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専門家おすすめ!フランス観光で絶対見るべき名所建築5選

フランスには、現代まで時代を経て受け継がれる多くの名建築があります。フランスに行ったら是非とも見ておきたい名所建築5選です。

本記事の内容

本記事では、フランス観光で絶対見るべき名所建築5選を紹介したいと思います。フランスは、世界でも有数の観光地で、年間9000万人以上の観光客を受け入れている、まさに観光立国です。そのため、建築、美術、料理など見て体験するものにあふれています。ここでは、特に建築の観点から見ておくべき名所5選を紹介したいと思います。

目次

  • フランス観光 1選:ロンシャンの教会(ル・コルビュジエ設計)
  • フランス観光 2選:別荘E1027(アイリーン・グレイ設計)
  • フランス観光 3選:アル=ケ=スナンの王立製塩所(クロード・ニコラ・ルドゥー設計)
  • フランス観光 4選:ラ:トゥーレット修道院(ル・コルビュジエ設計)
  • フランス観光 5選:ル・トロネ修道院
  • まとめ

首都の「パリ観光」はこちらに別記事「パリ観光で絶対見るべき名所建築10選」がありますので、よかったらご覧ください。

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フランス観光 1選:ロンシャンの教会(ル・コルビュジエ設計)

フランスのロンシャンにあるローマカトリックの礼拝堂です。 建築家ル・コルビュジエの後期の代表作です。1955年に竣工しました。

実際に礼拝堂としても機能している宗教建築であり、毎年80,000人の訪問者がいます。

以前の礼拝堂はは4世紀のキリスト教の礼拝堂でしたが、第二次世界大戦中に完全に破壊されました。ロンシャンの教会は、ノートルダム・デュオーを正式名として、ル・コルビュジエの後期スタイル、つまり表現主義的建築の代表作として一般的に考えられています。

2つの入り口、主祭壇、塔の下に3つの礼拝堂があるシンプルなデザインです。

建築家 ル・コルビュジエ

地図

フランス観光 2選:別荘E1027(アイリーン・グレイ設計)

E-1027は、フランスのロクブリュヌ・カップ・マルタンにあるモダニズムの別荘です。

1926年から29年にかけて、アイルランドの建築家兼家具デザイナーのアイリーン・グレイによって設計されました。

E-1027は、とても開放的であり、かつコンパクトな建築で、グレイの最初の主要な作品です。

床から天井までの窓と、客室へのらせん階段を備えたL字型のフラットルーフが特徴です。

建築と装飾の境界が不明瞭であり、居住者であるアイリーン・グレイのライフスタイルにとてもマッチしています。

この家の名前として特徴的な「E-1027」は、アイリーン・グレイとジャン・バドヴィッチのコードです。

「E」はアイリーン、「10」ジャン、「2」バドヴィッチ、「7」グレイを表しています。

残念ながら、グレイとバドヴィッチはこの家が完成した直後に別れたそうです。

フランス観光 別荘E1027(アイリーン・グレイ設計)
Photo: public domain

地図

フランス観光 3選:アル=ケ=スナンの王立製塩所(クロード・ニコラ・ルドゥー設計)

アル=ケ=スナンの王立製塩所(Royal Saltworks)は、フランス東部のドゥー県にある歴史的建造物です。

ブザンソンから約35キロです。当時の著名なパリの建築家であるクロード・ニコラ・ルドゥー(1736–1806)によって設計されました。

この作品は、初期の啓蒙主義プロジェクトの重要な例として有名で、合理的な幾何学とプロジェクト間の階層関係に従って建物を配置しています。

ユネスコは1982年に「サリーヌロワイヤル」を世界遺産のリストに追加しました。

現在、一般に公開されており、ルドゥー博物館しての展示も含まれています。

ブザンソンからブールカンブレスまでの列車は製塩所のすぐ隣を通過します。 Arc-et-Senansの駅は、サイトからわずか数十メートルです。

建築家 クロード・ニコラ・ルドゥー

地図

フランス観光 4選:ラ・トゥーレット修道院(ル・コルビュジエ設計)

ラ・トゥーレット修道院は、建築家ル・コルビュジエの代表作の一つです。

ドミニコ会の修道院で、フランスのリヨン近くの丘の中腹にあります。

設計は1953年5月に始まり、1961年に完成しました。ドミニコ会の建築委員会は、この修道院の主な任務を、特に近隣地域の住民の精神的な目覚めと考えました。

その結果、ラ・トゥーレット修道院はリヨンからわずか25 kmのエヴー・シュル・アルブレルに建設されました。

そのため、電車または車でアクセスしやすい場所にあります。

建築家 ル・コルビュジエ

地図

フランス観光 5選:ル・トロネ修道院

ル・トロネ修道院は、12世紀後半から13世紀初頭に建てられた旧シトー会修道院で、現在は博物館として復元されています。

フランス南東部、プロヴァンスのヴァール県にあります。

ル・トロネ修道院は、セナンク修道院とシルヴァカンヌと並んで、プロヴァンスにある3つのシトー会修道院の1つです。

これら3つを合わせて「プロヴァンスの三姉妹」として知られています。

トロネ修道院は、シトー会の精神性を保持した最も良い例の1つです。教会の音響も周到に考えられています。

地図

まとめ

今までに行ったことのある場所の中から、今後もフランス観光で訪れてみたい建築を選んでみました。修道院や教会など、宗教関連施設が多くなりました。機会があったら是非行ってみてください。

注意説明 公共建築以外の場所の特定は行っていません。個人の所有物である住宅は、場所の特定をしないように配慮しております。ご了承くださいませ。

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