個人的な話ですが、私はこのパブロ・ネルーダが好きなんです。
情熱と愛に満ちた詩がなんとも言えない高揚感を与えてくれます。
パブロ・ネルーダの家とイスラネグラの2軒の別荘はどれもチリの観光名所となっています!
いつか行ってみたいなぁ!
行ったら是非ともサイトを更新しますね!!
パブロ・ネルーダについて
パブロ・ネルーダは、1904年7月12日にチリで生まれました。
本名はリカルド・エリエセール・ネフタリ・レジェス・バソアルト(Ricardo Eliecer Neftalí Reyes Basoalto)です。
チリの国民的英雄であり詩人として知られています。
詩人であり、政治家ですね。
小さな頃の話はあまり知られていません。ここは、映画をみてみるのが良いかもしれませんね。
自伝映画があります。(以下参照)
1934年、外交官としてスペインに赴任します。
ここでスペイン内戦を目の当たりにして共産主義に接近し、人民戦線とスペイン共和国を支援します。
そう、バスク系のチリ人なのです。
1945年には上院議員に当選、同時にチリ共産党に入党します。
1948年にビデラ政権によって共産党が非合法化され、チリを追われます。
1962年にモスクワを来訪し、パキスタンの詩人ファイズ・アハマド・ファイズと出会います。
1970年の大統領選挙では、社会党のサルバドール・アジェンデが左派統一候補として立候補し当選します。
世界で初めて民主的な選挙によって社会主義政権が誕生しました。
ここでネルーダはアジェンデ政権から駐仏大使を任命されます。
そして、在任中の1971年にノーベル文学賞を受賞します!
ネルーダはガンに侵されていたため、1972年に大使を辞任しチリに帰国しました。
1973年9月11日、ピノチェト将軍率いる国軍がクーデターを起こしネルーダの家は徹底的に破壊されたそうです。
9月23日、危篤状態に陥ったため病院に搬送されたが到着が遅れ、病院に着いたときには既に死亡していたそうです。
「彼は病気で死に、クーデターで魂を殺された。彼は二度死んだのだ」と言われています。
代表作には、チリの自然の美しさをうたったものが多いです。
「女のからだ」
は有名です。
ガブリエル・ガルシア=マルケスは「どの言語の中でも20世紀の最高の詩人」と称えました。
妻に贈った詩「100の愛のソネット」が有名です。
こちらで見ることができます!
南米ではチェ・ゲバラと同様に英雄の一人となっています!
パブロ・ネルーダの映画 「ネルーダ 大いなる愛の逃亡者」
パブロ・ネルーダの映画があります。
こちらは、「NO」「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」で有名なパブロ・ラライン監督の作品です。
ノーベル文学賞詩人にしてチリの国民的英雄パブロ・ネルーダを主人公にして、政治犯として追われる身となった彼の逃亡劇を文学的切り口からユニークなタッチで描き出しています。
出演はネルーダ役にルイス・ニェッコ、彼を追跡する警官役にガエル・ガルシア・ベルナルです。
おすすめです。
1971年にノーベル文学賞を受賞したチリの国民的文学者で、国外逃亡を余儀なくされて生涯の大半を逃亡生活に費やしたパブロ・ネルーダのある1年に焦点をあてたサスペンス作品。第2次世界大戦が終結した後、世界が米ソによる冷戦の影響を大きく受けていた1948年、チリでは共産主義が迫害されていた。上院議員で共産党員のパブロ・ネルーダは共産党が非合法の扱いを受けているとの報告を受け、上院議会で政府を非難する。ネルーダを弾劾したビデラ大統領は警察官ペルショノーにネルーダの逮捕を命じ、ペルショノーとネルーダの追いつ追われつの日々がスタートする。その弾圧された生活からインスピレーションを受け、代表作となる詩集「大いなる歌」を生み出すこととなるネルーダ役を、チリで人気コメディアンとしても活躍するルイス・ニェッコが演じる。監督は「NO」「ジャッキー ファーストレディ 最後の使命」を手がけたチリ人監督のパブロ・ラライン。
目次 − パブロ・ネルーダの厳選書
ここでは、パブロ・ネルーダの厳選書【6選】について紹介します。
1. ネルーダ事件 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
- おすすめ度:★★★★
- 人 気 度:★★★
- マニアック度:★★★
あらすじ:南米チリで探偵をしているカジェタノはカフェで、この稼業を始めるきっかけとなった事件を思い出していた。それは1973年、アジェンデ大統領の樹立した社会主義政権が崩壊の危機を迎えていた時のことだった。キューバからチリにやって来たカジェタノは、革命の指導者でノーベル賞を受賞した国民的詩人ネルーダと出会い、ある医師を捜してほしいと依頼される。彼は捜索を始めるが、ネルーダの依頼には別の目的が隠されていた。メキシコ、キューバ、東ドイツ、ボリビアへと続く波瀾の調査行。チリの人気作家が放つ話題作。
2. ネルーダ詩集 (海外詩文庫)
- おすすめ度:★★★★★
- 人 気 度:★★★★★
- マニアック度:★★
あらすじ:1904年チリのパラル生まれ。 71年ノーベル文学賞受賞。 73年9月死去。 伝統詩、ヘルメス主義、シュールレアリスモ、プロパガンダなど多彩な主張とスタイルが混在する豊かでスケールの大きな作品群により、20世紀最大の詩人と評価されている。
3. パブロ・ネルーダ (新日本新書)
- おすすめ度:★★★
- 人 気 度:★★★
- マニアック度:★★★★
あらすじ:チリ革命を燃える思いでうたい、1973年軍事クーデターの渦中で倒れたネルーダ。愛と革命を結び、人民のたたかいの歌い手として人人を励ましつづけた詩人の生涯と作品世界を描き出す。
4. 大いなる歌 (ロス・クラシコス)
- おすすめ度:★★★★★
- 人 気 度:★★★★★
- マニアック度:★★
あらすじ:詩を読む(音読する)悦び、聴く楽しさ。詩(ことば)によって想像力が膨らむ愉しみ。20世紀スペイン語詩の巨人、ネルーダが謳う。アメリカ大陸の過去と現在をつなぐ、壮大なる叙事詩、待望の完訳成る!ホセ・ドノソ『夜のみだらな鳥』(水声社)に続く、ラテンアメリカ文学の金字塔。本年の海外文学出版における最大の注目作!
5. 二〇〇〇年
- おすすめ度:★★★★
- 人 気 度:★★★★
- マニアック度:★★★★★
あらすじ:重い病の床で、アジェンデ政権の危機と、増大する軍の力を感じながら、ネルーダはどれほど緊張した精神のドラマを生きていたか。病床のシーツの中で書かれ、イスラネグラのネルーダの家を訪れたロサーダ社オーナーの息子に本人から手渡された詩集。
6. マチュピチュの頂
- おすすめ度:★★★★★
- 人 気 度:★★★★★
- マニアック度:★
あらすじ:ゲリラ戦を闘うチェ・ゲバラは、夜になると兵士たちにネルーダの詩を読んでやるのをつねとしていた… お前たちの死せる口を通じて語ろうとわたしはやってきた 地上に散在する ありとあらゆる黙した唇を集めるのだ わたしの血管と口に来い わたしの言葉と血を通して さあ話すのだ ――山頂に登り、アメリカ大陸の過去を生きた人々、未来を生きる人々の声に耳を傾ける。
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