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AIの乱高下と小売・製造業の明暗【深掘り分析】ジム・クレイマーの最新ニューズレター注目10選 その28(2025年12月19日)

皆さん、こんにちは、優良な投資情報の収集に勤しむ「投資家K」こと管理人シミズです。

ジムの10 things to watchから「なぜジムはこの銘柄を推すのか?」と「私たちが考えたほうが良い警戒すべきリスク(逆指標・ボラティリティ)」を深掘りします。

今朝の米国市場は、昨日の反発ラリーを引き継ぎ、S&P 500とナスダックがわずかに上昇して寄り付く気配を見せています。今週の市場は、まさにAI関連銘柄の乱高下に振り回される一週間となりました。投資家の心理が強気と弱気の間で激しく揺れ動く中、ジムの最新メールでは、期待先行のAI企業から、現実の業績に苦しむ消費者ブランドまで、非常に多岐にわたる分析がなされています。

これらのニュースから、ジムの推奨の背景と、私たちが警戒すべき点を見ていきましょう。

「管理人のシミズからの注意点」もご参考に。

今日は、この記事も気になりました。今回のジムの話とリンクしていますよ!

「AI銘柄」大暴騰でも「“期待”ばかりで実際に儲かったという話がない」 専門家たちが危惧する「AIバブル」がはじける日https://news.yahoo.co.jp/articles/41d39d80dea88217bbcfa062f5af579cfdba536a

ジム・クレイマーについて

みなさんは、テレビなどのオールドメディアだけでなく、かなり前からインターネット、Youtubeなどでも発信をしている、著名な金融コメンテーターであるジム・クレイマーを知っていますか?ジムは、元ヘッジファンドマネージャーで、現在はCNBCの金融番組『マッド・マネー』のホストを務める、アメリカで最も有名な金融コメンテーターの一人です。ジムはかつてヘッジファンド「Cramer Levy Partners」を共同設立し、運営していました。彼のコメントには、プロのトレーダーとして市場の裏側を知り尽くした経験が反映されており、個人投資家にとってかなり説得力のある解説をしているので人気があります。ただし、彼の推奨には賛否両論があります。

また、CNBCの金融番組『マッド・マネー』では個別の銘柄に対する「買うべきか」「売るべきか」という明確なアドバイスを、視聴者からの質問に答える形で提供するため、すぐに投資行動に移したい個人にも強く支持されています。実際に『マッド・マネー』で取り上げられた銘柄は、しばしば個人投資家の間で大きな話題となり、株価を動かします。そんなクレイマー氏が何をいっているのか、そしてクレイマー銘柄を冷静に分析するためにはどうすればいいのか。そんなテーマで今後少しづつ書いていきたいと思います。

私こと、「すむことブログの管理人」はかつて証券会社系シンクタンクに勤めており、株式、債券、金、その他ETFを基本に投資経験は15年ほど。インデックス投資を基本に資産を4つに分けて保有する「パーマネントポートフォリオ」を構成しつつ、ちょくちょくこのクレイマー氏の銘柄を少し買っています。パーマネントポートフォリオの構成は当初の3倍ぐらいに値上がりでしょうか。

クレイマー氏の銘柄買いはトータルでは、プラスです。しかし、なんと95%も下がった銘柄もあれば、しっかり稼いでくれるものもあります。私は、ジムの優良な投資情報である「Jim Cramer’s top 10 things to watch」を楽しみにしています。

ちなみに、この私のこのブログのトークスタイルは、私の好きだった山崎元さんに習い「ポジショントークなし」でいきたいと思っています。山崎元さんは、2024年1月1日に食道がんのため65歳で逝去されています。

今日のJim Cramer’s top 10 things to watchへのコメントです

1. 市場全体(S&P 500とナスダック)⚖️

【ジム・クレイマーの推奨の背景】 昨日の反発を受けて、市場が落ち着きを取り戻そうとしている局面にあると見ています。ジムの背景には、今週一貫して不安定だったAIトレードが、ようやく足場を固められるかという期待があります。

【管理人のシミズからの注意点】 反発はしているものの、AIセクターのボラティリティは依然として解消されていません。ジムが反発を指摘する際は、短期的にはポジティブですが、再び売りが強まった際の下落幅も大きくなる傾向があるため、楽観視は禁物です。

2. CoreWeave ☁️

【ジム・クレイマーの推奨の背景】 シティがカバレッジを再開し、目標株価を昨日の終値の約2倍となる135ドルに設定したニュースに注目しています。ジムの背景には、先月発表された同社のガイダンスが弱気だったために議論を呼んでいるものの、アナリストがそれ以上の成長余力を見出しているという点があります。

