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建築家 リチャード・ノイトラが執筆した必ず読むべき必須本【5選】

建築家 リチャード・ノイトラは、ウィーンで比較的裕福なユダヤ人家庭で生まれました。

ウィーンでは、なんと近代建築の先駆者であるアドルフ・ロース、オットー・ワーグナーの元で学んでいます。

建築家 アドルフ・ロースを知ろう! アメリカンバー/ロースハウスなど

建築家 オットー・ワーグナーを知ろう! 近代建築の黎明期を支えた建築家

その後、アメリカに移住しました。ノイトラは、フランク・ロイド・ライトのタリアセンで実務を学びました。

建築家 フランク・ロイド・ライト

建築家 フランク・ロイド・ライトを知ろう! 落水荘/旧帝国ホテルなど

その後、同じウィーン出身で、フランク・ロイド・ライトの元で働いていたルドルフ・シンドラーとカリフォルニア州に行きます。一時は、シンドラー邸で生活をします。

建築家 ルドルフ・シンドラーを知ろう! シンドラー自邸など

その後は、事務所を開いてル・コルビュジエに影響を受けたモダニズムの作品を多く残します。

建築家 ル・コルビュジエ

建築家 ル・コルビュジエを知ろう! サヴォア邸など

近代建築において最も重要なイベントともいえる1932年のニューヨーク近代美術館における「国際現代建築展」にも参加しています。

これは、フィリップ・ジョンソンが企画した展覧会です。この時フィリップ・ジョンソンが26歳、リチャード・ノイトラが40歳です。

年齢を見ると結構面白いですよねーー!

建築家 フィリップ・ジョンソン

建築家 フィリップ・ジョンソンを知ろう! 自邸・ガラスの家/AT&Tビルなど

その後、Arts & Architecture誌のケース・スタディ・ハウスにも参加します。

ノイトラは、建築芸術を景観と実用面に応用した建築を目指し、自然と調和した生活スタイルを提案します。

「健康住宅」としてのロヴェル邸は、そうしたノイトラの思想を体現したものです。

というわけで、今回はリチャード・ノイトラの執筆した本のご紹介です。

リチャード・ノイトラについて詳しくは以下の記事をご覧ください。

建築家 リチャード・ノイトラ

建築家 リチャード・ノイトラを知ろう! ロヴェル邸(健康住宅)など

学生
先生、「建築家 リチャード・ノイトラ」について知りたいのですが、どんな本が良いですか?教えてください!!
建築の先生
「建築家 リチャード・ノイトラ」を知るためには、やはり自伝である「Life and Shape」が良いですね!近代建築において、機能性、芸術性、快適性(実用性)を融合した独自の路線を目指していたのですよ。是非読んでみてくださいね!

本記事の内容

本記事では、リチャード・ノイトラの思考と設計へプロセスを理解するために重要な書籍【5選】を紹介します。リチャード・ノイトラは、建築について環境と対立するのではなく、うまく調和するにはどうすれば良いかを生涯をかけて追求していきます。そして、建築家を「人間を自然と調和させる者」として定義しています。リチャード・ノイトラにとって建築は、「人間が自然と調和して健康を取り戻す道具」であったのです!ここでは、リチャード・ノイトラの代表作を通じて、建築理念の全体像が見渡せる書籍を選んでみました。

目次

  1. Life and Shape(リチャード・ノイトラ 著)
  2. GA No.8/砂漠の家1946・トレメイン邸1948 (リチャード・ノイトラ 著)
  3. Neutra: Complete Works/Taschen 25(リチャード・ノイトラ 著)
  4. Richard Neutra: 1892 – 1970: Survival through Design/Taschens Basic Architecture(バーバラ・ランプレヒト  著)
  5. Case Study Houses: 1945-1966: the California Impetus/Basic Art Series 2.0リチャード・ノイトラ/NBS-J(エリザベス・スミス 著)

1. Life and Shape(リチャード・ノイトラ 著)

この本は、1962年に出版されたのリチャード・ノイトラの自伝です。

ここでは、リチャード・ノイトラのより軽く、よりリラックスした建築のアプローチがよくわります。

また、リチャード・ノイトラが経験した第一次世界大戦でのオーストリア将校としての戦争、オットー・ワーグナー、アドルフ・ロース、エリック・メンデルゾーン、ルイス・サリバン、フランク・ロイド・ライトなどの仕事へも言及しています。

内容としては、ヨーロッパとアメリカの両方でのニュートラの生活の記述が多いです。有名なロヴェル邸(1929)への記述もあり、ニュートラの考え方と生き方がよくわかります。

自伝は面白いですね。

Since he followed it all of his life, Richard Neutra (1892-1970) must have relished the maxim of the Greek philosopher Socrates: “The unexamined life is not worth living.” In his books, articles, lectures, correspondence, and even casual conversations, Neutra constantly examined, not only his own life, but the lives of others – present and past – and the human and natural world they inhabited. Nowhere was this truer than in his autobiography “Life and Shape”, first published in 1962, which now, after years of being out of print, has again happily come back to life. As opposed to “Survival Through Design” (1954), his superb collection of densely philosophical essays, Neutra took a different tack in “Life and Shape”, following a lighter and more deliberately relaxed approach. It was as if the usually serious and intense Neutra was giving himself permission to reveal his richly ironic sense of humor and to probe areas in his personal experience which he had not examined as closely before. These included hitherto unrecorded memories of his parents, siblings, and his childhood and education in imperial Vienna, his numbing experiences as an Austrian artillery officer in World War I, and the beginnings of his architectural consciousness in his response to the work of Otto Wagner, Adolf Loos, Erich Mendelsohn, Louis Sullivan, and Frank Lloyd Wright. As in the autobiographies of Sullivan and Wright, “Life and Shape” concentrates on Neutra’s earlier years, both in Europe and America. While he naturally recounts his memories of such well-known commissions as the Lovell Health House (1929), his own Van der Leeuv Research House (1933) and the von Sternberg House (1935), he also muses on such less famous buildings as the small, and now virtually forgotten, Mosk House (1933). “Life and Shape” also confirms Neutra’s obsession with the passage of time and his firm resolution never to waste it.

