本記事の内容
本記事では、中古マンションを購入したい人向けに、資金計画から購入までのすべての流れについて把握することで、より良い物件を適正価格で、納得して購入する方法について解説したいとおもいます。
ーーー題して、『中古マンション購入完全ガイド』です。ーーー
中古マンション購入完全ガイド(9)では、『中古物件探しの方法』について解説したいと思います。良い中古物件に出会うには、いろいろなアンテナを張っている必要があります。
中古マンション購入完全ガイド
- (1)購入の流れ・全体像を把握しよう
- (2)購入時の諸費用のすべてを知ろう
- (3)購入相場を見極める方法
- (4)購入のための資金計画をしよう
- (5)購入資金1000万円を貯める方法
- (6)住宅ローンの計画を立てよう
- (7)銀行の住宅ローン7選 を徹底比較します
- (8)フラット35 を徹底比較します
- (9)中古マンションの<物件探し>の方法 ←今回はココ
- (10)おすすめのデザインリフォーム済マンション販売会社
- (11)中古マンションの資産価値チェックを必ずしよう
- (12)物件の内覧・内見ポイントを教えます(チェックリストあり)
- (13)中古投資マンションの選び方
- (14)災害に強いマンションの選び方
- (15)地震・火災保険の選び方
- (16)火災保険を見積比較でシミュレーションしよう
- (17)契約・決済の手順をまとめます
- (18)マンション購入後の税金について解説します
- (19)住宅ローン減税制度を利用しよう
- (20)引っ越しに役立つタスクリスト・備忘録一覧(チェックリストあり)
- (21)引越し一括見積りで引越し料金を半額にするトーク術
- (22)購入後に資産価値を維持するマンション・メンテナンスの方法
目次
- 中古マンション物件を探す方法は3つです
- (その1)中古マンションを不動産総合サイトで探す
- (その2)大手不動産会社が独自に持っている中古マンションを探す
- (その3)デザイン・リノベーション済の中古マンション物件を探す
- まとめ
中古マンション物件を探す方法は3つです
中古マンション物件をどうやって探せば良いか?
基本的には3つの方法があります
1つ目は、不動産さん総合サイトから探すことです。
不動産総合サイトとは、きっと皆さんがインターネットで検索しているときに知らず知らずのうちに検索しているものであると思います。
大きくは、SUUMO(スーモ)、HOMES(ホームズ)、Athome(アットホーム)が有名ですね!
実際に住宅検索してみると、同じ物件が出てくることがわかると思います。
こうした情報サイトにある中古マンション物件はほとんど同じです。
なぜかと言うと、こうしたサイトは、不動産屋がアクセスできる独自の物件データベースから同じ情報を持ってきているからです。
2つ目は、大手不動産会社が独自に持っている中古マンションを探すことです。
これは、不動産会社のサイトだけに掲載されている場合も多くあります。
こうした物件を見つけるには、不動産会社のサイトに登録して、メルマガなどの情報から新しい物件をチェックしていく必要があります。
あるいは、気にい行った不動産会社がある場合は、そこに「掘り出し物」や「リノベーション済み物件」などの情報を依頼しておくのも良いと思います。
3つ目は、デザイン・リノベーション済の中古マンション物件を探すことです。
これは、リノベーション専門業者のサイトを見るのが良いと思います。自分のデザイン・テイストに合ったものが良いですね。
(その1)中古マンションを不動産総合サイトで探す
大手の不動産サイトといえば、以下の3つです。
SUUMO(スーモ)、HOMES(ホームズ)、Athome(アットホーム)です。
皆さんも聞いたことがあるかと思います。まずは、ここから相場などをチェックするのをお勧めします。
SUUMO(スーモ)
スーモとは、リクルートが運営する不動産情報サイトです。この緑色のマスコットキャラクターは有名ですよね。
HOME’S(ホームズ)
株式会社ライフルホームズ(LIFULL HOME’S)が取り扱う総合的不動産サイトです。株式会社ライフルホームズは、この不動産情報サービスを専門で行う会社です。