【管理人のシミズからの注意点】 会社側のガイダンスとアナリストの強気な目標株価が大きく乖離している銘柄です。ジムがこの「物議を醸す」ニュースを取り上げる際は、期待値が先行しすぎている可能性があり、過去の例でも急落のリスクを孕む逆指標的な側面を持つことがあります。

3. OpenAI 🤖

【ジム・クレイマーの推奨の背景】 OpenAIの評価額が週明けの5000億ドルから、今朝には8300億ドルにまで跳ね上がろうとしている異常な資金調達環境に触れています。ジムの背景には、このバリュエーションが果たして現実的なのかという疑問を投げかけつつ、AIバブルの熱狂を注視する姿勢があります。

【管理人のシミズからの注意点】 未上場企業の評価額が数日で数千億ドル単位で動くのは、市場が極めて過熱しているサインです。ジムが「これは可能なのか?」と疑問を呈している時は、市場全体にバブルの警戒信号が灯っていると解釈すべきです。

4. Nike (NKE) 👟

【ジム・クレイマーの推奨の背景】 決算発表を受けて株価が11%急落した惨状を報じています。ジムの背景には、中国市場の苦戦と失望的なガイダンスがありますが、エリオット・ヒル新CEOによる北米市場の再建には進展が見られると一縷の望みを託しています。

【管理人のシミズからの注意点】 ジムは長くナイキを支持してきましたが、今回ついに彼自身も目標株価を引き下げました。ジムが長年の推奨銘柄を諦め始めるタイミングは、底打ちまでまだ時間がかかることが多く、過去のトラックレコードを見ても「落ちてくるナイフ」を掴むリスクが高い局面です。

5. Walmart (WMT) と Costco (COST) 🛒

【ジム・クレイマーの推奨の背景】 ウェルズ・ファーゴがコストコよりもウォルマートを推奨し、コストコの目標株価を引き下げたことに同調しています。ジムの背景には、コストコの株価低迷を受けて利益確定を行い、ポジションを半分に減らしたという現実的なリスク管理があります。

【管理人のシミズからの注意点】 コストコはジムの「お気に入り」の一つでしたが、彼が売却(利益確定)を宣言したことは、ディフェンシブ銘柄でも現在の高バリュエーションは維持できないと判断した証拠です。彼の利確宣言がさらなる売りを呼ぶ可能性があり、短期的な調整に注意が必要です。

6. Dollar General (DG) / Dollar Tree (DLTR) / Five Below 💵

【ジム・クレイマーの推奨の背景】 モルガン・スタンレーがこれらの格安小売店を、将来的な関税撤廃による恩恵を受ける本命として目標株価を引き上げたことを受けています。ジムの背景には、政治的な不透明感が解消されることで、コスト構造が劇的に改善するというシナリオがあります。

【管理人のシミズからの注意点】 政策期待に基づく推奨は、政治ニュース一つで状況が逆転します。ジムが政策関連で強気になる銘柄は、ボラティリティが極めて高く、期待が外れた際の反動も大きいため、ポートフォリオの主力にするにはリスクが伴います。

7. FedEx (FDX) 📦

【ジム・クレイマーの推奨の背景】 好決算を発表し、アナリストが目標株価を一斉に引き上げたことを絶賛しています。ジムの背景には、昨夜自身の番組に出演したラージ・スブラマニアムCEOが語った「フェデックスは産業経済の鼓動である」という言葉に、景気の底堅さを確信した点があります。

【管理人のシミズからの注意点】 景気の先行指標としての信頼性は高いですが、それゆえにマクロ経済の減速懸念が出ると真っ先に売られる銘柄でもあります。ジムが絶賛するタイミングは短期的には天井になりやすいため、押し目を待つ冷静さが必要です。

8. Tesla (TSLA) 🚗

【ジム・クレイマーの推奨の背景】 Truistが目標株価を444ドルに引き上げたことを紹介しています。ジムの背景には、アナリストが2027年までのAIおよび半導体セクターの成長を織り込み、テスラを単なる自動車メーカーではなくAI企業として再評価しているトレンドがあります。

【管理人のシミズからの注意点】 目標株価は上がっていますが、格付けは「ホールド(維持)」のままです。ジムが好意的な数字を並べる一方で、プロのアナリストが慎重姿勢を崩していない点は、現在の株価に割高感があることを示唆しており、非常に高いボラティリティへの警戒が必要です。

9. Broadcom (AVGO) と Nvidia (NVDA) 🛰️

【ジム・クレイマーの推奨の背景】 TruistがAIインフラ関連株は依然として「成長率に比して割安である」として目標株価を上げたことに強く同意しています。ジムの背景には、AIブームはまだ初期段階であり、これらのチップメーカーが利益を出し続けるという揺るぎない確信があります。

