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2021年版 Googleで上位検索を目指すSEO対策の最新情報7選

Googleは、なんと検索アルゴリズムを年に数千回も更新しているそうです。そうした更新には全く気付かないですが、時々大きな更新があり、検索順位が50番も変化することがあります。恐ろしいや・・。

ここでは、今後に重みがます検索トレンドと、進めていくべきSEO対策を、現在のGoogleの方向性を含めて解説したいと思います。

本記事は、以下の質問にお答えしたいと思います。

質問

近い将来に重みが増すと予想される検索トレンド項目はなんですか?

Googleで上位検索を目指すSEO対策とはどういったものになりますか?

まずは、回答です。

回答

今後重要と思われるトレンドは7つあります。それぞれ、SEO対策も用意しました!

  1. 新しい顧客体験のための3つの指標(Core Web Vitals)
    • SEO対策:Search Search Consoleなどのウェブ開発者向けのGoogleのツールでエラーない状況にしておくこと
  2. モバイルファーストのインデックス作成の標準化
    • SEO対策:ウェブページをレスポンシブテーマにすること
  3. 完全にユーザシフトした記事の作成へのシフト
    • SEO対策:不用意なキーワード配置を撤廃し、完全にユーザー向けの執筆に切り替えること
  4. バックリンクに代わるあたらしいエンティティの開発
    • SEO対策:十分に関連した言葉同士を利用すること
  5. E-A-Tの重要性の増加
    • SEO対策:関連した言葉を利用して、あるいは構造化したWEB構成をすること
  6. リッチスニペットの追加の必要性
    • SEO対策:JSON-LD 構造化データしたスニペットを導入
  7. BERTの検索への導入による、さらなるスニペットの重要性
    • SEO対策:強調スニペット(Featured Snippets)、FAQスキーマを導入すること

本記事の内容

Google検索の精度はAIの時代に入って急速に進歩しており、検索結果を見てみると、本当に関連性のあるコンテンツが検索上位に表示されてきているのが実感できるようになりました。

これは、ブラックゾーンとグレーゾーンに入るSEO戦術が全く意味のないものになり、コンテンツ内容こそが実際に「検索の王様」になっているようです。

この傾向は、SEO対策が未だ有効なのか?という多くの記事が量産されることにつながりますが、きっといつまで行っても、SEO対策は必要です。

また、ローカル地域での検索の最適化はますます複雑です。つまりSEO対策にはより競争力が必要であり、技術的なものになっています。

かつてのSEO対策は完全に時代遅れとなり、同時に、Googleが急速に進めている構造化データやエンティティなど、SEOのまったく新しい領域が出現しています。

前提条件として、PCユーザーならGRC、スマホユーザーならGRCキーワードの検索順位計測ツール【順一くん】をダウンロードしておいてください。

キーワードツールの導入は以下の新しいSEO対策をする上で基本であり、極めて重要です。Googleのつくるエンティティはわかりませんが、キーワードツールで一定のキーワード群を予測できます。

また自分の記事の検索順位をそれぞれ調べておきましょう!関連キーワードの選定などにも役立ちます。

こうしたツールでブログのそれぞれの記事順位がどういった水準にあるのか知っておくことは極めて重要です。

チャックツールがすでに導入済みという前提で記事を書いていきたいと思います。

目次

この記事では、今後重要となる新しいSEOトレンドについても説明したいと思います。これらは、過去2年間に登場しており、徐々に重みが増しています。

近い将来に、SEO対策の主戦場となると思います。

  1. 新しい顧客体験のための3つの指標(Core Web Vitals)
  2. モバイルファーストのインデックス作成の標準化
  3. 完全にユーザシフトした記事の作成へのシフト
  4. バックリンクに代わるあたらしいエンティティの開発
  5. E-A-Tの重要性の増加
  6. リッチスニペットの追加の必要性
  7. BERTの検索への導入による、さらなるスニペットの重要性
  8. まとめ

1.新しい顧客体験のための3つの指標(Core Web Vitals)

2020年5月にGoogleはCore Web Vitalsの概念を導入しました。

これは、Googleがユーザー体験を測定するための3つの新しい指標です。

3つの指標とは以下のものですが、基本的にはページ速度に関するものです。

  • 読み込み速度
  • インタラクティブになるまでの時間
  • 読み込み時の安定性

また、GoogleはこのCore Web Vitalsが2021年5月から公式のランキングシグナルになることについても発表しています。

もしこうした更新が実行されると、この指標は強力なランキングシグナルとなrます。

そして、もし同じような品質の関連性のあるコンテンツがある場合、どちらを上位にランク付けするかを決定するのは、上記の3つの指標となります。

また、Core Web Vitalsは、Googleのトップに表示するストーリー・ページとして機能します。これまでは、AMPページが確実に高速であったため、AMPページがトップ・ストーリーを構成していました。しかし、今後はGoogleがCoreWeb Vitalsを使用して速度を正確に測定するため、全てのページの中から高いスコアを持つページが表示されることになります。

