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中国市場の再燃とCEO交代劇の真実【米国株の深掘り分析】ジム・クレイマーの最新ニューズレター注目10選 その50(2026年1月23日)

皆さん、こんにちは、優良な投資情報の収集に勤しむ「投資家K」こと管理人シミズです。

ジムの10 things to watchから「なぜジムはこの銘柄を推すのか?」と「私たちが考えたほうが良い警戒すべきリスク(逆指標・ボラティリティ)」を深掘りします。

やっと、この投資ニュースも「その50」を迎えました。記念日的にちょっと嬉しいです。

2026年1月23日、市場は大きな転換点を迎えています。エヌビディアの中国向けチップ出荷準備や、トランプ政権下での新たな資金流入経路「トランプ・アカウント」への期待など、マクロとミクロが複雑に絡み合っています。ジムの最新メッセージからは、単なる決算の数字だけではなく、経営陣の交代や業界の構造変化を読み解く鋭い視点が提示されています。

それでは、各項目の分析を通じて、この荒れ相場をどう乗り切るべきか見ていきましょう。

「管理人のシミズからの注意点」もご参考に。

ジム・クレイマーについて

みなさんは、テレビなどのオールドメディアだけでなく、かなり前からインターネット、Youtubeなどでも発信をしている、著名な金融コメンテーターであるジム・クレイマーを知っていますか?ジムは、元ヘッジファンドマネージャーで、現在はCNBCの金融番組『マッド・マネー』のホストを務める、アメリカで最も有名な金融コメンテーターの一人です。ジムはかつてヘッジファンド「Cramer Levy Partners」を共同設立し、運営していました。彼のコメントには、プロのトレーダーとして市場の裏側を知り尽くした経験が反映されており、個人投資家にとってかなり説得力のある解説をしているので人気があります。ただし、彼の推奨には賛否両論があります。

また、CNBCの金融番組『マッド・マネー』では個別の銘柄に対する「買うべきか」「売るべきか」という明確なアドバイスを、視聴者からの質問に答える形で提供するため、すぐに投資行動に移したい個人にも強く支持されています。実際に『マッド・マネー』で取り上げられた銘柄は、しばしば個人投資家の間で大きな話題となり、株価を動かします。そんなクレイマー氏が何をいっているのか、そしてクレイマー銘柄を冷静に分析するためにはどうすればいいのか。そんなテーマで今後少しづつ書いていきたいと思います。

私こと、「すむことブログの管理人」はかつて証券会社系シンクタンクに勤めており、株式、債券、金、その他ETFを基本に投資経験は15年ほど。インデックス投資を基本に資産を4つに分けて保有する「パーマネントポートフォリオ」を構成しつつ、ちょくちょくこのクレイマー氏の銘柄を少し買っています。パーマネントポートフォリオの構成は当初の3倍ぐらいに値上がりでしょうか。

クレイマー氏の銘柄買いはトータルでは、プラスです。しかし、なんと95%も下がった銘柄もあれば、しっかり稼いでくれるものもあります。私は、ジムの優良な投資情報である「Jim Cramer’s top 10 things to watch」を楽しみにしています。

ちなみに、この私のこのブログのトークスタイルは、私の好きだった山崎元さんに習い「ポジショントークなし」でいきたいと思っています。山崎元さんは、2024年1月1日に食道がんのため65歳で逝去されています。

今日のJim Cramer’s top 10 things to watchへのコメントです

1. Nvidia (NVDA)

【ジム・クレイマーの推奨の背景】中国のテック大手がエヌビディアのH200チップを注文する準備を整えたという報道と、ジェンスン・フアンCEOの中国訪問計画を最大の好材料としています。ジムの背景には、中国市場という巨大な「ラストピース」が埋まることで、AI王者の成長がさらに加速するという読みがあります。

【管理人のシミズからの注意点】中国市場の復活は強力なエンジンですが、米中関係の不透明感は常にボラティリティの源泉となります。ジムは過去、エヌビディアに対して一貫して強気で勝利してきましたが、政治的な動き一つで株価が乱高下する「ニュース・ドリブン」な局面であることは忘れてはいけません。

