やばい!明日に顧客にプレゼンだ!図面はだいたいできているのだけど、プレゼン資料が全然できていない!困ったぞ!!
そんなことありませんか? そんな時にオススメのWEBインフォグラフィックツールの紹介です。
本記事の内容
建築設計の仕事をやっていると、顧客は個人だったり、会社だったり、行政だったりします。またコンペも日本のコンペから海外コンペまでいろいろです。今回は、様々なプレゼンシチュエーションで活躍する最高のインフォグラフィックツールをオススメします。
難しい内容を、できるだけ簡単に伝える!これほど、難しいことはないです!
しかし、インフォグラフィックというツールによって、これが結構容易に解決できたりします。
私の場合は、やはりプレゼンでに利用が多いです。個人ではなくて、どちらかというと企業向けですね!社長クラスの意思決定者への場合は、特に「難しいことを簡単に!」を意識しています。
目次
1.インフォグラフィックとは?
インフォグラフィックは、informationとgraphicsをつなげた造語です。情報、データ、テキスト文章などをわかりやすく視覚的に表現したものです。本来の意味としては、情報の視覚化のことです。
しかし現在使われている意味としては、単なる図表とは異なり、デザイン性の強い表現を含んだ概念といえます。駅の地図、ニュース報道、ビジネスプレゼンなどで広く使われてきましたが、現在は、SNS、ブログ、情報ニュースアプリなどで多用されています。
なぜならインフォグラフィックを使用すると、情報をすばやく理解できるため、なんと読む意欲が最大80%向上するのです。
投資や政治などの難しいことも、インフォグラフィックを使った表現でわかりやすく伝えている媒体も多くなっています!
見やすくて、親しみやすいので、難しい記事もどんどん読めてしまいます。皆さんも、ぜひ一度使ってみると、病みつきになりますよ!
2.インフォグラフィックツールとは?
インフォグラフィックは、人に伝える手段としては極めて優秀ですが、それらを作成することは本当に難しいです。デザインの知識だけでなく、伝達コミュニケーションの知識も必要となります。見た目は簡素なため、簡単に作れそうなのですがやってみると難しいのがわかると思います。
インフォグラフィックツールは、実際に大量の情報からビジュアルなグラフィックスを作成するためのソフトソリューションです。
このWEBベースソフトによって、インフォグラフィックが極めて簡単に作成できるようになりました。
ここでは、WEBベースのインフォグラフィックツールを18ソフト厳選しました。是非、気になったソフトを試してみてください!
3.オススメのインフォグラフィックツール【18選】
Infogram

価格:無料〜
Infogramは、グラフ、チャートだけでなく、マップ、写真、ビデオ、アップロードして極めて高品質はインフォグラフィックを作成できます。データ入力については、Excelスタイルのツールで、実際にエクセルのデータをコピー&ペースト可能です。インフォグラフィックを構成するデータを入力しながら、インフォグラフィックも確認できるので、わかりやすくお勧めです。
Mind the Graph

価格:無料〜
Mind the Graphはサイエンスに関わる領域を得意とするインフォグラフィックです。他の人とは一線を画して、ジャーナルや人文学などの領域でこうしたグラフィックを利用すると、他のものと差別化を図ることができます。
Venngage

価格:無料〜
Venngageのインターフェースは、非常にシンプルで使いやすいです。時間がなくて急いで作成したい人にオススメです。既存のテンプレート、テーマ、チャート、アイコンだけでなく、独自の画像や背景をアップロードすることもできます。
Kartograph

価格:無料〜
Kartographは、地図ベースのインフォグラフィックツールです。Kartographは、イラスト付きのわかりやすいインフォグラフィックマップを作成するなら、オススメです。Googleマップなどに飽きてしまった人や、人と違う地図を作りたいひとにはオススメです。
WEBエンジニア向けに、PythonとJavaScriptベースのツールもあります。 Pythonライブラリーを使うことで、美しいSVGマップを作成できます。また、JSライブラリは、様々なブライザ(Chrom, Firefoxなど)で利用できるインタラクティブなマップ作成に役立ちます。
Adobe Spark

価格:無料〜
Adobe Sparkは、ソーシャルメディア用のインフォグラフィックをすばやく簡単に作成することができます。テンプレートの種類も多くてお勧めです。特に10,000種類以上のテンプレートは他のソフトより選択肢が多いので、様々な要求に応えることができます。
Piktochart

価格:無料〜
Piktochartは、入門レベルインフォグラフィックツールです。Piktochartが最適です。Piktochartは、カスタマイズが極めて容易なテンプレートを持っているので、初心者でも使いこなすことができます。
BeFunky

