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ベネズエラ政変と2026年AIの真価【深掘り分析】ジム・クレイマーの最新ニューズレター注目10選 その37(2026年1月5日)

皆さん、こんにちは、優良な投資情報の収集に勤しむ「投資家K」こと管理人シミズです。

ジムの10 things to watchから「なぜジムはこの銘柄を推すのか?」と「私たちが考えたほうが良い警戒すべきリスク(逆指標・ボラティリティ)」を深掘りします。

2026年が幕を開けて早々、世界情勢は緊迫しています。週末のベネズエラへの攻撃とマドゥロ大統領の拘束という衝撃的なニュースが入ってきましたが、週明けの米国市場はそれを冷静に受け流し、金曜日の雇用統計を見据えて堅調なスタートを切ろうとしています。

本日のジムのメールでは、この政変を受けた石油セクターのパワーバランスの変化から、CES 2026で主役を演じるエヌビディア、そして銀行やサイバーセキュリティの格付け変更まで、多岐にわたる重要な指摘がなされています。

これらのニュースから、ジムの推奨の背景と、私たちが警戒すべき点を見ていきましょう。

「管理人のシミズからの注意点」もご参考に。

ジム・クレイマーについて

みなさんは、テレビなどのオールドメディアだけでなく、かなり前からインターネット、Youtubeなどでも発信をしている、著名な金融コメンテーターであるジム・クレイマーを知っていますか?ジムは、元ヘッジファンドマネージャーで、現在はCNBCの金融番組『マッド・マネー』のホストを務める、アメリカで最も有名な金融コメンテーターの一人です。ジムはかつてヘッジファンド「Cramer Levy Partners」を共同設立し、運営していました。彼のコメントには、プロのトレーダーとして市場の裏側を知り尽くした経験が反映されており、個人投資家にとってかなり説得力のある解説をしているので人気があります。ただし、彼の推奨には賛否両論があります。

また、CNBCの金融番組『マッド・マネー』では個別の銘柄に対する「買うべきか」「売るべきか」という明確なアドバイスを、視聴者からの質問に答える形で提供するため、すぐに投資行動に移したい個人にも強く支持されています。実際に『マッド・マネー』で取り上げられた銘柄は、しばしば個人投資家の間で大きな話題となり、株価を動かします。そんなクレイマー氏が何をいっているのか、そしてクレイマー銘柄を冷静に分析するためにはどうすればいいのか。そんなテーマで今後少しづつ書いていきたいと思います。

私こと、「すむことブログの管理人」はかつて証券会社系シンクタンクに勤めており、株式、債券、金、その他ETFを基本に投資経験は15年ほど。インデックス投資を基本に資産を4つに分けて保有する「パーマネントポートフォリオ」を構成しつつ、ちょくちょくこのクレイマー氏の銘柄を少し買っています。パーマネントポートフォリオの構成は当初の3倍ぐらいに値上がりでしょうか。

クレイマー氏の銘柄買いはトータルでは、プラスです。しかし、なんと95%も下がった銘柄もあれば、しっかり稼いでくれるものもあります。私は、ジムの優良な投資情報である「Jim Cramer’s top 10 things to watch」を楽しみにしています。

ちなみに、この私のこのブログのトークスタイルは、私の好きだった山崎元さんに習い「ポジショントークなし」でいきたいと思っています。山崎元さんは、2024年1月1日に食道がんのため65歳で逝去されています。

今日のJim Cramer’s top 10 things to watchへのコメントです

1. 市場全体と雇用統計への視線 ⚖️

【ジム・クレイマーの推奨の背景】ベネズエラの政変という地政学リスクがあるにもかかわらず、先物が上昇している点に注目しています。ジムの背景には、市場の関心はすでに政治的な混乱よりも、今週金曜日に発表される12月の雇用統計というマクロ経済指標に移っているという冷静な分析があります。

【管理人のシミズからの注意点】地政学リスクは発生直後よりも、その後のサプライチェーンへの影響が判明した時に大きく動くことがあります。ジムが雇用統計を強調する一方で、原油価格の急騰がインフレ懸念を再燃させるシナリオには警戒が必要です。

