「中古マンション購入完全ガイド」連載中!

銀行決算の波乱とAI・エネルギーの転換点【深掘り分析】ジム・クレイマーの最新ニューズレター注目10選 その44(2026年1月14日)

皆さん、こんにちは、優良な投資情報の収集に勤しむ「投資家K」こと管理人シミズです。

ジムの10 things to watchから「なぜジムはこの銘柄を推すのか?」と「私たちが考えたほうが良い警戒すべきリスク(逆指標・ボラティリティ)」を深掘りします。

米国市場は銀行セクターの決算発表が相次ぎ、緊張感に包まれています。前日のJPモルガンの決算が期待外れに終わったことで、市場全体に不透明感が漂っています。しかし、その裏では住宅ローンの低下やAIチップの規制緩和など、新たな投資チャンスの芽も出始めています。

ジムのメールでは、決算を終えた大手銀行の評価から、中国市場でのエヌビディアの動き、さらにはハネウェルが進める量子コンピューティングのIPO戦略まで、非常に興味深いトピックが並んでいます。

これらのニュースから、ジムの推奨の背景と、私たちが警戒すべき点を見ていきましょう。

「管理人のシミズからの注意点」もご参考に。

ジム・クレイマーについて

みなさんは、テレビなどのオールドメディアだけでなく、かなり前からインターネット、Youtubeなどでも発信をしている、著名な金融コメンテーターであるジム・クレイマーを知っていますか?ジムは、元ヘッジファンドマネージャーで、現在はCNBCの金融番組『マッド・マネー』のホストを務める、アメリカで最も有名な金融コメンテーターの一人です。ジムはかつてヘッジファンド「Cramer Levy Partners」を共同設立し、運営していました。彼のコメントには、プロのトレーダーとして市場の裏側を知り尽くした経験が反映されており、個人投資家にとってかなり説得力のある解説をしているので人気があります。ただし、彼の推奨には賛否両論があります。

また、CNBCの金融番組『マッド・マネー』では個別の銘柄に対する「買うべきか」「売るべきか」という明確なアドバイスを、視聴者からの質問に答える形で提供するため、すぐに投資行動に移したい個人にも強く支持されています。実際に『マッド・マネー』で取り上げられた銘柄は、しばしば個人投資家の間で大きな話題となり、株価を動かします。そんなクレイマー氏が何をいっているのか、そしてクレイマー銘柄を冷静に分析するためにはどうすればいいのか。そんなテーマで今後少しづつ書いていきたいと思います。

私こと、「すむことブログの管理人」はかつて証券会社系シンクタンクに勤めており、株式、債券、金、その他ETFを基本に投資経験は15年ほど。インデックス投資を基本に資産を4つに分けて保有する「パーマネントポートフォリオ」を構成しつつ、ちょくちょくこのクレイマー氏の銘柄を少し買っています。パーマネントポートフォリオの構成は当初の3倍ぐらいに値上がりでしょうか。

クレイマー氏の銘柄買いはトータルでは、プラスです。しかし、なんと95%も下がった銘柄もあれば、しっかり稼いでくれるものもあります。私は、ジムの優良な投資情報である「Jim Cramer’s top 10 things to watch」を楽しみにしています。

ちなみに、この私のこのブログのトークスタイルは、私の好きだった山崎元さんに習い「ポジショントークなし」でいきたいと思っています。山崎元さんは、2024年1月1日に食道がんのため65歳で逝去されています。

今日のJim Cramer’s top 10 things to watchへのコメントです

それでは、ジムの分析と私たちが注意すべき2026年のリスクの正体について、具体的に見ていきましょう。


1. 銀行決算と市場の消化プロセス

【ジム・クレイマーの推奨の背景】JPモルガンの投資銀行部門の手数料収入が期待外れだったことを受け、市場全体が軟調にスタートしたことを指摘しています。ジムの背景には、これが他の銀行株(ウェルズ・ファーゴやゴールドマン・サックス)への連れ安を招いているものの、決算内容を消化するための健全な調整プロセスであるという認識があります。

【管理人のシミズからの注意点】銀行株は市場全体のセンチメントを左右します。ジムは一時的なものと見ていますが、投資銀行部門の不振は企業の資金調達意欲の減退を示唆している可能性もあり、今後の景気動向を占う上で慎重な観察が必要です。

2. Wells Fargo (WFC)

【ジム・クレイマーの推奨の背景】売上高はわずかに届かなかったものの、一株当たり利益(EPS)が予想を上回り、50億ドルの自社株買いを発表した点を評価しています。ジムの背景には、2026年の純金利収入(NII)が500億ドルに増加するという見通しがあり、効率化と株主還元が着実に進んでいるという読みがあります。

