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建築設計事務所 コープ・ヒンメルブラウを知ろう! ガソメーターなど

建築設計事務所 コープ・ヒンメルブラウは、オーストリアを拠点にした建築設計事務所です。

本記事の内容

本記事では、建築設計事務所 コープ・ヒンメルブラウの略歴、代表作、書籍を紹介したいと思います。建築設計事務所 コープ・ヒンメルブラウは、脱構築建築を代表する建築家です。ヴォルフ・プリックス、ヘルムート・シュヴィツィンスキー、マイケル・ホルツァーによって1968年に設立されました。現在は、ヴォルフ・プリックスが率いており、世界中でプロジェクトが進行中です。

目次

  1. 建築設計事務所 コープ・ヒンメルブラウの略歴
  2. 建築設計事務所 コープ・ヒンメルブラウの代表作 紹介
    • 1994 フローニンゲン美術館
    • 2001 ガソメーター
    • 2006 BMWヴェルト
  3. 建築設計事務所 コープ・ヒンメルブラウの書籍 紹介
  4. まとめ

1.建築設計事務所 コープ・ヒンメルブラウの略歴

建築設計事務所 コープ・ヒンメルブラウは、ヴォルフ・プリックス(1942年生まれ)、ヘルムート・シュヴィツィンスキー(1944年生まれ)、マイケル・ホルツァーによって1968年に設立されました。オーストリアを拠点とした建築設計事務所です。

ヴォルフ・プリックスは1942年にオーストリアのウィーンに生まれました。ウィーン工科大学、南カルフォルニア建築大学、AAスクールで建築を学んでいます。また、ヘムルート・シュヴィツィンスキーもウィーン工科大学とAAスクールで建築を学んでいます。

ヒンメルブラウはドイツ語で「青い空」であり、脱構築主義建築の建築事務所として知られています。

1988年のニューヨーク近代美術館で開催されたフィリップ・ジョンソンの『脱構築主義者の建築』で、ピーター・アイゼンマン、ザハ・ハディッド、フランク・ゲーリー、ダニエル・リベスキンドなどと一緒に展示され、世界的に有名となりました。

マイケル・ホルツァーが1971年にチームを去り、2006年にヘムルート・シュヴィツィンスキーがオフィスから引退した後、ヴォルフ・プリックスがデザインプリンシパルとしてスタジオを率いています。

コープ・ヒンメルブラウの最も有名なプロジェクトには、ウィーンの屋上改造ファルケシュトラーセ(1988)、フランスのムラン=セナール市のマスタープラン、オランダのフローニンゲン美術館の東館(1994)にあるグローニンガー博物館、BMWヴェルト(2007)、オーストリア、ハインブルクのマーティン・ルター教会(2011)、釜山の釜山シネマセンター(2011)、中国の大連国際会議センター(2012)、デンマークのオールボーの音楽院(2014)、フランスのリヨンにある合流美術館(2014)、ドイツのフランクフルトアムマインにある欧州中央銀行の新しい本部(2014)などがあります。

また、ウィーンでの主要プロジェクトとして、ガスメーターのリノベーション・アパートメントがあります。

コープ・ヒンメルブラウは、現在も世界中でプロジェクトを行っています。

2.建築設計事務所 コープ・ヒンメルブラウ代表作 紹介

1994 フローニンゲン美術館

フローニンゲン美術館は、オランダのフローニンゲン市にある美術館です。フローニンゲン美術館は1874年に設立され、1894年にプレディウッシンゲルに独自の建物をオープンさせました。現在のポストモダン建築は、建築家フィリップ・スタルク、アレッサンドロ・メンディーニ、コープ・ヒメルブラウによって個別に設計された3つの建物で構成されています。

フィリップスタルクの設計は銀の円筒形の建物、アレッサンドロ・メンディーニは黄色の塔、コープヒメルブラウは淡いブルーです。この未来的でカラフルなスタイルは、メンフィスグループのイタリアのポストモダンデザインを反映しています。

特に、メンフィスグループのの元メンバーで、家具や工業デザインで有名なメンディーニは、1990年に博物館のディレクターであるフランハックスから新しい博物館の設計を依頼されました。フランハックスは非建築家に概念研究を作成させ、例えばアメリカ人アーティストのフランク・ステラは、パビリオンのひとつを設計するようにアプローチされています。

フランク・ステラの計画はテフロンで構築された新しい構造を要求し、あまりに高価になることがわかりその後、コープ・ヒンメルブラウが指名されたという経緯がありました。

新しい博物館の強力な支持者であるアルダーマン・イプケ・ギエテマは、厳しい反対にもかかわらず、現在の場所に博物館設置を押し進め、抗議者たちは高等裁判所を介して1年間建設を中止を要求するなど激しいやりとりがったそうです。

反対者たちは物議を醸す奇妙で風変わりな構造物が家の近くにあると、今後に自分の家が売れないのではないかと恐れていましが、すぐに博物館は人気の施設となりました。

そうそうたる建築家の共演とも言えます。

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2001 ガソメーター

ガソメーターは、1896年から1899年にウィーンのガスメルク地区に建設されましたガスコンテナです。このコンテナーは、英国企業のInter Continental Gas Association(ICGA)によって提供されていた都市ガスをウィーンに供給するために使用されました。1978年に、保護された歴史的建造物に指定されました。

ガスメーターは、都市ガスから天然ガスへの転換により1984年に廃止されました。ウィーンは歴史的建造物の活性化に着手し、1995年に構造物の新しい使用のためのアイデアを求めるコンペを行いました。

建築家ジャンヌーベル(ガスメーターA)、コープ・ヒンメルブラウ(ガスメーターB)、マンフレッド・ウェドルン(ガスメーターC)、ウィルヘルム・ホルツバウアー(ガスメーターD)によるデザインが、1999年から2001年の間に完成しました。

各ガスメーターは、生活のためにいくつかのゾーンに分割され、最上階のアパート、仕事(中階のオフィス)、娯楽とショッピング(1階のショッピングモール)、各ガスメーターのショッピングモールのレベルは、スカイブリッジによって他のレベルに接続されています。また歴史的な外壁は保存されています。

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2006 BMWヴェルト

BMWヴェルト(BMWワールド)は、ミュンヘンのアムリーゼンフェルト地区のオリンピック公園に隣接し、BMW本社と工場のすぐ近くにある博物館、イベント会場です。

2001年にBMWは国際的な建築デザインコンペティションを主催しました。 27の設計事務所がコンテストに参加し、そのうち4つが賞を受賞しました。2つの設計事務所が最優秀賞となり、再度設計フェーズをへてコープ・ヒンメルブラウに決定し、2003年8月から2007年夏にかけて建設されました。

800 kWの太陽光発電所を屋上に設計したこの建物は、「展示ホールのような退屈さはなく、コミュニケーションセンターであり、インテリジェンスを滋養する場所」でもあるそうです。

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現存せず

3.建築設計事務所 コープ・ヒンメルブラウの書籍 紹介

Coop Himmelblau: Complete Works 1968-2010

またまたタッシェンの本です。内容も写真も自信を持っておすすめできる一冊です。

4.まとめ

建築家 コープ・ヒンメルブラウは、脱構築建築を代表する建築家のひとりです。複数の建築家によって構築されたガソメーターは、コープヒンメルブラウの作品の中でも、住宅作品として秀逸で住んでみたくなる空間です。オーストリアに行ったら、是非ともみに行ってみてください。

注意説明 公共建築以外の場所の特定は行っていません。個人の所有物である住宅は、場所の特定をしないように配慮しております。ご了承くださいませ。

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