Athome(アットホーム)
アットホーム株式会社が取り扱う不動産情報サービスです。アットホーム株式会社は、不動産会社間の情報流通サービスも実施していますね。
Athomeは、消費者向け不動産情報サービスとなります。
先ほど述べたように、上記の3サイトの情報は重なっていますので、一般的な市場に出ている中古マンション物件に関しては、これ以上探す必要ありません。
この中でも私のおすすめは、SUUMOです。
SUUMOは、比較的情報の更新が早く新しい物件が掲載されて、すでに売れてしまった古い物件は削除されます。
物件は大量にありますので、この情報管理は小さな不動産屋さんでは大変ですよね。
人海戦術が行える大手の不動産サイトが有利なのがよく分かります。
そこをしっかり利用して、まずは大手サイトの中古マンション情報を押さえておきましょう。
(その2)中古マンションを大手不動産会社が独自に持っている物件を探す
あとは、中古マンションを取り扱う不動産会社のサイトをチェックする必要があります。
大手不動産の3大巨頭といえば、野村不動産のノムコム、三井不動産の「三井のリハウス」、三菱地所の「三菱地所の住まいリレー」です。
ノムコム
野村不動産の中古マンション検索サイトです。物件を検索してみると、野村不動産以外も出てきますが、大手不動産業者のサイト独自のもあります。
三井のリハウス
三井不動産の中古マンション検索サイトです。こちらは、マンションライブラリーとしてブランド・マンションも検索しやすくなっています。
三菱地所の住まいリレー
三菱地所の中古マンション検索サイトです。
ここでは、主に三菱地所の物件を扱っているので、高級マンションも含めて最新情報を得ることができます。
(その3)デザイン・リノベーション済の中古マンション物件を探す
あとは、デザインリノベーション済みの中古マンションを探してみるのも良いと思います。
これは、リノベーション会社はたくさんありますので、自分のデザインテイストに合ったものに出会えると最高です。
その中でも、いくつか大手の会社があります。
最近特に人気なのは、「グローバル・ベイズ」と「ひかリノベ」ですね。
大手のリノベーション会社は扱っている物件多いのでおすすめです。
こちらも、気に入った物件があったらとにかく、いろいろとみてみると良いと思います。
物件を見る目を養うことが重要なので!
グローバル・ベイズ
グローバル・ベイズは、「リノベーション済物件」と「ワンストップ(物件探し、リノベ、設計施工)」の両方を取り扱っています。
グローバル・ベイズは、リノベーション済物件がみられるのがとても大きいですね。
最近、大阪ガス株式会社がグローバルベイス株式会社の株式を取得して、子会社にしました。
グローバルベイス社はDaigasグループの一員となっていますので、その点でも安心ですね。
ひかリノベ
ひかリノベは「ワンストップ(物件探し、リノベ、設計施工)」と「既存住宅のリノベーション」を取り扱っています。
ひかリノベはショールームがあってそこでリノベ後のイメージを体感できます。
これもいいですね。
また、ひかリノベは既存住宅のリノベーションに力を入れています。
「住んでいる家のリノベーション」「新築建て売りを買ってリフォーム」「リノベーション済みをさらにリフォーム」と、サービスが充実しています。
まとめ
中古マンション購入完全ガイド(9)では、『中古物件探しの方法』について解説しました。
良い中古物件に出会うには、いろいろなアンテナを張っている必要があります。とは言っても、方法は基本的には3つです。
- 中古市場全体を見られる総合サイトのチェック
- 大手不動産会社独自の物件チェック
- リノベーション会社のサイトチェック
しっかりと登録して、メルマガなどの最新情報をチェックして、素早く内見を入れて、物件チェックをたくさんするのが良いと思います。
とにかく、物件を見る目が養うことが大事です!
本記事では私の実体験も含めて書きますので、すべての記事を読み通すことで、中古マンションの購入プロセスが頭の中でしっかりとシュミレーションできるようになると思います。
ぜひ通してお読みください。