本記事の内容
本記事では、中古マンションを購入したい人向けに、資金計画から購入までのすべての流れについて把握することで、より良い物件を適正価格で、納得して購入する方法について解説したいとおもいます。
ーーー題して、『中古マンション購入完全ガイド』です。ーーー
中古マンション購入完全ガイド(16)では、『地震・火災保険』の見積もりをとって比較する方法について解説します。複数の見積もりをとるのは必須です。住宅購入は色々とお金がかかるので、節約できるところはしっかりと節約しましょう!
中古マンション購入完全ガイド一覧
- (1)購入の流れ・全体像を把握しよう
- (2)購入時の諸費用のすべてを知ろう
- (3)購入相場を見極める方法
- (4)購入のための資金計画をしよう
- (5)購入資金1000万円を貯める方法
- (6)住宅ローンの計画を立てよう
- (7)銀行の住宅ローン7選 を徹底比較します
- (8)フラット35 を徹底比較します
- (9)中古マンションの<物件探し>の方法
- (10)おすすめのデザインリフォーム済マンション販売会社
- (11)中古マンションの資産価値チェックを必ずしよう
- (12)物件の内覧・内見ポイントを教えます(チェックリストあり)
- (13)中古投資マンションの選び方
- (14)災害に強いマンションの選び方
- (15)地震・火災保険の選び方
- (16)火災保険を見積比較でシミュレーションしよう ←今回はココ
- (17)契約・決済の手順をまとめます
- (18)マンション購入後の税金について解説します
- (19)住宅ローン減税制度を利用しよう
- (20)引っ越しに役立つタスクリスト・備忘録一覧(チェックリストあり)
- (21)引越し一括見積りで引越し料金を半額にするトーク術
- (22)購入後に資産価値を維持するマンション・メンテナンスの方法
本記事の目次
火災保険で考えるべき基本事項
前回の記事では、火災保険で考えるべき基本事項について解説しました。
まとめると、以下のとおりです。
- 火災保険の基本1:保険の対象 →建物と家財をどうするか?
- 火災保険の基本2:補償範囲 →水災、風災を入れるか?
- 火災保険の基本3:適切な保険金額 →もう一度建てられる金額が基本
- 火災保険の基本4:保険期間 →住宅ローンがあれば10年
- 火災保険の基本5:地震保険 →基本は付加しましょう!
火災保険には、とにかくたくさんの種類があります。
保険会社の特徴はあるのですが、各サイトを見ても自分の保険会社に都合の良いことばかりしか書いていないので、やはり比較が必要です。
実際に見積もりした保険内容で複数の保険商品比較して見るのが一番です。
一度やってみると、どれぐらいの金額になるのか見当がつくので、その後に他の記事やウェブサイトを読んでもよくわかるようになるとと思います。
10社以上の保険会社から比較すると、これ以上の比較見当はいらないのでそこから決めると良いです。
私も実際に見積もりしてみましたが、なんと保険会社によって3−4万円も違うのです。
入力項目が比較的わかりやすいこちらがやりやすいと思います。
詳しい方法は以下のとおりです。
見積もり比較でシミュレーションする方法
まず、スタートボタンを押します。
次に、建物について選びます。
左の「新しく購入する物件」をクリックします。
都道府県と市区郡をえらびます。
次に、建物の構造を選びます。
分譲マンションであれば、階数によって種類を選んだのちに「鉄骨(鉄筋)コンクリート造」を選びましょう!
多くの分譲マンションは、ホームセキュリティは導入しているかと思います。また、オール電化の場合はこちらにチェックしましょう!
オール電化は、火災のリスク低いので、保険料が安くなります。
ここで、占有面積を入れましょう。
注意書にありますが、わからない場合は大体の広さでもOKです。正確には、登記簿謄本にある占有面積を入力します。
広告などで使われる面積とは違うので、注意が必要です。
こちらは、竣工年月日を入力しましょう。
補償開始日です。これは、実際には補償開始日が引き渡し日に間に合うようにしないといけないのですが、とりあえずは希望日時を入れておきましょう!
保険期間は、10年にしましょう!
地震保険は、付加しておきましょう。あくまでも見積もりを比べたいので、ここでは付加しておくほうが良いでしょう!
耐震等級です。
頑丈であればあるほど、保険料は安くなります。もし、わかる場合は正確に入力しますが、ここでは通常の建築基準法を通過する「耐震等級1級」か、「わからない」にしておきましょう!
ここでは、以下の基準で入力しておくと良いでしょう!
マンションの場合の占有面積の広さ
占有面積 | 評価額 |
---|---|
30~40m2 | 300~400万円 |
40~50m2 | 400~500万円 |
50~60m2 | 500~600万円 |
60~70m2 | 600~700万円 |
70~80m2 | 700~800万円 |
80~90m2 | 800~900万円 |
90~100m2 | 900~1000万円 |
100~110m2 | 1000~1100万円 |
110~120m2 | 1100~1200万円 |
家財保険も「希望する」にしておきましょう!
家財保険金額は、以下に示した内容にしなくてもOKです。目安的に50-500万円ぐらいの間で、必要と思う分だけ設定しておきましょう。
世帯主の情報を入力していきます!
世帯主の住所などの情報を入力します。
これでOKです。
「見積もりを依頼する」をクリックします。
実際に上記の内容で見積りが作られます。
そこで比較してみると、かなり保険会社で見積額が違うのがわかると思います。
そうしたら、必要なものを差し引きしながら検討すると良いと思います。
是非とも、リーズナブルな値段で十分な保険内容が得られるように検討してみてください。
まとめ
中古マンション購入完全ガイド(16)では、『地震・火災保険』の見積もりをとって比較する方法について解説しました。
私も、3−4万円ほど安く契約できたので、比較しながらシミュレーションできて本当に良かったと思っています。こういうところをしっかりやると、意外と大きなお金が節約できますよ。
本記事では私の実体験も含めて書きますので、すべての記事を読み通すことで、中古マンションの購入プロセスが頭の中でしっかりとシュミレーションできるようになると思います。
ぜひ通してお読みください。
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