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2026年の幕開けにむけたAI巨人の布石【深掘り分析】ジム・クレイマーの最新ニューズレター注目10選 その33(2025年12月29日)

皆さん、こんにちは、優良な投資情報の収集に勤しむ「投資家K」こと管理人シミズです。

ジムの10 things to watchから「なぜジムはこの銘柄を推すのか?」と「私たちが考えたほうが良い警戒すべきリスク(逆指標・ボラティリティ)」を深掘りします。

ジムのメールでは、エヌビディアによるインテルへの巨額出資の完了や、ソフトバンクによるデータセンター投資、さらには2025年を揺るがした関税問題への楽観的な見通しまで、非常に密度の高い内容が共有されています。

これらのニュースから、ジムの推奨の背景と、私たちが警戒すべき点を見ていきましょう。

「管理人のシミズからの注意点」もご参考に。

ジム・クレイマーについて

みなさんは、テレビなどのオールドメディアだけでなく、かなり前からインターネット、Youtubeなどでも発信をしている、著名な金融コメンテーターであるジム・クレイマーを知っていますか?ジムは、元ヘッジファンドマネージャーで、現在はCNBCの金融番組『マッド・マネー』のホストを務める、アメリカで最も有名な金融コメンテーターの一人です。ジムはかつてヘッジファンド「Cramer Levy Partners」を共同設立し、運営していました。彼のコメントには、プロのトレーダーとして市場の裏側を知り尽くした経験が反映されており、個人投資家にとってかなり説得力のある解説をしているので人気があります。ただし、彼の推奨には賛否両論があります。

また、CNBCの金融番組『マッド・マネー』では個別の銘柄に対する「買うべきか」「売るべきか」という明確なアドバイスを、視聴者からの質問に答える形で提供するため、すぐに投資行動に移したい個人にも強く支持されています。実際に『マッド・マネー』で取り上げられた銘柄は、しばしば個人投資家の間で大きな話題となり、株価を動かします。そんなクレイマー氏が何をいっているのか、そしてクレイマー銘柄を冷静に分析するためにはどうすればいいのか。そんなテーマで今後少しづつ書いていきたいと思います。

私こと、「すむことブログの管理人」はかつて証券会社系シンクタンクに勤めており、株式、債券、金、その他ETFを基本に投資経験は15年ほど。インデックス投資を基本に資産を4つに分けて保有する「パーマネントポートフォリオ」を構成しつつ、ちょくちょくこのクレイマー氏の銘柄を少し買っています。パーマネントポートフォリオの構成は当初の3倍ぐらいに値上がりでしょうか。

クレイマー氏の銘柄買いはトータルでは、プラスです。しかし、なんと95%も下がった銘柄もあれば、しっかり稼いでくれるものもあります。私は、ジムの優良な投資情報である「Jim Cramer’s top 10 things to watch」を楽しみにしています。

ちなみに、この私のこのブログのトークスタイルは、私の好きだった山崎元さんに習い「ポジショントークなし」でいきたいと思っています。山崎元さんは、2024年1月1日に食道がんのため65歳で逝去されています。

今日のJim Cramer’s top 10 things to watchへのコメントです

1. 市場全体と新年の取引にむけて ⚖️

【ジム・クレイマーの推奨の背景】先週のS&P 500が最高値を更新した流れを引き継ぎつつ、今週の短縮週における調整局面を注視しています。ジムの背景には、記録的な上昇の後の自然な一服感と、休場(木曜日)を控えたポジション調整が市場を支配しているという見方があります。

【管理人のシミズからの注意点】最高値圏での停滞は、上昇エネルギーの蓄積か、あるいは利益確定売りの始まりかの瀬戸際です。ジムが市場の「落ち着き」を語る時は、出来高が少ない中で大口の動きが株価を大きく歪ませるリスクがあるため、週前半の不用意なエントリーは控えるべきです。

2. FOMC議事録と経済指標 📊

【ジム・クレイマーの推奨の背景】水曜日に発表される12月のFOMC議事録と失業保険申請件数に全神経を集中させています。ジムの背景には、今年3回の利下げを経た今、FRBが次にどのタイミングで動くのか、その「透明性」こそが2026年の相場を牽引する最大の燃料になるという確信があります。

【管理人のシミズからの注意点】ジムは透明性を求めますが、議事録の内容が予想よりタカ派(利下げに慎重)だった場合、これまでの上昇を全否定するような調整が起きるのがこの時期の常です。ジムの期待とは裏腹に、データ次第で市場のセンチメントが180度変わるボラティリティには警戒が必要です。