2. Chevron (CVX) とベネズエラ情勢 🛢️

【ジム・クレイマーの推奨の背景】マドゥロ政権の崩壊を受け、同国で活動する唯一の米石油大手であるシェブロンを勝者と位置づけています。ジムの背景には、ベネズエラの重質油が中国から米国へ振り向けられることで、米国のリファイナリー(精製施設)が活性化し、シェブロンのプレゼンスがさらに高まるという期待があります。

【管理人のシミズからの注意点】ジムはシェブロンを勝者としていますが、ベネズエラの石油インフラは崩壊状態にあり、生産量が回復するには数年単位の時間と巨額の投資が必要です。短期間での利益貢献を期待しすぎると、期待外れに終わるリスクがあります。

3. Nvidia (NVDA) と CES 2026 💻

【ジム・クレイマーの推奨の背景】本日午後のジェンセン・ファンCEOによる基調講演に極めて強気です。ジムの背景には、中国からのH200チップへの200万個を超える注文が「中国需要の鈍化」という噂を完全に打ち消しており、エヌビディアのフルスタック戦略が他社を圧倒し続けているという確信があります。

【管理人のシミズからの注意点】ジムは中国需要の強さを強調していますが、これは米政府によるさらなる輸出規制を招くリスクと表裏一体です。講演後の目標株価引き上げ期待で株価が先行しているため、材料出尽くしによる短期的な調整には注意してください。

4. AIハイパースケーラーとパワーゲーティング ⚡

【ジム・クレイマーの推奨の背景】電力供給の制約(パワーゲーティング)こそが、逆にAI投資の持続性を証明していると主張しています。ジムの背景には、供給が追いつかないほどの需要があるからこそ、ソフトバンクによる巨額投資やOpenAIの1000億ドル規模の資金調達が正当化されるという強気のロジックがあります。

【管理人のシミズからの注意点】ジムの言う通り需要は旺盛ですが、電力問題は物理的な限界です。ハイパースケーラーが望む速度で投資を拡大できない場合、短期的にはエヌビディアなどのサプライヤーの売上成長が鈍化する要因にもなり得ます。

5. Goldman Sachs (GS) と銀行セクター 🏦

【ジム・クレイマーの推奨の背景】バークレイズが2026年の見通しとして大手銀行の目標株価を一斉に引き上げたことを受けています。ジムの背景には、ゴールドマン・サックスの目標株価が1,048ドルまで引き上げられたことに象徴されるように、資本市場の活性化が銀行株に劇的な利益をもたらすという見通しがあります。

【管理人のシミズからの注意点】銀行株は金利動向に極めて敏感です。ジムは目標株価の大幅引き上げを歓迎していますが、FRBの政策次第ではこれらの予測が大きく下方修正されるボラティリティがあることを忘れてはいけません。

6. Palo Alto Networks (PANW) 🔒

【ジム・クレイマーの推奨の背景】グッゲンハイムが格付けを売却から保持へ引き上げたことに注目しています。ジムの背景には、最近の株価のアンダーパフォーマンスにより空売りが難しくなっていること、そしてAIの脅威が逆にサイバーセキュリティ需要を押し上げる防壁(インシュレーション)になっているという分析があります。

【管理人のシミズからの注意点】格上げといっても「買い」ではなく「保持」への変更です。ジムは強気に伝えていますが、依然としてバリュエーションは高く、競合のクラウドストライクとのシェア争いも激化しているため、慎重なエントリーが求められます。

7. Salesforce (CRM) と SaaS の行方 ☁️

【ジム・クレイマーの推奨の背景】RBCキャピタルが目標株価を引き上げたことを追い風と見ています。ジムの背景には、2026年こそがエンタープライズAIの導入が本格化する年であり、準備を整えてきたセールスフォースに強い追い風が吹くという期待があります。

【管理人のシミズからの注意点】SaaSセクター全体がAIによる価格破壊や競争激化のプレッシャーにさらされています。ジムは追い風が明確になると見ていますが、他の準備不足な競合との格差が広がる中で、セールスフォース自身が期待通りの収益化を見せられるかはまだ未知数です。

8. Honeywell (HON) ✈️

【ジム・クレイマーの推奨の背景】目標株価は引き下げられたものの、格付けは買いが維持された点に触れています。ジムの背景には、同社が航空宇宙とオートメーションへの分離(スプリット)を完了させる2026年こそが、この工業コングロマリットが真の価値を発揮する年になるという確信があります。