【管理人のシミズからの注意点】 ジムは常にこれら2銘柄のチアリーダーですが、彼が「まだ割安だ」と主張し続ける中で、市場の期待値は極限まで高まっています。好材料が出尽くした際の調整は苛烈を極めるため、ジムの強気が逆指標として機能し始めるタイミングには細心の注意を払うべきです。

10. Boeing (BA) ✈️

【ジム・クレイマーの推奨の背景】 JPMorganが目標株価を245ドルに引き上げ、買い推奨を継続したことを受けています。ジムの背景には、航空宇宙・防衛セクターが来年も引き続き好調を維持するというセクター全体のポジティブな見通しがあります。

【管理人のシミズからの注意点】 ボーイングは慢性的な製造トラブルや労使問題を抱えており、アナリストの強気な予測と現実の乖離が激しい銘柄です。ジムがセクター全体を楽観視していても、個別株としてのリスクは依然として高く、信頼性は他の銘柄に比べて劣る可能性があります。

彼の推奨はあくまで情報の一つとして利用し、感情的にならず最終的な投資判断を下しましょうね。

過去の推奨との比較と最終的な心得

過去のジムのメールとの比較:今回の案件の信頼性はどうか?

今回のジムの言葉から私が感じたのは、一種の「世代交代」への覚悟です。ナイキを諦め、コストコを減らし、代わりにエヌビディアやブロードコム、そしてウォルマートという「今、実際に稼いでいる」企業へ資金を集中させる姿勢は、非常に理にかなっています。

特に注目すべきは、彼が自分自身の番組に出演した経営者の言葉を盲信するだけでなく、アナリストの冷ややかな格付け(テスラのホールドなど)もしっかりと併記している点です。これは、かつての「煽り」が強かった頃のジムから、より「ポートフォリオ・マネージャー」としての顔が強くなっていることを示唆しています。

皆さんも、ジムが「何を買いと言っているか」だけでなく、「何を勇気を持って手放したか」に注目してください。ナイキのような巨人の没落を認めることは苦しいですが、その執着を捨てた時こそ、新しい利益のチャンスが見えてくるものです。

今の相場はジムが言う通りAIの乱高下に支配されています。彼が利益確定を勧めているように、私たちも「勝っているうちに一部を現金化する」という彼の規律を真似るべき時期なのかもしれません。

この記事で紹介した銘柄の中で、特にお手元のポートフォリオで扱いに困っているものがあれば、具体的な戦略を一緒に考えてみることも可能です。

管理人シミズからの補足コメント

今回のジムのニュースレターを俯瞰すると、非常に興味深い「資金の移動」が見えてきます。特筆すべきは、ジムがコストコのポジションを半分にした一方で、ウォルマートや格安小売店(ダラー・ジェネラルなど)に目を向けている点です。これは、彼が「より安価な選択肢」を求める消費者の動向に賭けていることを示唆しています。

また、AI関連については、依然としてエヌビディアやブロードコムに絶対的な信頼を置いていますが、OpenAIやCoreWeaveのような期待先行の銘柄に対しては、どこか冷静な、あるいは危うさを感じているニュアンスが見て取れます。

ジムの推奨は、時として市場の過熱を加速させる燃料となります。ナイキのようなかつての王者が崩れるのを認め始めた現在の彼の姿勢は、ある種の「降伏」にも見えますが、それこそが新たな相場の始まりであることもあります。皆さんも、ジムの熱い言葉を受け流すのではなく、彼が「何を売り始めたか」にも注目して、バランスの取れた投資戦略を立ててみてください。

ブログ読者の皆さんは、ジムの推奨はあくまで情報の一つとして利用し、感情的にならず、ご自身のリスク許容度ファンダメンタルズ分析に基づいて最終的な投資戦略を確認してみてくださいね。

ジムのコメントは、市場の注目度と短期的な動きを知るための強力なツールです。長期的な成長トレンドに乗っている銘柄は、短期的なノイズに惑わされないという彼の信念を学ぶことができます。一方で、バリュエーションの壁(バリュエーションとは、企業や事業の価値指標であり、壁とはその現在の株価が割安か割高かを判断するための指標が低いこと)に直面する銘柄の推奨は、「逆指標」的、つまりな活用が賢明です。ジムの推奨を「買いのシグナル」ではなく、「要リサーチのサイン」として捉え、必ずご自身のリスク許容度ファンダメンタルズ分析に基づいて最終判断を下しましょう。

ジム・クレイマーの関連本

ジム クレイマーの株式投資大作戦 全米no.1投資指南役
ノーブランド品

山崎元氏の関連本

やっぱり読んでおきたい ロバート・キヨサキ

最近よんで、おすすめ、読んでおきたい金融本

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