3. Amazon (AMZN) 📦

【ジム・クレイマーの推奨の背景】イタリアでのドローン配送計画の中止を、規制上の障壁という観点から報じています。ジムの背景には、航空当局との進展があってもビジネス全般の規制が伴わなければ撤退するという、アマゾンの冷徹な経営判断を評価する姿勢があります。

【管理人のシミズからの注意点】イノベーションが規制に阻まれるのはアマゾンにとって珍しくありませんが、欧州市場での展開が足踏みしている事実は、グローバルな成長性に疑問を投げかけます。ジムが「妥当な判断」と語る一方で、成長のエンジンが一部停止しているという事実には注意を払うべきです。

4. SoftBank (SFTBY) 🤖

【ジム・クレイマーの推奨の背景】データセンター投資会社のデジタルブリッジを40億ドルで買収することに合意したニュースを伝えています。ジムの背景には、孫正義会長が掲げる「人工超知能(ASI)」というビジョンに向けて、基盤となるインフラを確実に固めにいっているというポジティブな評価があります。

【管理人のシミズからの注意点】ソフトバンクの大型買収は常に「高値掴み」のリスクと隣り合わせです。ジムがビジョンを絶賛する時こそ、負債の増加や買収先のバリュエーションが適正かを疑うべきです。ソフトバンク株特有の激しい値動きは、保守的な投資家にとっては逆指標になりかねません。

5. Nvidia (NVDA) と Intel (INTC) 💻

【ジム・クレイマーの推奨の背景】9月に発表されていたインテルへの50億ドルの出資がついに完了したことを受けています。ジムの背景には、この出資によってエヌビディアがPCからハイエンドサーバーまで、半導体業界のあらゆる領域を支配する「スープ・トゥ・ナッツ(最初から最後まで)」の提供者になったという、絶対的な王者としての完成を祝う心理があります。

【管理人のシミズからの注意点】エヌビディアにとってインテルへの関与は戦略的ですが、再建途上のインテル株を持つことはリスクでもあります。ジムが「盤石になった」と叫ぶ時こそ、独占禁止法への警戒や、巨大化しすぎたことによる成長率の鈍化という、新しい段階のリスクを意識し始めるべき時期です。

6. Nvidia (NVDA) と Groq 🤝

【ジム・クレイマーの推奨の背景】チップスタートアップのGroqとのライセンス契約を、アナリストたちが「競争優位を固めるもの」と評価していることを支持しています。ジムの背景には、グーグルやブロードコムといった競合他社が独自のAIチップで猛追する中、エヌビディアが外部技術を積極的に取り込んで堀(モート)を深めているという安心感があります。

【管理人のシミズからの注意点】アナリストの絶賛はしばしば株価のピークと重なります。ジムがこうした細かいライセンス契約まで持ち出して強気を維持する時は、逆に言えばそれだけ競争が激化していることの裏返しでもあります。競合他社の追い上げのスピードが、エヌビディアの防壁を上回るリスクを忘れてはいけません。

7. Boeing (BA) ✈️

【ジム・クレイマーの推奨の背景】ティグレス・フィナンシャルによる「買い」評価と、目標株価275ドルの再設定を引用しています。ジムの背景には、記録的な受注残(バックログ)が、今後数年間の収益を保証しているという、最悪期を脱した製造業の復活シナリオがあります。

【管理人のシミズからの注意点】ボーイングに関しては、受注残があることと、それを実際に納期通りに製造できる能力があることは別問題です。ジムがバックログという数字の安心感を強調する時は、現場の労働問題や品質トラブルという「負の遺産」が解決されているかを冷静に見極める必要があります。

8. On Holding (ONON) 👟

【ジム・クレイマーの推奨の背景】UBSが発表した「非常に強気」なレポートに注目しています。ジムの背景には、ブランド認知度が急上昇し、市場シェアを確実に奪っているオンの成長力への期待があります。自身の投資クラブではナイキを保有しているものの、新興勢力の勢いを認めざるを得ない状況にあります。

【管理人のシミズからの注意点】オンのようなグロース銘柄は、期待値が目標株価(85ドル)に集約されると、わずかな成長鈍化で暴落する傾向があります。ジムがライバル銘柄を褒め始めた時は、保有しているナイキのブランド力が相対的に低下している可能性を警告しているとも取れるため、注意が必要です。

