フランク・ロイド・ライトの建築で最も有名な住宅といえば、「落水荘」ではないでしょうか?
たぶん、写真を見れば
「ああーー、見たことあるなぁー」
と思う人も多いのではないかと思います。
落水荘は、フランク・ロイド・ライトによって1936年に設計されました。
フランク・ロイド・ライトは、日本の帝国ホテルの設計者ですね。
日本でも、いまだに最も人気にある建築家の一人です。
「落水荘」は、世界遺産リスト「フランク・ロイド・ライトの20世紀建築作品群」の構成資産となっています。
ペンシルベニア州のピッツバーグから南東に80キロメートルほどの場所にあり、予約すると内部の見学も可能です。
落水荘予約サイトから見学予約可能です。
というわけで、今回はフランク・ロイド・ライトの「落水荘」を知るための厳選書籍のご紹介です。
本記事の内容
本記事では、フランク・ロイド・ライトの「落水荘」を知るための厳選書籍を紹介します。「落水荘」は、そのロケーションとフランク・ロイド・ライトのプレーリースタイルを融合した素晴らしい建築です。見学ツアーがいいですよ。日曜にはブランチツアーもあります。グラスハウスも同様にさまざまに工夫したツアーが用意されていて、アメリカの建築ツアーの質の高さが分かります。見にいく前に十分に勉強してからいくと楽しめると思います。
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目次
1. 「落水荘」のすべて
フランク・ロイド・ライトの最高傑作「落水荘」を学ぶ上での必須本です。
『「落水荘」のすべて』と言うだけあって、様々な角度から論じられています。
行く前に目を通すと、見るべきポイントがよくわかると思います。
岩の上に建てるという発想はなぜ生まれたのか。一度は見ておきたいフランク・ロイド・ライトの最高傑作。いま解き明かされる建築と建築家の物語。「BOOK」データベースより
2. フランク・ロイド・ライト 最新建築ガイド
ライト入門書としても最適ですね。
全米各地にある、ライト建築が網羅されているので、ライトめぐりの旅に必携です。
私も、行く前に本書から場所や行き方などを確認しました。
インターネットも良いですが、本は色々書き込めるし思い出にもなります。
近年の新規公開や移築も含めた、一般に公開されている74の作品を紹介。巨匠の全貌をコンパクトに把握できる、ライト入門書としても最適の一冊。ライトめぐりの旅にも必携。移築や改修などを経て、新規に公開された建物を多数収録。ライトの建物が集中している6エリアのおすすめ見学コースを提案。所在地へのアクセスや見学ツアーの有無なども掲載。全米におけるライト作品の分布MAP付き。「BOOK」データベースより
3. 巨匠フランク・ロイド・ライト
こちらは、フランク・ロイド・ライトの作品集です。
92年という長い人生において、72年間の建築の設計を行っています。
すごいですね!
コンクリート、スチール、鉄筋コンクリート、金属シート、ガラス板、樹脂など、新しい素材に挑戦して、真似のできない新しいフォルムを生み出しました。
本作品集は、建築史における重要性に基づいて作品が選ばれています。
フランク・ロイド・ライトは南北戦争の終わりに生まれ、宇宙時代の幕開けにこの世を去った。92年に近い人生であった。ライトはこのうちの72年間、建築の設計に携わった。そして彼の才能と視野は建築家と一般の人びとの両方に同様に影響を与えてきた。ライトの建築家としての業績は20世紀の初めの工法と材料によってもたらされたものである。コンクリート、スチール、鉄筋コンクリート、金属シート、ガラス板、そして後には樹脂が使用できるようになった。これらのエレメントを利用して、ライトは過去のスタイルの模倣を脱出し、建築に新しい生命を吹き込む空間や形態を編み出し、建築をダイナミックで革新的な時代へと導いたのである。本書で取り上げた作品は、規模や建築費、優雅さなどで選ばれたものではない。作品の選考は建築史の年代における建物の重要性に基づいて行った。「BOOK」データベースより
4. 落水荘―GAトラベラー 003
建築専門誌であるGAの本ですね。
写真も文章も、そして図面もとても綺麗です。
トラベラー用なので、見やすくレイアウトされています!
英文併記なので、英語で落水荘を説明するときの参考になります。
今にも舞い上がらんばかりに拡げた翼のようなバルコニー、広々としたガラス面で作られた驚くべき形態、そして滝を真下にして住宅を建てるという斬新なコンセプト。「落水荘」を豊富な図版で紹介する。英文併記。「BOOK」データベースより
5. 上田義彦写真集 落水荘・タリアセン
こちらは、落水荘とタリアセンを、上田義彦が撮ったものです。
上田義彦は、「烏龍茶」のCMを作って世間的にも有名な写真家です。
上田義彦の美学によって切り取られた落水荘!
ディテールも全体像も、優しい光に包まれています。
上田義彦は自分で現像を行なっているそうです。
そんな手仕事の部分も、写真としてとても気に入っています。
20世紀建築の巨匠、フランク・ロイド・ライトの写真集。ライト住宅の最高傑作「落水荘」「タリアセン」のディテールとインテリアも詳細に掲載する。
最後に
如何でしたか?今回は、フランク・ロイド・ライトの「落水荘」を知るための厳選書籍を紹介しました。フランク・ロイド・ライト建築は日本にも、いくつか残っています。ぜひとも興味のある人見て行ってみましょう。私は、「自由学園明日館」も結構好きです。
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