【管理人のシミズからの注意点】分離は長期的にはプラスですが、短期的には組織再編に伴うコストや不透明感が株価の重しになることがよくあります。ジムの「今年の銘柄」という言葉を信じるなら、短期的な変動を許容する忍耐が必要です。

9. GE Healthcare (GEHC) 🏥

【ジム・クレイマーの推奨の背景】バンク・オブ・アメリカの目標株価引き上げに対し、珍しく明確に否定的な見解を示しています。ジムの背景には、市場の期待ほど同社が利益を稼ぎ出す能力を持っていないという、自身独自の厳しい収益性分析があります。

【管理人のシミズからの注意点】銀行の推奨に対してジムが反対意見を述べる時は、内部の数字に重大な懸念を抱いている場合が多いです。格上げを鵜呑みにして買う前に、ジムがなぜここまで懐疑的なのか、次回の決算での利益率の推移を注視すべきです。

10. Coinbase (COIN) 💰

【ジム・クレイマーの推奨の背景】ゴールドマン・サックスによる「買い」への格上げと目標株価引き上げを伝えています。ジムの背景には、仮想通貨インフラの成長をプレーするための最高クラス(ベストインクラス)の銘柄として、コインベースが公認されたという事実があります。

【管理人のシミズからの注意点】コインベースは仮想通貨価格そのものよりもボラティリティが激しくなる傾向があります。ジムが推奨し、ゴールドマンが認めたとしても、ビットコイン等の急落時にはそれ以上に売られるリスクがある「ハイリスク・ハイリターン」な銘柄であることを自覚してください。

彼の推奨はあくまで情報の一つとして利用し、感情的にならず最終的な投資判断を下しましょうね。

過去の推奨との比較と最終的な心得

過去のジムのメールとの比較:今回の案件の信頼性はどうか?

ジムのリストで最も信頼性が高いのは、エヌビディアの需要分析です。彼は一貫して「需要の嘘」を見抜いてきており、今回の具体的な注文数の提示は、過去の彼の的中率を裏付ける強い根拠となっています。

一方で、GEヘルスケアに対する否定的な見解や、ベネズエラ情勢を受けたシェブロンへの楽観論は、過去のトラックレコードに照らすと「逆指標」となるリスクも孕んでいます。特に政治が絡む石油セクターでの予測は、彼の期待通りにインフラが回復しないケースも多いため、慎重な姿勢が求められます。

管理人シミズからの補足コメント

2026年の始まりは、AIの熱狂と地政学の混沌が同居する複雑な相場となりました。ジムの言葉からは、エヌビディアのような「実需」がある銘柄への強いこだわりと、GEヘルスケアのように「期待値だけが高い」銘柄への警戒心がはっきりと見て取れます。

特に注目すべきは、彼が「需要の嘘」という言葉を使って市場の懐疑論を否定している点です。これは、私たちがニュースの表面的なヘッドラインに惑わされず、実際のチップの注文数や電力インフラの制約といった「物理的な事実」に目を向けるべきだというメッセージです。

皆さんの2026年のポートフォリオにおいて、どの程度のリスクを許容すべきか、あるいはジムが否定したGEヘルスケアのような銘柄をどう扱うべきか、この激動の年を、確かな分析とともに乗り越えていきましょう!

ブログ読者の皆さんは、ジムの推奨はあくまで情報の一つとして利用し、感情的にならず、ご自身のリスク許容度ファンダメンタルズ分析に基づいて最終的な投資戦略を確認してみてくださいね。

ジムのコメントは、市場の注目度と短期的な動きを知るための強力なツールです。長期的な成長トレンドに乗っている銘柄は、短期的なノイズに惑わされないという彼の信念を学ぶことができます。一方で、バリュエーションの壁(バリュエーションとは、企業や事業の価値指標であり、壁とはその現在の株価が割安か割高かを判断するための指標が低いこと)に直面する銘柄の推奨は、「逆指標」的、つまりな活用が賢明です。ジムの推奨を「買いのシグナル」ではなく、「要リサーチのサイン」として捉え、必ずご自身のリスク許容度ファンダメンタルズ分析に基づいて最終判断を下しましょう。

ジム・クレイマーの関連本

ジム クレイマーの株式投資大作戦 全米no.1投資指南役
ノーブランド品

山崎元氏の関連本

やっぱり読んでおきたい ロバート・キヨサキ

最近よんで、おすすめ、読んでおきたい金融本

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すむことコム管理人 シミズ
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