【管理人のシミズからの注意点】株価は朝方に2.5%下落しました。ジムはEPSの好調を強調していますが、市場はNIIがコンセンサス予想をわずかに下回った点や経費の増加を嫌気しています。ジムの強気発言とは裏腹に、短期的には売り圧力が続く可能性があるため、押し目買いには慎重さが必要です。

3. Bank of America (BAC)

【ジム・クレイマーの推奨の背景】売上・利益ともに予想を上回る力強い第4四半期決算を歓迎しています。ジムの背景には、純金利収入が前年比9.7%増と大幅に伸びていることや、経営陣が2026年にさらなる増益(営業レバレッジの拡大)を明言していることへの強い信頼があります。

【管理人のシミズからの注意点】株式トレーディングは好調でしたが、債券トレーディングが予想を下回った点は懸念材料です。ジムは全体的な好調さを支持していますが、市場が期待していた「完璧な決算」ではなかったため、一時的な利食い売りに押されるボラティリティには注意が必要です。

4. Citigroup (C)

【ジム・クレイマーの推奨の背景】ジェーン・フレーザーCEOによる事業再編が着実に成果を上げていることに注目しています。ジムの背景には、銀行、ウェルス、法人サービスがいずれも予想を上回ったことや、貸倒引当金を減らしたことが、顧客の返済能力に対する自信の表れであるというポジティブな分析があります。

【管理人のシミズからの注意点】引当金の減少は利益を押し上げますが、景気が急変した場合にはリスクとなります。ジムは再編の成功を確信していますが、過去のシティ株は構造改革に時間がかかり株価が停滞したトラックレコードがあるため、期待しすぎず長期的な視点を持つべきです。

5. BlackRock (BLK)

【ジム・クレイマーの推奨の背景】TDコーウェンによる格下げに対し、長期的には優良であるものの短期的には強力なカタリスト(株価上昇のきっかけ)を欠いているという現状を伝えています。ジムの背景には、2026年に向けた金融市場の不透明感が、資産運用最大手の同社にとって一時的な重しになっているという見方があります。

【管理人のシミズからの注意点】ジムはブラックロックを長期的に推奨していますが、格下げを受けて株価が軟調な現在は「逆指標」となりやすい時期です。アナリストが指摘するように、新たな上昇材料が出るまでは上値が重い展開を覚悟する必要があります。

6. Home Depot (HD) と住宅ローンの低下

【ジム・クレイマーの推奨の背景】30年固定住宅ローン金利が6.18%まで低下し、2022年以来の低水準になったことを最大の好材料と見ています。ジムの背景には、この金利低下が低迷していた住宅市場に活気をもたらし、ホーム改善小売りの筆頭であるホーム・デポにとって直接的な利益に繋がるという確固たるトレンドへの期待があります。

【管理人のシミズからの注意点】金利低下はポジティブですが、インフレデータ次第で再上昇するリスクは常にあります。ジムは住宅関連に非常に強気ですが、実際の住宅着工件数などが伴うまでは、期待先行での株価の乱高下に注意してください。

7. Palo Alto Networks (PANW) と Broadcom (AVGO)

【ジム・クレイマーの推奨の背景】中国政府による米国製サイバーソフトの使用禁止報道を受けて、株価が下落したことを冷静に分析しています。ジムの背景には、パロアルトの中国売上比率は極めて低く、ブロードコムにとってもサイバー部門は全体の一部に過ぎないため、今回の下落は「行き過ぎた反応」であるというロジックがあります。

【管理人のシミズからの注意点】地政学的なニュースは、ファンダメンタルズを無視した売りを呼び起こすことがあります。ジムは「影響は軽微」と言っていますが、米中関係の緊張が続く間は、この種のニュースが出るたびに株価が激しく揺さぶられるボラティリティの高さに備えるべきです。

8. Nvidia (NVDA) と中国向けチップ販売

【ジム・クレイマーの推奨の背景】商務省がH200チップの対中輸出を許可したことを、成長の足かせが外れた重大なニュースと捉えています。ジムの背景には、国家安全保障上の懸念が和らぎ、巨大市場へのアクセスが再び確保されたことで、エヌビディアの収益成長が加速するという強い確信があります。

【管理人のシミズからの注意点】一方で、トランプ政権による関税の合法性に関する最高裁判断も控えています。ジムはチップ販売の許可を祝っていますが、関税問題が再燃すれば株価は一瞬で反転するリスクがあるため、非常にボラティリティが高い局面であることを忘れないでください。