2. Intel (INTC)

【ジム・クレイマーの推奨の背景】決算後の13%急落にもかかわらず、ジムは「諦めるな」と強調しています。背景には、リップ・ブー・タンCEOによるバランスシートの改善が完了し、需要が非常に強いという確信があります。ジムは、過去のパット・ゲルシンガー体制からの脱却と、新たな顧客獲得の勢いを重視しています。

【管理人のシミズからの注意点】ジムは過去に何度もインテルの底打ちを宣言してきましたが、その多くが時期尚早でした。今回もJPモルガンが「売り」を維持しているように、市場の信頼回復にはまだ時間がかかります。ジムの熱狂的なターンアラウンド期待が「逆指標」となるリスクを考慮し、底打ちを確認するまで慎重な姿勢が必要です。

3. Capital One (COF)

【ジム・クレイマーの推奨の背景】一見期待外れの決算でしたが、ジムはBrexの買収による新しい決済ネットワークの構築を高く評価しています。ディスカバー買収に続くこの動きは、アメリカン・エキスプレスの牙城を崩すというフェアバンクCEOの壮大な戦略の一環であり、ジムはそのビジョンを支持しています。

【管理人のシミズからの注意点】大規模な買収と統合には多大なコストとリスクが伴います。ジムはCEOの野心を評価していますが、アメックスからシェアを奪うのは容易ではなく、短期的には株価の重石となる可能性があります。金融セクターの景気敏感さと、買収による財務負担を注視すべきです。

4. S&P 500と「トランプ・アカウント」の資金流入

【ジム・クレイマーの推奨の背景】今年の高額な税還付と、新たに導入される「トランプ・アカウント」が市場への莫大な資金流入を招くと分析しています。ジムの背景には、政策的な後押しがS&P 500の流動性を劇的に高め、相場を下支えするというマクロ的な楽観論があります。

【管理人のシミズからの注意点】資金流入の期待は大きいですが、実際の制度運用や市場への影響が出るまでにはラグがあります。ジムが楽観的な時ほど、期待が先行して「材料出尽くし」になるボラティリティに注意が必要です。政策期待だけでポジションを膨らませるのは危険です。

5. Microsoft (MSFT)

【ジム・クレイマーの推奨の背景】KeyBancによる目標株価630ドルへの引き上げを引用しています。背景には、セキュリティ事業の好調とAzureクラウドサービスへの衰えない需要があります。ジムは、マイクロソフトをAI時代の最も確実な勝者の一人として位置づけています。

【管理人のシミズからの注意点】マイクロソフトの信頼性は高いですが、現在の株価はすでに多くの好材料を織り込んでいます。ジムが「40%の上昇余地」を語る時は、期待値が極限まで高まっているサインでもあります。成長がわずかに鈍化しただけで大きく売られるボラティリティには警戒すべきです。

6. Spotify (SPOT)

【ジム・クレイマーの推奨の背景】急落後のゴールドマン・サックスによる「買い」推奨に同調しています。ジムの背景には、プレミアム会員の増加と長期的な成長トレンドが健在であるという見方があります。売り込まれた今こそが、優良なサブスクリプションビジネスへのエントリーチャンスだと見ています。

【管理人のシミズからの注意点】目標株価が下方修正されつつも「買い」とされるのは、市場の期待がトーンダウンしている証拠でもあります。ジムは過去にスポティファイのボラティリティに翻弄された経験もあり、彼の推奨が底打ちと一致するかは慎重に見極める必要があります。

7. Procter & Gamble (PG)

【ジム・クレイマーの推奨の背景】弱い決算を「予想通り」と一蹴し、今後のマージン拡大と成長加速に焦点を当てています。ジムの背景には、新CEOシャイレッシュ・ジェジュリカーが舵取りを完全に掌握しているという強い信頼感があります。

【管理人のシミズからの注意点】生活必需品セクターは安定していますが、ジムが期待するほどの「加速」が起きるかは不透明です。彼がCEOの個人名を出して絶賛し始める時は、経営陣への過度な期待が株価を支えている面があるため、実態の数字が伴うかを確認する冷静さが必要です。

8. Southern Copper (SCCO) とコッパー関連

【ジム・クレイマーの推奨の背景】JPモルガンの格下げを受け、銅関連株がピークに達したという見解を示しています。代わりにValeを推奨し、金の上昇を「ドルとクリプトの弱さ」によるものと分析しています。ジムの背景には、商品市況のサイクル変化に対する敏感な対応があります。