2. GA No.8/砂漠の家1946・トレメイン邸1948 (リチャード・ノイトラ 著)

こちらは、GAシリーズの一冊です。

数少ない日本語の書籍なので、良い中古があればおすすめです!

3. Neutra: Complete Works/Taschen 25(リチャード・ノイトラ 著)

リチャード・ノイトラはウィーン出身で、カリフォルニアという良い気候と豊かな風景の中で、洗練されたモダンなスタイルを追求していきます。

この本では、ニュートラのすべての作品(約300の個人の家、学校、公共の建物)が集められています。

まさに書名通り、「コンプリート・ワークス」です。

1,000を超える写真が収められているので、イメージ的にも建築を想像しやすい構成となっています。

Originally from Vienna, Richard Neutra came to America early in his career, settling in California. His influence on postwar architecture is undisputed, the sunny climate and rich landscape being particularly suited to his cool, sleek modern style. Neutra had a keen appreciation for the relationship between people and nature; his trademark plate glass walls and ceilings which turn into deep overhangs have the effect of connecting the indoors with the outdoors. His ability to incorporate technology, aesthetics, science, and nature into his designs brought him to the forefront of Modernist architecture. In this volume, all of Neutra’s works (nearly 300 private homes, schools, and public buildings) are gathered together, illustrated by over 1,000 photographs, including those of Julius Shulman and other prominent photographers.

4. Richard Neutra: 1892 – 1970: Survival through Design/Taschens Basic Architecture(バーバラ・ランプレヒト  著)

こちらは私の好きなタッシェンのシリーズです。コストパフォーマンスが最高です。

リチャード・ノイトラの建築は、この本の写真にもあるようにモダニズムと自然の調和が見られます。

カリフォルニアの太陽となめらかな建物の表面のコントラストが絶妙です。

太平洋とサンタモニカ山地の景色を望むロヴェル邸では、建築と環境との親和性を示しました。カウフマン邸、ネスビット邸などの後のプロジェクトでは、芸術性、風景の取り込み、生活の快適さを追求しています。

ノイトラは、クライアントの正確なニーズを知るために、詳細なアンケート実施しています。この辺は取り入れてみたいなと思います。

日本語のシリーズもあります。

About the series Born back in 1985, the Basic Art Series has evolved into the best-selling art book collection ever published. Each book in TASCHEN’s Basic Architecture series features: an introduction to the life and work of the architect the major works in chronological order information about the clients, architectural preconditions as well as construction problems and resolutions a list of all the selected works and a map indicating the locations of the best and most famous buildings approximately 120 illustrations (photographs, sketches, drafts, and plans)

5. Case Study Houses: 1945-1966: the California Impetus/Basic Art Series 2.0(エリザベス・スミス 著)

こちらは、ケーススタディ・ハウス・プログラム(1945–1966)の本です。

ケーススタディ・ハウス・プログラムは、アメリカ建築の歴史の中でもかなりユニークなイベントといえます。

アーツ・アンド・アーキテクチュア誌が後援していて、当初は平均的な収入を持つアメリカ人が簡単に複製でき、手頃な価格建てることができる建築を目指しました。

なかなか思い通りには行かなかったのですが。。。

ケース・スタディ・ハウスは、ロサンゼルス地域に多くあって、リチャード・ノイトラ、ラファエル・ソリアーノ、クレイグ・エルウッド、チャールズ&レイ・イームズ、ピエール・コーニグ、エーロ・サーリネンなどが参加しました。

建築家 クレイグ・エルウッドを知ろう!Case Study House 17B(Hoffman House)など

建築家 エーロ・サーリネン

建築家 エーロ・サーリネンを知ろう! MITチャペル/TWAターミナルなど

建築家 チャールズ&レイ・イームズ

建築家 チャールズ&レイ・イームズを知ろう! イームズ邸など

凄い面子ですね。

この本では、150を超える写真と取り壊されたサイトを含むすべてのケース・スタディ・ハウスの地図が含まれています。

The Case Study House program (1945–1966) was a unique event in the history of American architecture. Sponsored by Arts & Architecture magazine, the program sought to respond to the postwar building boom with prototype modern homes that could be both easily replicated and readily affordable to the average American. Concentrated on the Los Angeles area, the Case Study Houses included 36 model homes commissioned from such major architects of the day as Richard Neutra, Raphael Soriano, Craig Ellwood, Charles and Ray Eames, Pierre Koenig, Eero Saarinen, A. Quincy Jones, and Ralph Rapson. Their criteria included “using, as far as is practicable, many war-born techniques and materials best suited to the expression of man’s life in the modern world.” The results of the program would redefine the modern home and extend influence not only across the United States but around the world. This compact guide includes all of the Case Study Houses with over 150 photos and plans, as well as a map showing locations of all sites, including those that no longer exist.

最後に

如何でしたか?今回は「建築家リチャード・ノイトラ」をよく知るために、リチャード・ノイトラ自身が執筆した本【5選】をご紹介しました。リチャード・ノイトラは自然と建築の調和を生涯をわたって追求しました。その視点は今にも通じます。興味のある人は是非とも、いざロサンゼルスに行ってみましょう!

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