9. Honeywell (HON) と量子コンピューティング

【ジム・クレイマーの推奨の背景】過半数を所有するクアンティニュアムのIPO計画を、ハネウェルの事業スリム化と価値最大化の重要な一歩として評価しています。ジムの背景には、エヌビディアも出資する100億ドル規模の先端技術が市場に評価されることで、親会社の株価も再評価されるというシナリオがあります。

【管理人のシミズからの注意点】量子コンピューティングは依然として収益化に時間がかかる分野です。ジムは事業分割を好意的に捉えていますが、ハネウェルのような伝統的なコングロマリットが部門を切り出し続ける過程で、全体の利益成長が一時的に鈍化する懸念には注意が必要です。

10. GE Vernova (GEV)

【ジム・クレイマーの推奨の背景】ジェフリーズが目標株価を865ドルに引き上げたことを受け、2週間後の決算への期待を高めています。ジムの背景には、データセンター向けの電力需要を支える天然ガス・タービンの受注が爆発的に伸びているという強力な産業トレンドへの絶対的な自信があります。

【管理人のシミズからの注意点】GEベルノバはジムが2026年で最も信頼を置いている銘柄の一つですが、すでに市場の期待値は極限まで高まっています。決算で完璧な数字を出しても「材料出尽くし」で売られる可能性があるため、彼の強気発言を過信せず、適切なリスク管理を徹底してください。

彼の推奨はあくまで情報の一つとして利用し、感情的にならず最終的な投資判断を下しましょうね。

過去の推奨との比較と最終的な心得

過去のジムのメールとの比較:今回の案件の信頼性はどうか?

今回の推奨リストにおいて、最も信頼性が高いのは「GE Vernova」と「Nvidia」に関連するエネルギー・AIインフラのトレンドです。これらは過去の彼の予測の中でも一貫して高い的中率を誇っています。一方で、銀行決算(Wells Fargo, Citi)に対する評価は、市場の反応と乖離することがあり、短期的には逆指標になりやすい側面があります。

過去のトラックレコードでは、ジムが「再編は順調」と評した後に株価が数ヶ月停滞するケースも多いため、銀行株に関しては慎重な姿勢が求められます。

管理人シミズからの補足コメント

2026年の市場は、2025年までのような「何でも上がる」相場から、決算の中身や政治的な決定一つで明暗が分かれる「厳しい選別相場」へと移行しています。ジムはパロアルトやエヌビディアの中国リスクを楽観視していますが、政治的な不確実性は私たちが想像する以上に長く株価の重しとなります。

特に、ジムが推す「金利低下による住宅市場の回復」というシナリオは、インフレデータの推移次第で簡単に崩れ去るリスクを孕んでいます。一つのニュースに一喜一憂せず、ジムが示す「産業の構造的変化」という大きな視点を持ちつつも、実際の足元の株価の動きを冷静に見極めることが、今の相場を勝ち抜くポイントです。

引き続き、来週以降に続くゴールドマン・サックスなどの重要決算や、最高裁の関税判断にも目を光らせておきましょう。

この記事が皆さんの判断の助けになれば幸いです。

ブログ読者の皆さんは、ジムの推奨はあくまで情報の一つとして利用し、感情的にならず、ご自身のリスク許容度ファンダメンタルズ分析に基づいて最終的な投資戦略を確認してみてくださいね。

ジムのコメントは、市場の注目度と短期的な動きを知るための強力なツールです。長期的な成長トレンドに乗っている銘柄は、短期的なノイズに惑わされないという彼の信念を学ぶことができます。一方で、バリュエーションの壁(バリュエーションとは、企業や事業の価値指標であり、壁とはその現在の株価が割安か割高かを判断するための指標が低いこと)に直面する銘柄の推奨は、「逆指標」的、つまりな活用が賢明です。ジムの推奨を「買いのシグナル」ではなく、「要リサーチのサイン」として捉え、必ずご自身のリスク許容度ファンダメンタルズ分析に基づいて最終判断を下しましょう。

ジム・クレイマーの関連本

ジム クレイマーの株式投資大作戦 全米no.1投資指南役
ノーブランド品

山崎元氏の関連本

やっぱり読んでおきたい ロバート・キヨサキ

最近よんで、おすすめ、読んでおきたい金融本

ジム・クレイマー氏のニューズレター登録はこちらから

ジム・クレイマー氏のニューズレター登録 email newsletter for free

こんな記事も読まれています

シェアしてくれるとうれしいです!
ABOUT US
すむことコム管理人 シミズ
本ブログは、主コンテンツとして住居×投資×生活、副コンテンツとしてペット・パソコン&アプリ関係など、専門分野と娯楽の情報を発信しています。生活を楽しむために、お役に立てれば幸いです。