 利下げは銀行の利ざやを圧迫する側面もあり、ジムの期待通りにローン成長が加速するかは景気次第です。地銀は商業不動産リスクなどの不透明感も抱えているため、ボラティリティの高さには警戒が必要です。

6. Gap (GPS) 👕

【ジム・クレイマーの推奨の背景】 ウェルズ・ファーゴが「買い」に格上げし、目標株価を30ドルに引き上げたことを受けています。ジムの背景には、関税撤廃の可能性という選択肢と、懸念されていたほど悪くなかったホリデーシーズンの販売実績があり、Old Navyなどのブランド再建が進んでいるという評価があります。

【管理人のシミズからの注意点】 アパレルは流行と消費マインドに極めて敏感です。ジムの推奨が「最悪期を脱した」という判断に基づいている場合、消費者の節約志向が強まれば一転して「逆指標」となるリスクがあるため、月次の販売データに注目すべきです。

7. Estee Lauder (EL) 💄

【ジム・クレイマーの推奨の背景】 BofAが目標株価を130ドルに引き上げ、2026年のトップピックに指名したことを紹介しています。ジムの背景には、同社のターンアラウンド(業績回復)が着実に進んでいるというアナリストの見解に同意し、美容セクターの王者の復活を確信している点があります。

【管理人のシミズからの注意点】 中国市場の停滞など、同社が抱える構造的な問題は完全には解決していません。ジムの強気姿勢が早すぎる可能性もあり、回復が遅れればボラティリティの高い展開が続くでしょう。

8. PayPal (PYPL) 💳

【ジム・クレイマーの推奨の背景】 中小企業向けローンや預金口座を提供する銀行設立の申請を行ったというニュースに注目しています。ジムの背景には、RippleやCircleなどの仮想通貨企業が信託銀行設立の承認を得た流れにPayPalも乗り、金融プラットフォームとしての機能を拡大させることで、決済以外の収益源を確保するという戦略への期待があります。

【管理人のシミズからの注意点】 規制当局の承認が得られるかは不透明であり、銀行業務への進出は競争の激化を意味します。ジムの戦略的評価が株価に結びつくまでには時間がかかるため、ニュースへの過剰反応は禁物です。

9. Southwest Airlines (LUV) ✈️

【ジム・クレイマーの推奨の背景】 バークレイズが「買い」に格上げし、目標株価を56ドルへ大幅に引き上げたことを報じています。しかし、ジムは「この推奨は遅すぎる」と苦言を呈しています。ジムの背景には、既に株価が42ドル付近まで上昇した後での格上げであり、新鮮味に欠けるという冷静な判断があります。

【管理人のシミズからの注意点】 ジムが「遅い」と指摘する時は、短期的には材料出尽くしになる可能性が高いです。アナリストの格上げに飛びつくと高値掴みになるリスクがあり、ボラティリティの高い航空株においては特に注意が必要です。

10. Tesla (TSLA) 🚗

【ジム・クレイマーの推奨の背景】 みずほ銀行が目標株価を530ドルに引き上げ、ロボタクシーへの期待感を強調したことを紹介しています。ジムの背景には、データセンター以外の新たなテクノロジー分野としてロボタクシーが市場の牽引役になる可能性を模索する姿勢があります。

【管理人のシミズからの注意点】 テスラの目標株価はアナリストによって極端に分かれており、ボラティリティの塊です。ロボタクシーの実現性には依然として懐疑的な見方も多く、ジムが「注視すべきテクノロジー」として挙げた際が、過熱感のピークとなる逆指標のリスクを常に孕んでいます。

彼の推奨はあくまで情報の一つとして利用し、感情的にならず最終的な投資判断を下しましょうね。

過去の推奨との比較と最終的な心得

過去のジムのメールとの比較:今回の案件の信頼性はどうか?

今回のリストは、GE Vernovaのようにインフラとしての裏付けがある銘柄と、GapやEstee Lauderのように「期待」に基づくターンアラウンド銘柄が混在しています。

信頼性が高い推奨: GE Vernovaのように、複数のアナリストがデータセンター需要という明確な構造的変化を理由に目標株価を上げている銘柄は、過去のトラックレコードと比較しても信頼性は高いと言えます。

逆指標リスクが高い推奨: 雇用統計が不安定な中での地銀(First Horizon)や、既に株価が跳ね上がった後のSouthwest Airlines、そして期待先行のTeslaは、マクロ経済の悪化や材料出尽くしによって逆指標となる可能性が高く、ボラティリティへの強い警戒が必要です。

管理人シミズからの補足コメント

本日のマーケットを見ていると、雇用統計の結果以上に「AI銘柄への疑念」が市場の深層心理に影響を与えているように感じます。ジムがGE Vernovaを称賛する一方で、サイバーセキュリティ株に慎重な見方を示しているのは、投資家が「実体のあるインフラ」へと資金を移し始めている証拠かもしれません。

特にテスラのロボタクシーやPayPalの銀行化といった「将来の青写真」については、ジムの言葉通り期待感はありますが、足元の雇用データの不安定さを考えると、今は夢を追うよりも数字の裏付けがある企業を優先すべき時期ではないでしょうか。

ジムの推奨するストーリーを楽しみつつも、失業率4.6%という「現実」が個人消費やローン成長にどう影響するか、一歩引いた視点で観察を続けるのが賢明な投資判断に繋がると私は考えています。

ブログ読者の皆さんは、ジムの推奨はあくまで情報の一つとして利用し、感情的にならず、ご自身のリスク許容度ファンダメンタルズ分析に基づいて最終的な投資戦略を確認してみてくださいね。

ジムのコメントは、市場の注目度と短期的な動きを知るための強力なツールです。長期的な成長トレンドに乗っている銘柄は、短期的なノイズに惑わされないという彼の信念を学ぶことができます。一方で、バリュエーションの壁(バリュエーションとは、企業や事業の価値指標であり、壁とはその現在の株価が割安か割高かを判断するための指標が低いこと)に直面する銘柄の推奨は、「逆指標」的、つまりな活用が賢明です。ジムの推奨を「買いのシグナル」ではなく、「要リサーチのサイン」として捉え、必ずご自身のリスク許容度ファンダメンタルズ分析に基づいて最終判断を下しましょう。

ジム・クレイマーの関連本

ジム クレイマーの株式投資大作戦 全米no.1投資指南役
ノーブランド品

山崎元氏の関連本

やっぱり読んでおきたい ロバート・キヨサキ

最近よんで、おすすめ、読んでおきたい金融本

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すむことコム管理人 シミズ
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