価格:無料〜
BeFunkyは、既存のテンプレートを選択して、画像とアイコンを選び、色、レイアウトを調整してインフォグラフィックを作っていきます。既存のプロセス通りに作れば良いので、初心者でも作りやすいツールです。
Canva

価格:月額12.95ドル〜
Canvaは、パンフレット、プレゼン、テンプレートの作成まで、多くのプラットフォームへ掲載するためのインフォグラフィックを作成できます。また、画像、アイコン、フォントにうついても、膨大なライブラリから選択できるので、高品質のインフォグラフィックが作成できます。
Google Chart

価格:無料〜
Google Chartは、Googleのグラフツールです。特にWEBに載せるのには最適なインフォグラフィックツールです。他のツールに比べると、インフォグラフィック自体は極めてシンプルですが、さまざまなチャートを選ぶことでき、また、データがどのようなグラフになるのかをリアルタイムでチェックできます。ウェブサイトに最適なインフォグラフィックツールと言えます。
Visme

価格:無料〜
Vismeは、使い方が極めて容易です。ドラッグアンドドロップできるライブラリを使って、数分でデザイナーレベルのインフォグラフィックを作成できます。インフォグラフィックツールには、100以上のフォント、数百万の無料画像、数千のアイコンが含まれています。また、ビデオとオーディオを追加できます。また、作成したインフォグラフィックのコンテンツをアニメーション化することもできます。
Cacoo

価格:月5ドル〜
Cacooは、クラウドベースのインフォグラフィックツールです。クラウドベースにより、共同作業に極めて優れています。チームは、高品質のインフォグラフィックをオンラインでリアルタイムに作成、編集、配信できます。フローチャート、ワイヤフレーム、ネットワーク図、組織図などを作成する様々なテンプレートも用意されています。
Snappa

価格:無料〜
Snappaは、シンプルなドラッグアンドドロップによってインフォグラフィックが作成できます。また、最適化されたテンプレートを使用するため、デザインに自信がない使用者も使いやすいです。また、数千のフリー写真へアクセスすることができます。
Animaker

価格:無料〜
Animakerは、ビデオインフォグラフィックの作成専用のツールです。動きのあるインフォグラフィックの作成が他のソフトにくらべて極めて容易です。静的なインフォグラフィックに飽きてしまった場合は、Animakerをオススメします。既存のチャート、アイコン、マップなどのリソースを利用することで、より面白くわかりやすいインフォグラフィックの作成が可能です。
Vizualize.me

価格:無料〜
Vizualize.meは、インフォグラフィックを利用した履歴書の作成が可能です。他の人も例も確認しながら、シンプルでありながら魅力的な履歴書を作成できます。たとえば、WEBの中で紹介する個人情報など、必要に応じて使い分けると良いと思います。
Easel.ly

価格:無料〜
Easel.lyは、カスタマイズが容易です。さまざまなフォント、色、テキストスタイル、サイズなどで、美しいデザインのテキストにカスタマイズすることができます。無料のオプションとして60個の画像と10個のフォントが含まれています。
Adioma

価格:月額 39ドル〜
Adiomaは、タイムライン、グリッド、サイクル、チャートなどさまざまなテンプレートが用意されています。テキストを中心に構築しながら、適宜情報を追加・削除しながら作り込んでいきます。また、同じデータを異なるインフォグラフィック形式でみるとどのようになるか比較できる機能もあります。
Biteable

価格:無料〜
Biteableは、ビデオインフォグラフィックツールです。これは、他にはない特徴です。Biteableは、Facebook、YouTube、Twitterなどに投稿することができる高品質のインフォグラフィック映像を無料で作成できます。また、既存のデザインとシーンを自由に組み合わせることで、Biteableは入門レベルに十分使いこなすことができます。
MURAL

価格:月額12ドル〜
MURALは、チームメンバーと共有して使うことができるインフォグラフィックツールです。プロジェクトの進捗状況をインタラクティブなリアルタイムツールで管理できます。チームが画像などによってアイデアを出し、効率的な政策が可能です。作成チーム全体で共同作業と共有が必要な時は、MURALが最適なツールといえます。
4.まとめ
今回は、様々なプレゼンシチュエーションで活躍するインフォグラフィックツール18選を紹介しました。
日本語化されたサイトもあれば、英語のみのサイトもあるかと思います。しかし、フォントは日本語が使えますのでいろいろと試してもらうと、表現の幅が格段に広がると思います。
いいプレゼンをして、仕事をゲット!しましょう!
最後に
いままで、イラストレーターとフォトショップを駆使して作っていたプレゼン資料も、こうしたツールを使うことで作業を大幅に短縮することができるようになってきました。その分、本業のこと(私で言えば設計)に時間を費やせるようになります!これって、すごい良いことですよね。皆さんも、最適で使いやすいインフォグラフィックツールを見つけてみてくださいね。