9. KB Home (KBH) と Home Depot (HD) 🏠

【ジム・クレイマーの推奨の背景】住宅建設大手のKBホームが相次いで目標株価を引き下げられている現状を伝えています。ジムの背景には、住宅建設業者を直接持つよりも、金利低下の恩恵をより広く受けるホーム・デポを保有する方が、2026年に向けてはより賢明で安全な戦略であるという確信があります。

【管理人のシミズからの注意点】ジムはしばしば「セクター内の乗り換え」を推奨しますが、住宅関連全体が売られている局面ではホーム・デポも無傷ではいられません。彼がホーム・デポを「最良の手段」と呼ぶ時は、住宅市場の底入れが予想より遅れるリスクをヘッジするための守りの姿勢であると理解すべきです。

10. Bank of America (BAC) と関税問題 🏦

【ジム・クレイマーの推奨の背景】BofAのブライアン・モイニハンCEOが、2025年を揺るがした関税問題が2026年には「沈静化(デエスカレーション)」に向かうと予測していることを紹介しています。ジムの背景には、経済の不確実性が取り除かれることで、銀行株を中心とした景気敏感株に絶好の買い場が訪れるという期待があります。

【管理人のシミズからの注意点】CEOの予測はあくまで「希望」に近い側面があります。2025年の混乱がまだ記憶に新しい中、ジムが早々に「問題は沈静化する」という他人の意見に乗る時は、政策の予測不可能性を過小評価しているリスクがあります。トランプ政権の次の一手次第で、このシナリオが崩れる可能性は常に残っています。

彼の推奨はあくまで情報の一つとして利用し、感情的にならず最終的な投資判断を下しましょうね。

過去の推奨との比較と最終的な心得

過去のジムのメールとの比較:今回の案件の信頼性はどうか?

今回のジムの発信で最も信頼性が高いのは、エヌビディアによるインテルへの出資完了と、それに伴うプラットフォームの拡大という分析です。ジムは過去10年、エヌビディアが単なるチップメーカーからインフラ企業へと進化する過程を一貫して正しく捉えてきました。今回の「スープ・トゥ・ナッツ」という表現は、その戦略的完成度の高さを的確に示しています。

一方で、ボーイングへの強気な目標株価の引用や、関税問題の早期解決期待については、過去の彼の「楽観視しすぎた失敗」のパターンと重なる部分があります。特に政治や地政学が絡むトピックにおいて、ジムの推奨はしばしばボラティリティの波に飲まれ、逆指標となるケースが散見されるため、慎重な姿勢が求められます。

管理人シミズからの補足コメント

今回のジムのメールは「巨人の完成」と「マクロの霧晴れ」という二つのテーマを提示しています。

エヌビディアがインテルの資産を吸収してさらに巨大化する一方で、2025年の重しだった関税や金利という霧が少しずつ晴れようとしています。ジムの言葉からは、不透明だった昨年までの戦い方から、より明確な「勝者」へ資金を集中させるべきだというメッセージが感じられます。

ただし、新年の第一週は、皆が新しい希望を持って市場に参入するため、期待値が先行しすぎて株価がオーバーシュートしやすい時期でもあります。ジムが絶賛する「エヌビディアの支配」や「2026年の景気回復」というストーリーに納得しつつも、実際の経済データがそれに伴っているかを確認するまでは、全力投球は控えるのが大人の投資術です。

皆さんの2026年が素晴らしい投資の年になるよう、これからもジムの熱い言葉の裏にある「真実」を一緒に読み解いていきましょう!

ブログ読者の皆さんは、ジムの推奨はあくまで情報の一つとして利用し、感情的にならず、ご自身のリスク許容度ファンダメンタルズ分析に基づいて最終的な投資戦略を確認してみてくださいね。

ジムのコメントは、市場の注目度と短期的な動きを知るための強力なツールです。長期的な成長トレンドに乗っている銘柄は、短期的なノイズに惑わされないという彼の信念を学ぶことができます。一方で、バリュエーションの壁(バリュエーションとは、企業や事業の価値指標であり、壁とはその現在の株価が割安か割高かを判断するための指標が低いこと)に直面する銘柄の推奨は、「逆指標」的、つまりな活用が賢明です。ジムの推奨を「買いのシグナル」ではなく、「要リサーチのサイン」として捉え、必ずご自身のリスク許容度ファンダメンタルズ分析に基づいて最終判断を下しましょう。

ジム・クレイマーの関連本

ジム クレイマーの株式投資大作戦 全米no.1投資指南役
ノーブランド品

山崎元氏の関連本

やっぱり読んでおきたい ロバート・キヨサキ

最近よんで、おすすめ、読んでおきたい金融本

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