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専門家おすすめ!ポルトガル観光で絶対見るべき名所建築5選

ポルトガルの建築家といえば、アルヴァロ・シザとエドゥアルド・ソウト・デ・モウラです。リスボン万博 ポルトガル館の構造は特に衝撃的でした。

ポルトガルは江戸時代から日本との関わりも強かったので、美味しい料理と歴史と建物を堪能して欲しい場所です。

本記事の内容

本記事では、私が行ったことのある場所、これから行ってみたいの場所の中からポルトガル観光で絶対見ておきたい名所建築5選を紹介したいと思います。最初はリスボンとポルトを中心にアルヴァロ・シザとエドゥアルド・ソウト・デ・モウラの設計建築を回りつつ、徐々に足を伸ばしてみるのをおすすめします。あとは、海岸でのんびりですね。

目次

ポルトガル観光 1選:リスボン万博 ポルトガル館(アルヴァロ・シザ、エドゥアルド・ソウト・デ・モウラ設計)

リスボン万博は、1998年にポルトガルのリスボンで開催された万国博覧会です。

万博のテーマは「未来の遺産、海」であり、132日間で約1,100万人の入場客を動員した大規模イベントです。

このポルトガル館は、万博主催国であるポルトガルを代表するものであり、ポルトガルの有名な二人の建築家アルヴァロ・シザとエドゥアルド・ソウト・デ・モウラによって設計されました。

建物の入り口が大きなコンクリートのベールで覆われています。ワイヤーを利用して2つの主要な建物をつないでおり、まるで紙のシートを張っているかのようです。

すごい構造です。まさに圧巻です。

リスボンの港が世界に開いているように、広い都市空間を象徴しています。

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ポルトガル観光 2選:カーサ・ダ・ムジカ(レム・コールハース設計)

カーザ・ダ・ムシカは、ポルトガルのポルトにあるコンサートホールです。 建築家レム・コールハースによって設計されました。竣工は2005年です。

カーザ・ダ・ムシカのプロジェクトは国際建築コンペティションの結果、レム・コールハースが最優秀となり1999年に設計が開始されました。

敷地であった古い路面電車の終点駅の地面が再整備され、2005年にカーザ・ダ・ムシカがオープンしました。

この建築デザインは世界中で高く評価されました。

ニューヨーク・タイムズでは、「建築家レム・コールハースがこれまでに構築した中で最も魅力的なプロジェクト」と呼んでいます。

また、スペインのビルバオにあるグッゲンハイム美術館(フランク・ゲーリー設計)やウォルト・ディズニー・コンサートホールフランク・ゲーリー設計)やベルリン・フィル・ハーモニー・ホール(ハンス・シャロウン設計)と比較しても、もっとも重要な建築の一つとしています。

建物は、白色セメントで覆われた高さ9階の非対称多面体の形です。

建物は大理石の広大なオープンプラザの中央に立っており、正面の階段からアクセスします。

ボアヴィスタ通りを含む隣接する通りや、街の主要な公共スペースであるプラサ・ムージーニョデ・アルバカーキからも離れ、孤立した建築形態をもっていいます。

まるで打ち上げられた船の船体のようです。

また、オープンプラサにある高い記念碑や、半島戦争の英雄を新古典派建築と連続させることを意図に拒否しており、レム・コールハースの挑戦が非対称多面体に現れています。

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ポルトガル観光 3選:ポーラ・レゴ美術館(エドゥアルド・ソウト・デ・モウラ設計)

ポーラ・レゴは、1935年生まれのポルトガル出身の芸術家です。

ビジュアルアーティストとして、特に童話に基づいた絵画や版画で知られています。

ポーラ・レゴはロンドン大学のスレード美術学校で学び、ロンドンのナショナルギャラリーで最初のアーティスト・イン・レジデンスでした。彼女はロンドンを拠点に活動しています。

ポーラ・レゴのスタイルは油絵よりもパステルを好み抽象的なものから表現的なものまで含みます。また、彼女の作品はしばしばフェミニズムを反映しており、母国ポルトガルの民俗的なテーマが顕著です。

2009年に、建築家エドゥアルド・ソウト・デ・モウラによってポーラ・レゴ美術館が設計されました。二つの山のような形状と、レンガを使用しており、童話に基づいたレゴの作品に捧げられています。

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ポルトガル観光 4選:ポルト大学建築学部(アルヴァロ・シザ設計)

ポルト大学は、ポルトにある公立大学です。1911年に設立されました。

リスボン大学に次いで、ポルトガルで最も有名な大学の一つ大学であり、学生数も最大となっています。

ポルト大学建築学部は、卒業生でもあり建築学部の教授も務めるアルヴァロ・シザによって設計されました。

いくつかの白いヴォリュームが点在しており、またそれをまとめる学生食堂などがあります。

また、アルヴァロ・シザの大胆な開口部が特徴です。

会いたい建築家の一人です。

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ポルトガル観光 5選:オリエンテ駅設計(サンティアゴ・カラトラヴァ設計)

オリエンテ駅はポルトガルの主要な駅の1つでリスボンにあります。

この駅は、地下鉄リスボン駅、高速通勤電車、電車国際バスステーション、ショッピングセンター、警察署などを含む複合施設として設計されました。

サンティアゴ・カラトラバの設計で、ゴシック建築的な要素が鉛直性への影響として現れています。

トロントのブルックフィールド・プレイスにあるアレン・ランバート・ガレリアに似ています。

この駅の重要な機能として、駅と都市環境とのつながりが意識されました。

そのため、鉄道を空中に引き上げて、都市とテージョ川の間の物理的な障壁を取り除いています。

オリエンテ駅は、鉄筋コンクリートであり車道から19メートルほど高くなっています。

駅の一部はギャラリーとして開放され、地下アクセスを介してバスコ・ダ・ガマ・コマーシャルセンターとリスボン・メトロに接続されています。

建築現地ツアー

ポルトガルは北海道と青森県をあわせたぐらいの面積なので、がんばればかなりいろんなところを見にいけます。せっかくなので、ビーチでのんびりしつつ建築現地ツアーもおすすめです。

ポルトガル現地ツアー

現地行ってからでも、空いた時間を効率的に使うためにチェックしてみると良いと思います。

けっこういろいろなツアーがあるので、必要に応じて使ってみましょう。とにかく、移動時間が大幅に削減できる&美味しいものも食べられるのがいいのです。

リスボン現地ツアー

まとめ

ポルトガルは、やはり開放的な雰囲気があります。近代建築も、なにか土着的なものとの融合があり、スペインの建築とも影響しあっているように感じます。エドゥアルド・ソウト・デ・モウラは吉阪隆正に似た雰囲気を感じて、好きな建築家の一人です。

注意説明 公共建築以外の場所の特定は行っていません。個人の所有物である住宅は、場所の特定をしないように配慮しております。ご了承くださいませ。

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