AMPページが稲妻のアイコンでマークされるように、CoreWeb Vitalsで高いスコアのページを何らかの方法でマークして、ユーザーがより速いページを見つけることを支援する可能性もあります。

【解決策】WEBサイトへの最適化方法(SEO方針)

Core Web Vitalsは、Search Search Consoleなどのウェブ開発者向けのGoogleのツールでエラーない状況にしておくことが重要です。

これらのツールのほとんどは、改善する方法について提案をしてくれるためそうしたアドバイスに従うことも有効と思います。

また、スマホページを劇的に高速にするAMPによる記事作成も有効であると思います。

2.モバイルファーストのインデックス作成の標準化

モバイルファーストのインデックス作成がすべてのウェブサイトで強制されるようになると思われます。

2016年から、Googleは多くのウェブサイトをモバイルファーストインデックスに切り替え始めました。現在のウェブサイトは、デスクトップではなく、スマホサイトに基づいてランク付けされています。

これまでは、Googleは各ウェブサイトをチェックしてスマホ対応かどうかを確認し、ウェブサイトがテストに合格した場合にのみ切り替えを行いました。

今後はウェブサイトがモバイルファーストとして準備ができているかどうかにかかわらず、モバイルファーストのインデックス作成を要求すると表明しています。

その時期は2021年3月を予定しているようです。

【解決策】WEBサイトへの最適化方法(SEO方針)

これはWordpressなどCMSを使っていれば簡単です。

とにかく、全てのウェブページをレスポンシブテーマに切り替えましょう!

3.完全にユーザシフトした記事の作成へのシフト

2019年にAIを利用した自然言語処理モデルBERTが発表されました。Googleは、BERTを使用してクエリ(データベースに対する問合せ)とその検索結果に大きな成果を上げました。

BERTがリリースされてからわずか1年で、英語クエリのほぼ100%で使用されています。

このBERTは、クエリの正確な意図を特定するのに非常に効果的です。語彙のあいまいさを解決し、新しい単語を学習し、スペルミスを修正し、同義語を見つけます。

それにより、以前は無視されていたストップワードを見つけることができます。それは、いままではほとんど無関係と思われていたページから、関連する適切な一節を引き出すことができるということです。

【解決策】WEBサイトへの最適化方法(SEO方針)

このBERTが自然言語を深く理解し続けています。

そうすると、私たちが公開するコンテンツは既存のSEOからの支援をそれほど必要としません。

つまり、検索エンジン向けの書いてきた執筆から、ユーザー向けの執筆に完全に切り替えることができます。

不自然に配置されたキーワードをやめましょう!

キーワードをたくさん書くことをやめましょう。

とにかく、ユーザー向けの執筆に切り替えることが最適なSEO対策となります。

4.バックリンクに代わるあたらしいエンティティの開発

Googleは、独自の新しいエンティティを作成しています。

現在までに、Googleは50億を超えるエンティティ(つまり概念の箱)と5,000億を超えるエンティティプロパティ(その概念の箱を繋ぐ線)を収集しています。

この概念(エンティティ)には、人々、本、歌、映画、会社、概念など何でもあります。そして、このエンティティがバックリンクと同等に使用されるとしています。

そして、GoogleはAIを使用して、既知のエンティティと新しいエンティティにつながるかどうかを確認しています。

つまり、これまでバックリンクによって証明されてきた信頼性や専門性などをGoogleによって接続された新しいエンティティ集合によって担保するということです。これによりどのサイトが信頼できるか、どの著者が専門家であるか、そしてどのコンテンツが本当に上位にランク付けされるが決定されます。

【解決策】WEBサイトへの最適化方法(SEO方針)

コンテンツで利用する言葉について、十分に関連した言葉同士を利用することです。

本質的には、少し言葉の使い方に気をつけていかなくてはいけなことを除けば、これまでバックリンクやキーワードで行っていたことと同様です。

5.E-A-Tの重要性の増加

E-A-Tファクターの重要性が増加しています。

E-A-Tとは、Googleが定めるページ評価基準です。

Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)の頭文字をとっています。

専門知識、権威、および信頼性の各要素は、実際にランキングシグナルであるのかいまだ不明です。Googleがアルゴリズムで測定することは難しいといっている人もいます。

ある情報が科学的に正確であるかどうか、または著者が実際に専門家であるかどうかを確認することはできません。

ただし、Googleは、引き続き間接的でもE-A-Tファクターをチェックしようとしています。

それは、上述したエンティティの利用です。たとえば、ページにタイトルから内容までの単語がすべて関連付けられた適切なエンティティの内部にある場合、その情報はおそらく正確なのではないかと判断できます。

また、ウィブサイトの著者の名前が他のウェブサイトでも十分に確立されているとき、その著者はおそらく専門家と判断できます。

AIの助けを借りて、Googleはまもなくある程度正確なE-A-Tを測定できるようになると思います。

それは、増えるフェイクニュースの検索を軽減させる重要な技術でもありますので本気で取り組んでいます。

【解決策】WEBサイトへの最適化方法(SEO方針)