【管理人のシミズからの注意点】コモディティ関連はジムの予測が最も当たり外れが激しい分野の一つです。彼が「ピーク」と呼んだ後に価格がさらに高騰することも珍しくありません。銅価格とドルの動向を自分なりに分析し、ジムの意見を一つの参考情報として留めるのが賢明です。

9. Haleon (HLN)

【ジム・クレイマーの推奨の背景】バークレイズによる格上げを支持し、業界の統合者としてのポテンシャルに注目しています。ジムの背景には、センソダインなどの強力なブランドを抱え、積極的な成長が見込めるヘルスケア分野の安定性への評価があります。

【管理人のシミズからの注意点】ジム自身が「地味な格上げ」と述べている通り、急激なリターンを期待する銘柄ではありません。安定を求めるなら良い選択ですが、ジムの推奨に興奮して飛びつくと、その後の地味な値動きに退屈することになるかもしれません。

10. Starbucks (SBUX)

【ジム・クレイマーの推奨の背景】目標株価の引き上げに触れつつも、ブライアン・ニッコルCEOが今月末の会議であえて「期待値を下げる」戦略をとると予測しています。ジムの背景には、一度ハードルを下げることで、その後の再生を確実にするという経営者の定石への理解があります。

【管理人のシミズからの注意点】ジムの予測通り期待値が下げられた場合、一時的に株価は急落する可能性があります。彼の分析は長期的な再生を信じたものですが、短期的には逆指標となり、ボラティリティが高まるリスクがあります。会議後の反応を見てから動いても遅くはありません。

過去の推奨との比較と最終的な心得

過去のジムのメールとの比較:今回の案件の信頼性はどうか?

今回の推奨は、エヌビディアの中国解禁やインテルのCEO交代劇など、非常にドラマチックな内容が含まれています。過去の傾向から見て、ジムは「経営陣の刷新によるターンアラウンド」に強い期待を寄せる癖がありますが、インテルのように時間がかかるケースも多いです。

一方で、マイクロソフトやP&Gのような大型株への信頼は依然として厚く、ポートフォリオの核としては安定した提案と言えるでしょう。ただし、政治的な「トランプ・アカウント」などの不確定要素を強く信じ込んでいる点には、一定の警戒が必要です。

管理人シミズからの補足コメント

2026年1月は、まさに「期待と現実のギャップ」をどう埋めるかが問われています。ジムがエヌビディアの中国再訪を熱烈に語る一方で、スターバックスには「一度期待値を下げろ」と助言するように、相場には冷熱の両面が存在します。

特にインテルのような銘柄は、ジムの言葉を信じて何度も痛い目を見た投資家も多いはずです。今はジムの「情熱」に流されるのではなく、彼がなぜその経営者を信じているのかという「論理」の部分だけを抜き出し、ご自身の投資判断に役立ててください。

この記事が皆さんの判断の助けになれば幸いです。

ブログ読者の皆さんは、ジムの推奨はあくまで情報の一つとして利用し、感情的にならず、ご自身のリスク許容度ファンダメンタルズ分析に基づいて最終的な投資戦略を確認してみてくださいね。

ジムのコメントは、市場の注目度と短期的な動きを知るための強力なツールです。長期的な成長トレンドに乗っている銘柄は、短期的なノイズに惑わされないという彼の信念を学ぶことができます。一方で、バリュエーションの壁(バリュエーションとは、企業や事業の価値指標であり、壁とはその現在の株価が割安か割高かを判断するための指標が低いこと)に直面する銘柄の推奨は、「逆指標」的、つまりな活用が賢明です。ジムの推奨を「買いのシグナル」ではなく、「要リサーチのサイン」として捉え、必ずご自身のリスク許容度ファンダメンタルズ分析に基づいて最終判断を下しましょう。

ジム・クレイマーの関連本

ジム クレイマーの株式投資大作戦 全米no.1投資指南役
ノーブランド品

山崎元氏の関連本

やっぱり読んでおきたい ロバート・キヨサキ

筑摩書房
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すむことコム管理人 シミズ
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