これも上記と同じで、コンテンツで利用する言葉について、十分に気をつける必要があります。

関連した言葉を利用して、あるいは構造化したWEB構成をする必要があります。

また、信頼できるバックリンクは依然として重要なシグナルであり続けると思います。

6.リッチスニペットの追加の必要性

構造化データの追加は、必須項目です。

構造化データは新しいトレンドではありませんが、その重要性はさらに高まり続けています。

そして、この構造化データは十分に採用されているSEO戦術ではないかともいます。

ページに構造化データ追加することで、ページの内容をGoogleが把握しやすくなります。

つまり、Googleにどんなページなので読み取ってもらうために明白な判断材料を提供するということです。

たとえば、ページ コンテンツに、販売サイトであれば、対象商品の大きさ、重さ、年代、使用用途などを標準化されたデータ形式で提供することで、かなりGoogleへの信頼度を上昇させることができます。

【解決策】WEBサイトへの最適化方法(SEO方針)

構造化データを使用すると言うことは、JSON-LD 構造化データしたスニペットを導入する、つまりリッチスニペットを作成することです。

特にランク付けなどを伴う記事には絶対に不可欠です。

構造化データは、実際には複雑ではなく一部のコンテンツに追加するのは、ほんの少しのHTMLです。

手動で行うことも、構造化データマークアップヘルパーを使用して行うこともできます。

7.BERTの検索への導入による、さらなるスニペットの重要性

BERTのおかげで、Googleは通常ページだけでなく、小さなページの情報も取得できるようになりました。

それにより、検索者に正確な検索結果を返すことに注力しています。

たとえば、キリンが走ることができるのかどうかを知りたい場合、Googleは私の質問に答える正確な段落を表示します。

これにより、余計なページを読み通したり、実際にページにアクセスしたりする必要がなくなっているのです。

さらに、これはYoutubeにも適用しようとしています。

【解決策】WEBサイトへの最適化方法(SEO方針)

強調スニペット(Featured Snippets)を念頭に置いてコンテンツを作成する。

見出しに並列構文を使用する。それにより、Googleはそれらをリストに変換することができます。

FAQスキーマをページに追加する。FAQだけでなく、How-toの構造化データも有効と思われます。Googleは質問タイプのクエリにこうしたデータを利用します。

YouTube動画の重要な瞬間をマークする。 Googleは、とても具体的なクエリを満たすために、動画のより小さなセグメントを表示する場合もあります。

FAQスキーマの書き方

以下のようなFAQの構文を入れます。これを<head>セクションか<body>セクションのどちらかにいれます。

結構簡単なんですよー!


    <script type="application/ld+json">
    {
      "@context": "https://schema.org",
      "@type": "FAQPage",
      "mainEntity": [{
        "@type": "Question",
        "name": "質問をここにいれる",
        "acceptedAnswer": {
          "@type": "Answer",
          "text": "ここに答えをいれる"
        }
      }, {
        "@type": "Question",
        "name": "質問をここにいれる",
        "acceptedAnswer": {
          "@type": "Answer",
          "text": "ここに答えをいれる"
        }
      }]
    }
    </script>

つくったら、Googleのチェックページで、ちゃんと動くのか検証します。

こんな感じで、表示結果もプレビューできます。

詳しくはこちら:構造化データを使用して「よくある質問」をマークアップする

まとめ

まとめます!

回答
  1. 新しい顧客体験のための3つの指標(Core Web Vitals)
    • SEO対策:Search Search Consoleなどのウェブ開発者向けのGoogleのツールでエラーない状況にしておくこと
  2. モバイルファーストのインデックス作成の標準化
    • SEO対策:ウェブページをレスポンシブテーマにすること
  3. 完全にユーザシフトした記事の作成へのシフト
    • SEO対策:不用意なキーワード配置を撤廃し、完全にユーザー向けの執筆に切り替えること
  4. バックリンクに代わるあたらしいエンティティの開発
    • SEO対策:十分に関連した言葉同士を利用すること
  5. E-A-Tの重要性の増加
    • SEO対策:関連した言葉を利用して、あるいは構造化したWEB構成をすること
  6. リッチスニペットの追加の必要性
    • SEO対策:JSON-LD 構造化データしたスニペットを導入
  7. BERTの検索への導入による、さらなるスニペットの重要性
    • SEO対策:強調スニペット(Featured Snippets)、FAQスキーマを導入すること

本記事で利用すべきキーワードツールはこちらです。

キーワードツール

PCユーザー:GRC

スマホユーザー:GRC 又は キーワードの検索順位計測ツール【順一くん】

こうしてみると、ブログ後発組のメリットがよく見えてくるような気がします。先発組は、各記事をこうしたモバイルファーストに変更していく必要がありますが、後発組はAMPなども意識しながら、いまのGoogleに沿った記事作成が可能です。その意味で、後発組にはかなりのチャンスとメリットがあるのではないかと思います。

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